F+S Flash
(Vol.37)

   

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/2002年】
  本年は23名の仲間をご紹介してまいりました。
【経営とIT/インド出張記「最新BSC事情<インド+アジア編>」】
  BSCシンポジウムに参加して <寄稿>高橋 義郎/日本フィリップス
【コラム/「変化の時代はやっぱり女時」】<寄稿> 戸並 隆/アルゴコンサル
  ウオンツをニーズにマトメる顧客エージェント、弱みが強みに?
【セミナー/「循環型社会を目指した行政・市民・企業のコラボレーション」】
  『第3回 新世紀実学経営フォーラム』システムダイナミックス学会
【セミナー/ITL「BSCセミナー+QPR紹介セミナー」】
  大好評に応え、1月16日(木)に再企画されました。
【セミナー/「JUAS最新セミナ情報」】
  最新セミナー企画(1〜3月)、好評『BSC一日体験講座』が地方展開
【「ITeX」/いよいよ活動開始!!】  <随時登録受付中!>
  おかげさまで登録者数が50名を突破いたしました。
【F+S Forum/2002年の活動総括】 今年もお世話になりました。
  F+S東京「大忘年会」108名の参加で盛大に終了しました。謝謝!!
【F+S Forum/開催予定】
  東 京:【第71回】1月15日(水)19:00〜@六本木
  大 阪:【第21回】1月31日(金)19:00〜@梅田
  名古屋:【第 5回】2月??日(?)19:00〜@名駅
  福 岡:【第 8回】1月24日(金)19:00〜@天神
======================================================================

■=== 【F+Sメンバー紹介/2002年】

本年は以下の23名の方々をご紹介してまいりました。
これで82名の方々を『F+S Flash』で紹介してきたことになります。

<お願い>
最近は書いていただける確率が低く困っています。
自己紹介をお願いしたら出来る限りご協力くださいますようお願いします。
新年号に書いていただける方は至急ご連絡ください。

Vol.36 末永 卓 カンミ堂
Vol.36 福岡 金安 照三 インテック
Vol.35 桐山 俊也 CAC
Vol.35 名古屋 東  和夫 文化出版
Vol.34 丸山 孝行 マトリックス・システムズ
Vol.34 中村 賢一郎 ソリューション・アンド・テクノロジー
Vol.33 内山 刑ニ イー・ベンチャーサポート
Vol.33 福岡 内藤 憲夫 東芝アイティー・ソリューション
Vol.32 矢野 一郎 デジタルビジョン
Vol.32 白井 千晶 サイバーテック
Vol.31 成澤 志緒子 日本教育書道藝術院
Vol.31 野口 浩史 システムブレーン
Vol.31 板木 栄樹 アシスト
Vol.30 山中 一豊 パソナ(*)
Vol.30 福岡 坂田 一仁 日商エレクトロニクス
Vol.29 石井 宇一郎 アンアプルナ
Vol.29 笠原 健司 SONY
Vol.28 新造 宋一郎 ファイヤーポンド・ジャパン
Vol.27 芝原 房夫 日本HP
Vol.27 福岡 内藤 憲夫 東芝ITソリューション
Vol.26 大阪 福沢 昭夫 ミノルタ
Vol.26 前道 誠也 ヒューマンアソシエイツ
Vol.26 小林 惇 フューチャーナレッジコンサルティング

■=== 【経営とIT/『APO・BSCシンポジウムに参加して』】<寄稿>

               高橋 義郎 yoshiro.takahashi@philips.com
                日本フィリップス(株)経営品質部長

   インド出張記:『APO・BSCシンポジウムに参加して』

インドという国は私にとって、いまだ「不思議の国」のひとつである。
そのはじまりはシャーロック・ホームズの「四つの署名」という推理小説による
ところが大きい。コナン・ドイルによって書かれたホームズ物語の2作目に
あたるこの長編小説は、父がインドの連隊から帰国したまま消息を断って
十年になる若く美しい婦人がベーカー街を訪れ、ホームズ達に調査を依頼する
ところから始まる。この数年、きまった日に高価な真珠を彼女に送ってくると
いう謎の人物を探し当てた時、無限の富を持つその男は殺され、そこには
「四つの署名」があった。インドの王族秘蔵であるアグラの財宝をめぐって
テムズ河に繰り広げられる追跡劇を読むにつれ、いつかはインドのアグラに
行ってみたいものだと感じるようになった。その機会は2000年の晩秋、
3度目の訪印で叶うのであるが、今回(2002年11月)のインド出張では観光の
時間がとれないほどのデリー滞在となった。

