F+S Flash
(Vol.24)

   

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第22弾】
  藤田 智子/夢工房、菅原 俊也/eVS、木下 憲二/ホテル日航東京
【経営とIT/「3分間要約」】  <寄稿> 戸塚 泰/メディア総合研究所
  しっかりとした要約が出来ればコミュニケーションもミスが減りますね
【経営とIT/「鬼平犯科帳」に学ぶ人材マネジメント学】 <寄稿>
  BSC導入と、経営品質向上への考察  高橋 義郎/日本フィリップス
【セミナー紹介/日本情報システム・ユーザー協会】
  セミナー等各種イベント(12月)のご紹介
【人材募集】
  コマツソフト、日本カルチャーソフト、SSJ、メイソンシステム、
  JSS、ソフティ、システムズ
【F+S Forum/クリスマスパーティー開催(12/12)】<<<前割チケット販売中>>>
  2001年大忘年会+第60回記念+クリスマスパーティー開催のご案内
【F+S Forum/開催日程】
  東京:【第60回】 12月12日(水)19:00〜
  大阪:【第15回】 11月29日(木)19:00〜
  福岡:【第 3回】 11月30日(金)19:00〜
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第22弾】

1)藤田 智子/夢工房

 そういえば、仕事の話はしたことがありません。
 興味深い内容に現在は関わっておられるので
 先回のタツベー杯で同じパーティーだった時についお願いしてしまいました。
 <影の声:藤田さんって、毎回お米を持って帰る女性、でしょ?>

 <ご本人からの一言>  zaitaku3@zaitaku-work.com

 みなさん、こんにちは (株)夢工房の藤田智子です。
 もうすでに大阪の例会に何度かあつかましくも参加させて頂いてます。
 (一部の方には「たつべ-杯」で栄えあるXーXー賞の座を
 キ−プしております、と申しあげた方がわかりやすいと存じますが・・)
 今回自己紹介の機会を頂戴しましたので、あらためてご挨拶させて頂きます。
 
 私、藤田智子は神戸生れの神戸育ち、生粋の神戸弁を得意としています。

 F+Sには、前職のGEキャピタルリ−シング鰍フときに初めて参加いたしました。
 私は、これまでもっぱら資金調達の分野に携わってましたので、皆さんのお話に
 ついていけるかなとおっかなびっくりでした。でも、ほんとうに暖かく受け入れて
 いただきありがとうございます。
 
 現在は、兵庫県からの委託事業「在宅ワ−ク支援事業」の運営をしています。
 これまた私にはあたらしいジャンルなのですが、「在宅ワ−ク」の厳しい現状と
 比例して、チャレンジする人の熱意が見えてくるにつれ、なんとか「在宅ワ−ク」
 の認知度を高めていきたいと、日々奮闘しています。
 みなさん、またお知恵をかしてください。
 今後ともよろしくお願いいたします。

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   在宅ワーク支援事業(兵庫県) http://www.zaitaku-work.com
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2)菅原 俊也/eVS イー・ベンチャーサポート

 大阪人です。これからどないすんねん?と聞いたら、考えてる、との返事。
 そしたら独立してました。変わり身の早い大阪人、粘り強くやっとりまんなあ。
 <影の声:菅原さんには、今回の戸塚さんのコラムを読んでいただきましょう>

 <ご本人からの一言>  tsuga@evs.co.jp

 【自己プロフィール】 
 生年月日:昭和37年10月23日(39歳) 天秤座
 血液型:O型(みんなに典型といわれます)

 生まれは、大阪の箕面というところで猿と滝が有名なところです。
 なぜか、育ち(中学の途中まで)は、東京の目黒の下目黒で育ちました。
 高校は、箕面高校を卒業後、一浪して、神戸にあるぼんぼん大学である
 甲南大学の法学部に入学、レジャーランドを満喫後は、住商情報システム
 (当時は住商コンピュータサービス)というSierに就職しました。