インドとの縁はアジア生産性機構(APO)がとりもってくれた。1998年に同機構の
O氏から電話があり、アジアパシフィックの Advanced Development Course を
デリーで3週間ほど開催する企画があるので、そのうちの3日間で経営品質の
セミナーをやってほしいとの依頼であった。およそ15カ国から30人ほどの
幹部候補生が参加するという。場所がインドというのでちょっと躊躇したが、
結局、会社の出張として受諾した。4度目の今回は「APOバランス・スコアカード
(BSC)シンポジウム」という企画になり、アジアパシフィックの参加者25人に
3日間、翌2日間は National Productivity Council (NPC) India のコンサル
タント30人ほどにセミナーを行うという長丁場である。

東京からデリーへは、JAL直行便で往路9時間、復路7時間ほどのフライトで、
地図を眺めながら飛行ルートをたどっていくと、なにやら三蔵法師が天竺にいく
気分になってくる。

余談になるが、過去4回のデリー出張で衝撃的な思い出となって残っているものが
3つある。そのひとつは、1回目に遭遇したインド航空の一日遅れの出発便。
土曜日に成田空港でチェックインしようと思ったら、まだ航空機がカルカッタに
いて出発は明日になるという。用意された待機ホテルで一泊したおかげで成田市内
の観光ができたが、もうインド航空は使うまいと心に決めた。ふたつ目は、
デリー市内での経験。初めて目の当たりにした貧しい人々の姿には一種のカルチャー
ショックを受けた。NPCデリーのオフィサーと食事をしながら話していたら、
インドでは自らを貧しいと気づいていない人々が数千万人いるという観測を聞いて
再び驚いた。それから、市内の観光地や繁華街では「蛇使い」がいて、触らせて
やるからお金をくれと言いながら近寄ってくる。子供の中には、竹のようなもので
編んだ壺に小さなコブラ(毒は抜いてあると言うが)を入れて、土産に買えと
ふたを開けて見せにくる。いずれの場合も悲鳴をあげて逃げ帰ってきた。
3つめは、アグラとタージマハルを訪れたことである。とくに遠目で見るタージ
マハルの遺跡は長く記憶に残る美しさがあった。ここ数年、デリーは道路事情が
格段に良くなり、アグラやタージマハルへの観光も車では6時間かかると言われ
ていたが、ハイウエーが整備されて実際は3時間で行くことが出来た。
しかし、車の運転は曲芸並みのクオリティーである。

今回のBSCシンポジウムは興味の深いもので、講師兼進行役として韓国ソウルの
大学教授と私の二人が担当し、アジアパシフィックでのBSC導入状況の報告や
今後の展開予測などが話し合われた。いわゆる各国でのベスト・プラクティスで
ある。フィリピンからは行政分野で6つの都市がBSC導入を進めている
プロジェクトが紹介されたり、共産経済から資本主義への脱皮を図るモンゴルの
カーペット会社社長はBSCを用いた経営管理の苦心談を披露。日本企業と
ビジネスの関係を持つインドネシアの鉱山会社では、BSCによるコミットメント
の業績測定を行うなど、比較的先進的なシンガポールも含めて具体的で活発な
事例発表が行われた。これらのベスト・プラクティスの成果は、いずれAPOから
まとまった形で発表される機会があると期待しているが、日本での事例と比較した
全体的な印象としては、それぞれの報告には必ずと言って良いほど「ビジョン」
や「戦略」というものが掲げられ、その達成に対してどのようなシナリオづくり
をしていくかをBSCで明確にしていくプロセスがはっきりしているようだ。

例えばインドネシアの鉱山関連のパブリックセクターでは、Vision 2010に従った
Corporate Objectives & Strategyを策定し、その目標を Short term planning
2000-2004 に反映させてBSCによる具体的目標設定や業務職掌を明確にしている。
このあたりの戦略実現プロセス志向は、日本の組織も学ぶべきところではないか
と考えるが、どうだろうか。

翌2日間は、インド各地から集まったNPC所属のコンサルタントへのセミナーで
あった。良く言われることに「アジアにおいて会議を成功させる秘訣は二つある。
いかにインド人を黙らせ、日本人を発言させるかである。」というものである。
セミナーの前日、この話を同行しているソウルの大学教授に話したら彼も大いに
同感し、韓国人も日本人と同じであり、明日からは大いにインド人参加者を黙らせる
よう努力すれば丁度よい具合になろうと、事前打ち合わせを終えた。NPCインドの
コンサルタントは、彼等の顧客にBSCを売り込もうと思案しているようで、今回の
セミナーはそのキック・オフであったようだ。企業や組織の戦略目標達成への展開と
活動のフレームワークとして注目しているという。

デリー滞在中のホテルはハイヤット・リージェンシー。アメリカンスタイルで気分の
良い宿泊場所である。その地階にあるカフェで、ハッとするような人物との出会い
があった。フロアーマネジャーらしき女性であるが、彼女の顔立ちは見れば見るほど
国宝「阿修羅像」(奈良興福寺蔵)のそれと良く似ているのである。少女の如き
優しい表情の阿修羅像。元々は梵名をアスラといい、もとはインド古来の異教の神。
怒りや争い,戦いなどが好きな鬼神であったが、釈迦に帰依して仏教を守る八部衆
に入り、興福寺阿修羅像が造られた天平時代から信仰されている。時空を超えた
その表情は、インドの神秘を十分に感じさせてくれるものとして新たな記憶の
一ページが加わった今回の訪印であった。

※高橋さんのHP ==> http://www007.upp.so-net.ne.jp/y-takahashi-27/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
 ※《BSCフォーラム》==> http://www.bsc-forum.jp/ 参加者募集中
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   『バランス・スコアカード経営:なるほどQ&A』  好評発売中!!
    BSCフォーラム編 中央経済社 (税込2730円)
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■=== 【コラム/「変化の時代はやっぱり女時」】

                   <寄稿> 戸並 隆
               ITコーディネータ ttonami@argo21.co.jp
                (株)アルゴコンサルティングサービス

日経「女と時間と日本経済」に温泉旅館の新人女将(32)の話が載っています。
「女将塾」の一期生とか。前職はOLだそうです。
オファーを受けて最初にやったことは従業員の総入れ替えです。高齢化された
ベテランは全員解雇。新しい働き手はパートを含め半分以下の要員配置。
過去に拘る人がいると改革はできないからと。全て(素人の)彼女が思うように
変革しプライスを引き上げたら、女性客やリピートが増えたとか。
自分自身が利用者であり消費者の視点です。女将は最高のCRM具現者です。

この前、私がオナーをしているMLのオフ会をしました。男性が3人女性が
5名です。男性は大コンピュターメーカのSEとコンサルテングファームの
戦略コンサルタントと私です。女性は大学系の社会人講座の企画立案営業
折衝運営の全てをやっている方とコンサルテングファームの方です。
この二人も素晴らしい能力をお持ちです。後の3人は社長です。

一人は自分のブランドで商品を企画しメーカに製造させます。
小さな会社ですが決して単なる販売ではありません。
二人目の方は顧客エージェントの方です。月商40万のパン屋さんのコンサルを
来年2ヶ月間やられるようです。コンサルフィーは月商より多いそうです。
成果報酬ではないそうですが。2ヶ月で月商100万にすると!!
最後の一人はITベンダーの社長です。下請受託開発は先細りと言うことで、
パッケージ開発販売をされると。開発費は大丈夫と効いたら、顧客と
サプライヤー共存コラボレーションという斬新なビジネスモデルを考えられ
着々と進められています。皆さんガッツと元気があります。

彼女達の視点は徹底的な消費者です。顧客満足とか顧客中心主義は
経営品質でのキーワードでもあり今の流行ですが、
本当に顧客の視点から自分の会社を見ていますか?
社内会議で延々と小田原評定をしていませんか?
つまらんペーパワークに大事な時間を取られていませんか?