 最初に与えられた仕事は、アシスト他にも扱ってもらっていた
 自社製のCASEツールの「Alice」の開発に携わりました。
 覚えているのは、IDEAL DBのスキーマ生成というサブモジュールを担当し、
 データ定義をもとにDBをゼネレーションするスキーマを作成するプログラム
 を作っていました。その後、住友金属殿の販売生産流通のプロジェクト、
 住友信託銀行の融資のシステム等を経験後、関西地区で営業をやれとの
 ことで関西地区の大手会社の情報システム部門のドアノックからフォローを
 7年くらいやりました。
 このころの、Sierは商品がないので、結局人売りで、また会社としては
 成長途中で受託でない請けない方針を出していたので、結構社内調整に
 時間をとられれた思い出で、あまり成績は良くなかったと思います。
 その後バブル崩壊とともにオープン系の時代がやってきて
 結構営業主導で新技術の導入等をやると、お客も社内も結構動いてくれて、
 UNIXやNTのモルモットとして製薬会社向けの部門システムの開発等を
 経験をしました。
 ロータスノーツも率先して導入し、社内にはメールを使えない奴はばかだ
 とか言っていたのを思い出します。またインターネット時代を予想して
 eビジネスサービス等を会社に提唱していましたがなかなか理解して
 もらえなかった記憶があります。
 最後はERPソフトのSAPの中堅企業への導入の仕事で、営業・プリ
 セールスを担当しました。
 F+Sへの参加もこのころで、ERPフォーラムの関係で関わっていた
 西嶋さんに誘われてからとなります。

 ERPをやる中で、いち営業が社長に「こうすべきですよ」とか
 「会計基準が変わるから導入しないさい」とか、「ERPをテンプレートに
 したBPR」とかの言葉をいい、導入いただいたお客様もいらっしゃるのですが、
 なにか腑に落ちないこともありまして、ちょうどネットバブルの最中
 なんとか飯もくえそうだということで、「ERPを使うとほんとにハッピーに
 なれるのか?」という命題を持ちつつ今のイー・ベンチャーサポート(株)
 を創業しました。

 きっかけは、ヘッドハンターでもある現社長の池上にERPのビジネスを
 やる中で、知り合い上述の話をしたところ経営の勉強をしてください。
 場とお金を少しを用意しますということでSOHOや小規模事業者向けのASP
 を作ろうということで、事業プランを書き、VCにお金を出してもらい
 Mybizというサイトを作りました。マーケティング費用もつかい、雑誌も
 1刊だけですが発売し、電車の中ずり広告にも出し、サイトへの集客を
 行いましたが、結果は、散々で、これはやばいということで、一時期30名
 近くいた社員も5名くらいまで減らし生き延びるために、Javaスクールと
 開発受託の仕事をはじめました。

 最初は、当社のサイトを作ってくれたメンバー5人くらいで、リクルートの
 仕事をお手伝いしなんとか、年を越し今年の4月くらいよりスクールと開発
 が加速しはじめ、現在120名くらいのエンジニアを集めなんとかビジネス
 になってきました。F+Sへの参加も一時期は会社の再立ち上げに忙しく
 参加ができませんでしたが、この半年位はドメインもいっしょということで、
 また参加をさせていただいております。

 Javaのニーズは高く、F+Sメンバーの会社にもお客さまになっていただい
 ており、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
 来年は、オブジェクト設計をできる技術者をさらに増やし、皆様方のお役に
 立てるべく努力をします。Javaの開発案件があればお声を掛けてくださいね。

 すこし、宣伝となりますが、この11月28日〜30日までのパシフィコ横浜で
 Javaの展示会とカンファレンスの「JavaOne」が開催されます。
 小さなブースですが、当社も、Javaのフレームワーク等の出展しますので、
 覗いてください。