昨年、中小製造業再生コラボレーションで色々な方にお会いしインタビュー
させて頂きました。そこで分かったことは「モノつくり」の「モノ」と
「つくり」に分けたら、「つくり」のプロセス・イノベーションは
日本製造業のお家芸です。大企業を頂点とする下請構造が80年代の製造業の
強みでしたが戻れません。単なる産業集積でのコラボレーションでは、
早晩中国に追い付かれます。下請を脱却して直接マーケットから価値を
感じてもらう以外ありません。
しかし「モノ」のプロダクト・イノベーションは製造業だけでは無理です。

それで、今はコンシューマーとかマーケテングとか流通サービスを研究
しています。製造業に比べて遥かに顧客に近い部分です。その部分は、
鈴木敏文さんが「変化対応業」とおっしゃるくらい変化が激しいです。
また、顧客とは購入決定者です。その購入決定権者の7割以上は女性です。
主婦はそのプロフェッショナルです。

ここらは(製造業のような)エスタブリメントの思考プロセスと大きく
違います。購入決定者というバイイングパワーのNo.1は50才台の女性です
以下40代30代です。ウオンツをニーズにマトメ上げるミッションが顧客
エージェントです。自分達が欲しいものを企画してメーカに作らせます。
(自分にとって)高付加価値高価格です。
自分の意見が社会(メーカ)に反映できたということは主婦にとっては
とても嬉しいことです。だから口コミで仲間はドンドン広がります。

既に規格大量品のマス・マーケテングは主流ではありません。
コンシューマー・コミュニティ・マーケッテングです。
サプライヤーからコンシューマーに論点が移るということはこういうことです。
デマンド側からのサプライ側への遡及です。
木目細かい注文であるほど技術者は燃えます。なんせ日本の中小製造業は
プロセス・イノベーションの天才職人の集合ですから。
世界一厳しい消費者の要求をこなせるのは日本の製造業です。
これからはインターネットがツールとして活躍します。

米国のトップ経営者87人に対して一ツ橋の竹内弘高教授がセミナーで
聞いたそうです。「日本経済が強くなった方が良いか?」
全員Yesだったそうです。ブルックリン研究所では日本経済研究は
終了したようです。日本経済は永遠に脅威にはなりません。
経済の効果は心理効果です。心理戦略面で既に日本は負組です。

話は違いますが、CRS(コンピュータ・リザベーション・システム:
予約システム)という顧客の囲い込みビジネスモデルで一世風靡した
ユナイテッド航空が破産だとか!どんな素晴らしいビジネスモデルも
続かないのです。

マクドナルドが59円バーガを出してもジリ貧傾向は止められません。
ユニクロの右肩下がりも同じです。
ビジネスモデルを勝負にしてきたサプライヤーは市場環境の
変化に物凄く弱いです。

カリスマ社長からバトンを引き継いだユニクロ、マック、IBMの新社長は
厳しいでしょうネ。カリスマ社長の路線が良いのではなく、その時代を見る
洞察力の鋭さです。路線やビジネスモデルの継承は単なるアホです。
松下は中村さんになってやっと幸之助さんの路線を破壊し始めました。

受け継ぐのは路線ではなく精神です。新しい時代の胎動を読む想像力です。
原理原則で考えられる構想力です。成功体験は害あって益なしです。
その過去の成功体験と対極にいるものが「異端、異能、女性、弱者」です。

★Rガースナの私の履歴書のワクワク度を1とすると、自伝本「巨象も踊る」
は100倍とか。 多くの気付きと勇気を与えてくれるそうです。
この本でのガースナの経営マネジメントはBSCの視点があるとのことです。
絶対買います。これは最初から最後まで一気に読み切ります。 
--------------------------------------
「最も強い者が生き残る訳ではない。
 最も賢い者が生き残る訳でもない。
 唯一変化できる者が生き残る!」
by チャールズダーウィン
「Easy Life not equal Happy Life」
by 戸並 隆
--------------------------------------

■=== 【セミナー紹介/「第3回 新世紀実学経営フォーラム」】

松本憲洋(POSY)です。
システムダイナミックス学会日本支部の事務局を担当しています。
第3回新世紀実学経営フォーラムのご案内をお送りします。

国際システム・ダイナミックス学会日本支部(以後JSD)では、
2001年から上記フォーラムを毎年開催してきました。
皆さん、21世紀初頭の社会は変化が急激で先が予測しにくいと
実感していらっしゃるのではないでしょうか。