 【プライベート】
 プライベートとしては、現在、多摩ニュータウンの多摩センターに住んで
 おります。既婚、子供は男の子が2人(7歳と4歳)です。
 家庭ではAERAで記事を書けるくらいの共働きで、保育園、学童クラブ等
 にお世話になりながらいろいろ苦労をしていますが、これからの社会、女性
 の社会進出できるインフラができないと日本の社会はだめになるのではと
 思いがんばっています。一番困るのはやはり子供が病気になったときです。

 趣味は、スポーツで特に小学校時代から続けているサッカーで
 地元のおじさんチームに入っていますが、昨年の冬に転倒鎖骨を骨折、
 トータル20日程度休養をかねた入院をし、会社に家庭に迷惑をかけ、
 現在サッカー禁止令が家庭よりでておりますが、最近めっきり体型
 (EVSに入って5キロ太りました)が変わってきたので、奥さんより
 許可がでそうです。結婚する前は冬はスキーに毎週出かけていました、
 今シーズンは1回はスキーに行ってみたいと考えています。

 また、昔はゴルフも多少しましたが現在はやっておりません。
 スコアは100〜110位ではまわれるのでないでしょうか。
 もうすこし余裕ができたらコンペにも参加をしたいと考えております。
 今後ともよろしくお願いします。

3)木下 憲二/ホテル日航東京

 F+Sでは昨年から12月にお世話になっております。
 ホテル業界での生き残りサバイバルにF+Sも貢献しているのです。
 ・・・でも、どう見てもサーファーには見えませんね。

 <ご本人からの一言>  k-kinoshita@hnt.co.jp

 ホテル日航東京・販売部におります、木下憲二です。
 F+SはSSJの佐藤社長のご紹介で参加させていただきました。

 基本的に異業種ですが、私ほどホテルマンらしくないホテルマンも
 珍しいのではと思っています。
 以前、どういうわけだか銀行マンにまちがわれたことがありましたが、
 金貸し業でも、ちょっとちがった金貸し業なら納得もいきますが・・・。

 昭和30年生まれの46歳です。趣味はこう見えて立派な親爺サーファーで
 あります。海では、かなり丸みを帯びた体つきと緩慢な身のこなしに、
 波待つ若人は我々に華をもたせてくれるのか、はたまた身の危険を
 感じるのか、遠ざかっていきました。
 台場サーフィンクラブのメンバーを随時募っておりますので、
 昔とった杵柄をお持ちになり、気軽にご参加下さい。

 また、家では2匹のボーダーコリーを飼っておりまして、現在フリスビー犬に
 仕立てるべく特訓中です。一時は、犬3匹、ハムスターまで飼っていまして、
 私以外は全て女性、自宅は恐怖のハーレムで日々男おしんを演じております。

 最後に本業の話を少々付け加えますと、生まれたばかりの赤ちゃんをお持ち
 の方々、お子さまは未来のお得意さまでございますので、どうか一家に一枚、
 木下憲二の名刺を太田胃散とともにご常備ください。
 生き残りを賭けたホテル戦争の中で、お子さまがたの20数年後の婚礼を
 早期予約いただいた方には、特典をご用意させていただきます。

 また、不景気波によって台場が海の底に沈まないうちに、
 皆さまもどうぞお気軽にホテルにおでかけくださいますよう。
 お電話一本いただければ誠意を持ってサービスさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

■=== 【経営とIT/「 3 分 間 要 約 」】   <寄稿>

                 戸塚 泰 (株)メディア総合研究所 顧問

 私が研究開発の仕事に従事していた頃、毎年いくつかの学会に出席していた。
 主として自分の仕事に必要な技術情報の収集のため、ごく稀に自分の研究成果
 の発表をするための出席であった。この種の学会は大抵、毎年春秋2回の定期大
 会を催し、そこには大変数多くの論文発表が行われる。従って一つの発表に割
 り当てられる時間はごく僅かで、せいぜい発表10分、質疑時間5分といった程度
 のペースでつぎつぎと進行される。

 ある学会での発表会の席上、一人の研究者が自分の論文について説明し、終わ
 って司会の人が「只今のご発表について質問・ご意見をお願いします」と言っ
 たところ、最前列の人がさっと手を上げて、「すいませんが、要するにどうい
 うことでしょうか?」――これには会場から思わず苦笑が流れた。こんな質問
 は発表者に対して大変失礼なものではあったが、多くの人が自分も同じ質問を
 しようかと思った、それが「苦笑」の原因であったことも事実である。それほ
 どこの発表は難解でかつ要領を得ないものだったのである。

 私の経験では、研究開発者には概ね二つのタイプがある。一つは、非常に優れ
 た独創的な研究や開発をやるが、その内容を人にうまく説明することが苦手な
 タイプ、もう一つは逆に独創性はそれ程ではないが、それを易しく要領よく説
 明することに長けているタイプである。このような差は個人の性格と深い関係
 があるが、もう一つの原因はその人の持つ価値観の違いにもあるようだ。いか
 に優れた研究をしても、それを多くの人に分かって貰わなけられば価値は半減
 する、という見方が出来るかどうかである。

 更に言えば、独創的な内容である程「どうせ他の人には分かるまい」とタカを
 くくってしまう、とか、内容のポイントを確実に説明するよりも研究の過程で
 自分が如何に苦労したかを強調したがる、という人間共通の性癖などが上記の
 傾向に拍車をかけるように思える。

 企業における研究開発の仕事では特に「人に分からせる」能力が極めて大切で
 、オリンパスでも年2回程の社内向けの「成果発表会」を催してこの種の教育の
 場としている。発表手順のマニアルを作ったり、発表後に経営トップ層から講
 評をして貰ったりすることで少しでも若い研究者にこのことの重要性を認識さ
 せようと努力している。

 以上の話に関連して、オリンパスのある職場で大変面白い試みをして成果を挙
 げていた例がある。

 技術革新の激しい製造業の研究開発者にとって、常に眼を離すことができない
 のが競合他社の特許情報である。どんなに優れた製品を開発しても、その一部
 でも他社の先行特許に抵触すれば発売することが出来なくなる。従って常日頃
 、公開される特許公報に眼を通していなければならないのだが、この仕事が実
 は大変な労力を必要とする。第一にその数が膨大である。そこで、ここに紹介
 する職場では、担当のM君の発案で次のようなグループ活動を試みた。

 先ず、開発者一人当たり3件づつ特許公報を読むように割り当て、グループ全員
 がそれを持ち寄って内容を要約して発表し合う会合を持つ。例えばメンバーが
 10名だとすると、この一回の会合で30件の特許の内容を共有化することが
 できる。このとき、M君がつけた注文は「発表時間は1件につき3分以内」とい
 う条件であった。仮にこれが出来たとすると、1件当たり発表3分、質疑2分と
 して、計5分程度で済むから、全部の読み合わせに要する時間は 30 × 5 =1
 50分であり、これなら会合時間としても我慢できる範囲となる。

 全員が納得してこのやり方がスタートしたが、やってみて皆が実に大変だと感
 じたのは、この「3分間」という制限時間の短さであった。細かい字で数ページ
 に亘って書かれた技術文書の内容を正確に、大切な部分は落ちなく、それを3分
 間の発言に圧縮するためには、余程気を入れて一生懸命読み、要約文に何度も
 推敲を加えなければならない。この要約がうまくないと会合の席で質問攻めに
 会い、とんだ醜態を演じることにもなりかねない。

 この3分間という時間は確かに短いのだが、実際に文章を作ってそれを声に出し
 て読んでみると、これが意外に長い。ちなみに新聞一面下の「天声人語」とか
 「編集手帳」といったコラム欄を読み上げてみると、何と僅か2分間で終わる
 。字数にして600字足らずであるが、その内容が実にしっかりとした主張を持ち
 、しかも誰にも分かり易く書けていることは万人の認めるところである。こう
 考えてみると、上記の事例のような目的のためには、3分間は決して短か過ぎ
 るということはなく、聞いている側からしても要点をきちんと把握するのに最
 もリーゾナブルな時間だということができる。 M君の発案である「3分間」と
 いうのは実に適切な"にくい"提案だったわけである。