このような不透明で我々が体験してこなかった状況の中で、企業
あるいは行政機関が変化に対応して持続可能な発展を続けるため
の施策立案とその実行には、それを可能とする考えるための技術
が必要です。
考えるための技術?違和感をもたれるでしょうが、それは将来に
整合性のある見通しを描き、その実現へ向けての方策を論及し、
それを実行しながらタイムリーに修正できる、そんな情報化社会
にしっかりと立脚した技術です。

このフォーラムの狙いは、その思考技術としてシステム・シンキ
ングあるいはシステム・ダイナミックスが有効であることを検証
し、さらには実社会での普及を図ることです。

初年度2001年1月には「経営戦略」を、2年目2002年4月には「規
制緩和(例として電力ビジネス)」を取り上げました。
3年目来年の2003年1月には「循環型社会」を取り上げます。

年明けの年賀気分の抜けきれない時期ではありますが、ふるって
ご出席いただき討論に加わっていただきますようご案内申し上げます。
環境問題の解決に向けて、何らかの新しい視点を見出していただ
けるものと確信しています。

お申込みは以下のフォーラムの説明の最後についています。

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
      『第3回 新世紀実学経営フォーラム』
 〜循環型社会を目指した行政・市民・企業のコラボレーション〜

開催日  :2003年1月15日(水)13時〜15時30分
場所   :中央大学市ヶ谷キャンパス9F 国際会議場
主催  :国際システムダイナミックス学会日本支部
参加費  :3,000円(ただし、主催・後援学会の会員は無料)

<プログラム>

基調講演:「コラボレーション・ツールとしての
                システム・ダイナミックス」
     (JSD支部長:小林秀徳・中央大学)
 新世紀実学経営フォーラムの趣旨を説明した後、環境問題、特に
 そのためのコラボレーション・ツールとしてのシステム・ダイナ
 ミックスの有効性について言及する。

講演1:「協働型資源回収システムにおけるリスク」
     (研究者:松本安生・神奈川大学)

講演2:「行政におけるダイナミックな政策分析の重要性」
     (行政:神崎広史・千葉市役所環境局環境管理部)

講演3:「企業における循環型社会への取り組み」
     (企業:脇元一政・NKK環境エンジニアリング本部)

ディスカッション:
「循環型社会を目指した市民・行政・企業のコラボレーション」
  循環型社会を目指した市民・行政・企業間のコラボレーションの
  重要性について、また、コラボレーション・ツールとしてのシス
  テム・ダイナミックスの可能性について、会場からの質疑応答を
  交えながら、ディスカッションを行う。

 ======= 参加申込と送付先 =======
 申込のE-Mail: jsd_forum@egroups.co.jp
 右記URLからも申し込めます。 http://www.posy.co.jp

■=== 【セミナー紹介/ITL「QPR ScoreCard」発表セミナー】

 1月16日(木) バランス・スコアカード(BSC)セミナー

去る12月6日に開催しましたセミナーが大変好評で満杯となってしまい
大変ご迷惑をおかけいたしました。より多くの方々へBSCを知って
いただこうと下記セミナーを再度企画いたしました。

今回もセミナーと同時にヨーロッパを中心に普及しているBSCソフトウェア
である、フィンランドQPR社「QPR ScoreCard」をご紹介させていただきます。

ご多忙中とは存じますが、ご参加いただきますようお願い申し上げます。

日程: 2003年1月16日(木)13:30〜17:00 <参加費無料>

場所: 株式会社ジャフコ 9階 セミナルーム
      東京都千代田区丸の内1−8−2 第二鉄鋼ビル

<セミナー内容>
Session.1
 『日本におけるBSC導入の現状と課題』
  講師: 株式会社TRUソリューションズ
      代表取締役 西嶋 陽一   http://www.tru-solutions.jp/
Session.2
 『IR活動における非財務情報重視への流れとBSC』
  講師: イー・アソシエイツ株式会社    
      代表取締役 椎名 照雄   http://www.e-associates.co.jp/
Session.3
 『事業戦略実現を支援するBSCの役割と展開』    
  講師: 日本フイリップス株式会社    
      TQM部長 高橋 義郎   http://www.philips.co.jp/
Session.4
 『新製品「QPR ScoreCard」(日本語版)のご紹介』〜フィンランドQPR社〜
  講師: アイ・テイ・エル株式会社
      代表取締役社長 鈴木 正明 http://www.itl-net.com/