 このやり方に参加した研究者たちは結果として非常に得をしたと思う。最初は
 3分間にまとめるなら簡単だと思い、取り組んでみるとこれが大変。M君に"し
 てやられた"と感じたことだろうが、頑張ってやっていくうちに次第に要領が分
 かってきて、いつの間にか「要約の天才」になっていく。これが身につけば、
 学会でもさぞかし良い論文を発表できることだろう。

 最後に、この種の「要約」の日常的訓練について一つ例を提示しよう。仕事に
 関係のある本を読むとき、要点の部分に蛍光ペンなどで傍線を引く人が多い。
 人によってはベタベタと沢山線を引いているのを見かける。私の場合はこの傍
 線をいかに少なく、短いもので済ませるかに留意している。その方が本当の要
 点が浮き彫りになり、後で読み返すときにも良い指標となる。「山は高きが故
 に尊とからず」―― 傍線も短い程良い。

 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   上記は、(株)メディア総合研究所が発行運営するメールマガジン
 【はつらつ!IT経営企画室】VOL.82より同社の了解の元転載しました。
       http://www.yandf.co.jp/mlmg/mlmg.html 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【経営とIT/「鬼平犯科帳」に学ぶ人材マネジメント学】 <寄稿>

                   高橋 義郎/日本フィリップス

 ある企業が、入社した新卒社員に「どのような人物を目標にしているか」
 と聞いたところ、そのうちの一人が「長谷川平蔵」と答えたという話を
 聞いたことがある。
 実在の人物でありながら、池波正太郎の小説像のほうがすっかり有名に
 なってしまった。ちなみに実在した長谷川平蔵の旧宅は、都営新宿線
 菊川駅を地上に上がったところにあり、そこには説明板が立ててある。

 元・出雲市長で、現在は衆議院議員である岩國哲人氏によれば、
 長谷川平蔵は人を育て使う人材マネジメントにおいて学ぶべきところが
 多々あると述べている。

 部下への心遣いである。
 同心や密偵の使い方にしても、平蔵は非常にうまい。その情報活用術と
 人心管理術は、現代の企業経営にも充分に共通するものがあるという。

 「蛇苺(へびいちご」という作品の中で、尾行に失敗した密偵に
 「気にいたすな、お前ほどの者に落ち度はない」と言っておき、
 「よし、では今度はしくじるなよ」と次の指令を出し、再びチャンスを
 与える場面がある。また、いかにも頼りなげで煮え切らない感じのする
 配下の若者で、上司たちからも「あいつは使い物にならん」と思われている
 のだが、平蔵はうまく動かして、実際に手柄を立てさせている。
 危ないところへ部下を派遣するときでも、一人で行かせるのではなく、
 必ず二人をつけてやったり、本人にはわからぬように密偵に後をつけさせ
 たりする。

 部下のほうも、自分のボスに対して、どこかそれなりの判断をしてくれて
 いるはずだという全幅の信頼を寄せている。だからこそ、その後の情勢の
 変化で危険が増したときでも、与えられた持ち場でしっかり仕事をする
 ことができるのである。

 また、自然にさまざまな情報が手に入るよう、その職場のことを一番よく
 見ている人間を見つけ、よい関係をつくり、そうして得た情報を、
 人事管理のうえで使うこともある。
 しかし、なんといっても、配下の者たちと同じ目線で話ができるように
 していることが、とかく硬直しがちな組織の中で、トップが常に情報を
 仕入れては、いつも的確な判断で状況に対応しているところは
 学ぶべき点であると、岩國氏は指摘する。

 平蔵の人材マネジメント術は、EFQMで言えばクライテリア#1dや
 #3e(部下への公正な評価処遇や動機づけにおけるリーダーシップの
 発揮と実践)にも参考になる。そして、部下たちが情勢の変化で危険が
 増したときでも、与えられた持ち場でしっかり仕事をすることができる
 ような仕組みと環境があるということは、エンパワーメントというものの
 ヒントにもなるのではあるまいか。

 (参考:「鬼平犯科帳・お愉しみ読本」、文藝春秋編、文春文庫)

                   高橋 義郎/日本フィリップス
                   yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  上記は、<<< Global Quality Forum >>>が発行するメールマガジン
    【GQF Weekly】より編集者の了解の元転載しました。
     http://www14.u-page.so-net.ne.jp/cb4/yosiro-t/ 
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 ・《BSC関連情報》についての詳細は下記URLをご参照ください。
  http://member.nifty.ne.jp/TRU-Solutions/bsc_forum.htm

■=== 【セミナー紹介/日本情報システム・ユーザー協会】

  (((((((JUAS最新セミナー情報))))))))))

  ★セキュリティ管理者養成講座
      (セキュリティ脅威分析・機能要件の策定編)
      〜A社インターネットシステムを例にしたセキュリティ脅威分析・
         定量評価から対策方針立案・機能要件の定義まで実習〜

      講師:独立法人 製品評価技術基盤機構 セキュリティ室室長
      田渕 治樹氏
      日時:平成13年12月10日(月)〜11日(火) 10:00〜17:00
      会場:JUAS 四階研修室
      詳細:http://www.juas.or.jp/semnar/s01scr-kanri.html

※上記各セミナーの問合先:
    社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
    担当:角田(tsunoda@juas.or.jp)
    電話:03-3249-4102/FAX :03-5645-8493
    HomePage:http://www.juas.or.jp/

■=== 【人材募集】

1)コマツソフト
   PM/PLおよびソフトウエア技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細は氏部さんまで、tatsuo_ujibe@komatsusoft.co.jp
2)日本カルチャーソフトサービス
   福岡営業所での営業管理者募集中
   詳細は高井さんまで、k-takai@os.luice.or.jp
3)エスエスジェイ: http://www.ssjkk.co.jp
   基幹業務・会計パッケージの開発SE・PGを大募集!
   PowerBuilder、PL/SQL、C++、VB、SQL-Windows/Centura等の
   経験のある方を求めています。
   問合先:recruit@ssjkk.co.jp 担当:石井
4)メイソンシステム: http://www.mayson.co.jp/
   生産管理のコンサルタント&SEを募集中
   詳細はメイソン/早川さんまで、hayakawa@mayson.co.jp
5)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
   ソフトウエア開発技術者(SE,PG)を募集中!!
   詳細はJSS/西田さんまで、t-nishida@jsscorp.co.jp
6)ソフティ: http://softy.co.jp
   関西拠点の技術者を募集。勤務地は大阪
   オブジェクト指向を理解してるSE、システム分析者ほか
   詳細はソフティ/工藤さんまで、kudo@softy.co.jp
7)システムズ: http://systems-inc.co.jp
   上場を目指し、実力のある営業および営業管理者を募集!!
   詳細はTRU/西嶋まで、GGD02470@nifty.ne.jp

■=== 【F+S Forum/クリスマスパーティー開催(12/12)】

 95年に親しい仲間だけでスタートした<<F+S Forum>>も
 大阪・福岡を加え全国的な仲間のコミッティへと広がりつつあり
 来年にはいよいよ8年目を迎えようとしています。

 本年最後の開催を、第60回開催記念+クリスマスパーティー+
 2001年大忘年会と題して開催場所をいつもの赤坂見附から
 お台場の「ホテル日航東京」に変え開催することとなりました。

 昨年は107名の方々がお台場にご参集いただき
 ビートルズ音楽の生演奏やゲームで大いに盛り上がりました。

 昨年はギリギリまで参加人数が読めず赤字覚悟でのスタートに
 なりましたので、今回は前売り割引チケットを作りました。
 事務局の悩みを少なくするため早めのご購入にご協力ください。
 (実はこれでも赤字ではありますが・・・)