申込:下記URLの申込フォームに必要事項をご記入の上、申込み下さい。
      URL:http://www.itl-net.com/qpr/qpr05.html
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
   講座開設のご案内 『バランス・スコアカード 一日体験講座』
      第1回:2003年1月22日(水)9:30〜18:30
      第2回:2003年2月21日(金)9:30〜18:30
 アイ・ティ・エル株式会社 TEL:03-3537-2721 http://www.itl-net.com/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【セミナー紹介/「JUAS最新セミナ情報」】

(((((((JUAS最新セミナ情報))))))))))

JUASでは、常に最新のテーマにのったセミナーを企画しております。
情報満載のセミナーに是非ご参加ください。

各詳細は http://www.juas.or.jp/seminar/index.htmlをご覧ください。

―――――――――――――――――――――――――
経営者・責任者必見! ITコーディネータ知識ポイント認定講座
★「IT投資対効果とその評価方法実践モデル構築体験講座」
講師:前橋 雅夫氏 前橋システムコンサルティング
日時:2003/2/4(火) 2/5(水)2日間 9:30〜17:30
会場:JUAS 四階研修室
参加費:1名73,500円 JUAS会員・ITC会員68,250円
―――――――――――――――――――――――――
好評第三弾!! ITコーディネータ知識ポイント認定講座
★「バランススコアカード体験講座」
 講師:高橋 義郎氏 日本フィリップ
    西嶋 陽一氏 鰍sRUソリューションズ
 日時:第3回:2003/2/7(金) 9:30〜17:30 (仙台)
    第4回:2003/2/19(水) 9:30〜17:30 (東京)
    第5回:2003/2/20(木) 9:30〜17:30 (広島)
参加費:1名34,650円 JUAS会員27,300円
―――――――――――――――――――――――――
JUASお勧め講座!
★「CRCカードを有効的に用いた業務システム・
情報システム構築方法実践講座」
講師:小林正和氏
日時:2003/3/5(水) 3/6(木) 全2日間 10:00〜17:00
会場:JUAS 四階研修室
参加費:1名73,500円 JUAS会員52,500円
―――――――――――――――――――――――――
大好評!
★第11回米国最新情報技術旋風
講師:一色浩一郎氏 カリフォルニア州立工科大学教授
日時:2003/3/13(木) 13:30〜17:30
会場:中央大学駿河台記念館 420号室
参加費:1名33,600円 JUAS会員29,400円
―――――――――――――――――――――――――
JUASお勧めセミナ!
★ISMS構築における実践的リスク分析手法
講師:羽田卓郎氏
   インターナショナル・ネットワーク・セキュリティ梶@執行役員
日時:2003/2/6(木)10:00〜17:00
会場:JUAS 四階研修室
参加費:1名36,750円 本会会員26,250円
―――――――――――――――――――――――――
★(社内外)提案・コンサルティングシステムの売り込み方のノウハウ
講師:尾田友志氏 中央青山監査法人/PWC
日時:2003/1/22(水)10:00〜17:00
会場:JUAS 四階研修室
参加費:1名36,750円 本会会員26,250円
―――――――――――――――――――――――――

お問い合わせ等は下記へ。
社団法人 日本情報システム・ユーザー協会(JUAS)
担当:近田(chikada@juas.or.jp)、石川 (ishikawa@juas.or.jp)
電話:03-3249-4102 / http://www.juas.or.jp/

■=== 【F+S Forum/2002年の活動総括】
 
今年も忘年会は108名のご参加をいただき、たいへん盛り上がりました。
『第70回開催記念+クリスマスパーティー+2002年大忘年会』
  写真掲載中==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm

毎年盛り上げ役のSSJ/佐藤さん、オフビート/北田さん、
撮影班のHAL/紙岡さん、受付のERP/加藤さん、山本さん
大変お疲れ様でした。毎度のご協力感謝に耐えません。

そして、忘年会へのプレゼント商品のご提供誠に有難うございました。
以下に社名を公表し感謝に替えさせていただきます。

<プレゼント商品提供者>
 カンミ堂/末永様、オフビート/北田様、マトリックス/丸山様、
 eVS/内山様、ファイヤーポンド/新造様、NCJ/楠本様、
 日本HP/古田様、柴原様、RTS/矢野島、SSJ/佐藤様、
 NSソリューション/稲垣様、エフタイム/辻様 (順不同)