 今回も昨年同様『F+S Flash』をご覧いただいている方々にも
 ご案内させていただいております。

 飛び入り参加、臨時参加、特別参加、久しぶりの参加、・・・
 ご友人、部下、上司、彼女、彼氏、旦那、嫁さん、・・・
 誰でも大歓迎です!!お誘い合わせの上ぜひともご参加ください。
 女性には漏れなくプレゼントが待っています。
 また昨年同様にいくつかのイベントを計画しております。

 皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
                         幹事

追伸:プレゼントになるノベルティーなどをご協力ください。
   幾らでも多い方が嬉しいです。ご連絡ください。

    −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 ◆◆◆2001年大忘年会&第60回記念パーティー開催◆◆◆
      『クリスマスパーティー開催のご案内』

          ・・・ 全員集合!! ・・・

日時: 平成13年12月12日(水) 19:00〜22:00
     http://member.nifty.ne.jp/TRU-Solutions/fs011212.htm

場所: ホテル日航東京 1階/マグレブ  TEL:03-5500-5500
     (新橋より「ゆりかもめ」/台場駅下車スグ)
    会場「Maghreb」は、ホテル1階海側の外右側に入口があります
     http://www.hnt.co.jp/banquet/hall/magreb.html

会費: 男性:9,000円 (前売 7,000円)
    女性:6,000円 (前売 5,000円)

   ※前売チケットご購入の場合は、12月5日までに
    メールにて参加申込の上、下記口座にお振込ください。
    (住友銀行 梅田北口支店 (普)1204794  ニシジマ ヨウイチ)
    なお、領収書の必要な方は申込時にご連絡ください。

   ※日航ホテルでの宿泊も承ります。ご連絡ください。
    レインボーブリッジを見ながらの粋な時間をお過ごしください。
    営業の木下さんのご厚意で、何と30%引きです。

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定:

  東京:【第60回】 12月12日(水)19:00〜<<< 大忘年会 >>>
  大阪:【第15回】 11月29日(木)19:00〜
  福岡:【第 3回】 11月30日(金)19:00〜

・月例会実施報告:

  東京:【第59回】 11月14日(水) 58名参加

  GOLF:【第14回】 11月17日(土)
       佐野クラシックゴルフ倶楽部
       http://www.sdo.co.jp/sano.cgc/

     20名(5組)のご参加で晴天に恵まれ無事終了しました。
     優勝は、東京へ単身来た途端の初優勝の加藤さんです。
     2位には、同点で東京単身タツベー杯オーナーの氏部さんでした。
         優勝: 加藤 正雄/AMSジャパン
         2位: 氏部 辰雄/コマツソフト
         3位: 中村 史夫/ユニコン
     幹事の小林さん(インフォコム)と芝原さん(日本HP)
     朝早くから大変お疲れさまでした。
     次回は、2002年3月の開催を計画しています。
     幹事は、加藤さんと高橋さん(タスク)となりました。
     宜しくお願いいたします。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
 「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
    http://member.nifty.ne.jp/TRU-Solutions/tru-04.htm/
  参加者のご紹介や【F+SFlash】のバックナンバーは上記URLで
 各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

編集後記:
 2001年も残り1ヶ月を残すのみとなりました。今年も色んな事がありま
 したね。運良く国内のITサービス業界は景気にあまり影響されず来て
 いますが、来年度予算の行方については大きな不安要素があります。
 テレビでの報道を見る限り(本当のところは不明ですが)田中外相の足
 を引っ張る官僚達のようなマベリックが企業内にも多く蔓延っているよ
 うです。今の日本(もちろん企業にも)には、もしいたらきっと短命な
 のでしょうが、織田信長が必要とされています。でも、黒船と連合軍に
 国(会社)の将来をゆだねている現状では当分はトンネルから出ること
 は無いと覚悟して各種の将来設計をしておかねばなりません。クソッ!!

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