◆2002年/開催回数と参加者数

 <延べ参加人数= 940名(+11%)> 2001年は850名でした。

 F+S月例会=21回、イベント=3回、GOLF=2回、魚釣=2回

  ・東京:  10回  653名
  ・名古屋:  4回   73名
  ・大阪:   4回   80名
  ・福岡:   3回   45名
  ・別府:   1回   14名
  ・札幌:   1回   13名
  ・長崎:   1回   14名 
  ・GOLF: 2回   34名
  ・魚釣:   2回   24名

◆<皆勤賞>
 本年のF+S東京では始めて8名もの方々が皆勤になっています。
 広瀬さん田口さんにとっては思わぬ伏兵がたくさん現れていますネ。
 それにしても、広瀬さんの4年連続、田口さんの3回目はスゴイ!!
 目立たないとめげずに来年も頑張りましょうね、辻さん!

 <全10回皆勤>
 内山 刑ニ / イー・ベンチャーサポート(株)
 白井 千晶 / (株)サイバーテック
 高橋 秀典 / (株)ナッツコミュニケーション
 田口 忠明 / (株)ユニコスモ
 辻  久彦 / (株)エフタイム
 広瀬 和市 / (有)リベロ・ネットワークス
 古田 伸二 / 日本ヒューレット・パッカード(株)
 矢野 一郎 / (株)デジタルビジョン

 <惜しくも1回欠席>
 氏部 辰雄 / コマツソフト(株)
 北田 勝久 / (株)オフビート
 島本 祠郎 / (株)ディオス

★F+S東京: 会場を六本木「センチュリーコート」へ移転
  ウサギちゃんが恋しいメンバーの要求が高く赤坂と交互での開催でした。
  今年も忘年会は108名のご参加をいただき、たいへん盛り上がりました。
 『第70回開催記念+クリスマスパーティー+2002年大忘年会』
  写真掲載中==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm

★F+S名古屋: 5月に開催スタート!!
  いよいよ国内4都市での開催へ(東京・大阪・福岡・名古屋)
  最近の景気を反映してか?順調な滑り出しです。
  新年はクラシックの夕べを増田さんと服部さんが企画中!!

★F+S大阪: 経済状況を反映してか?
  相次いだF+S大阪メンバーの東京転勤に参加者数が減少しています。
  今が関西人のド根性の見せ所です。頑張りまひょな!!

★F+S福岡: 小宮さん、ちょっと息切れ?
  イベントは盛んでしたが、そのせいで定例会が少なくなってしまいました。
  新年1月早々から「あら鍋」+GOLFで盛り上がるか?

★初めての「魚釣り大会」開催
・ 第1回は東京湾で五目釣り(5/25)に10名参加、天候も良く最高でした
・ 第2回(7/28)は、キス釣りで14名の方々にご参加いただきました。

★今年は別府+札幌+長崎、そして、初の海外へ?
  恒例の特別企画、昨年の沖縄に続き開催
・今年は北の国「札幌」へ(7/12〜14)13名が参加
・長 崎:《特別企画》10月18日(金)〜19日(土):14名参加
             GOLF+卓袱料理の1泊2日
  雨男の坂田さんと晴男の芝原さんの熾烈な戦いの中でも何とか無事終了!
  写真掲載中==>http://www.tru-solutions.jp/f+s_Pictures.htm
・12月6日〜8日、いよいよと海外開催(グアム)を企画したのですが
 残念ながら人数が集まらず7名のみで開催を断腸の思いで断念!

★GOLF
・【第15回】 3月9日(金) レインボーヒルズCC
  参加人数:20名(5組)、幹事:加藤(網屋)
   優勝: 西嶋 陽一 /TRUソリューションズ
   2位: 大橋 誠  /ジェイズ・コミュニケーション
   3位: (不明)
・【第16回】 11月15日(金) エーデルワイスGC
  参加人数:14名(4組)、幹事:西嶋(TRU)
   優勝: 中村 史夫 /ユニコン
   2位: 芝原 房夫 /日本HP
   3位: 深沢 卓  /アクセンチュア

■=== 【御協力御礼/「ITeX」登録コンサルタント募集】

 ★ 「ITeX」おかげさまで登録数が51名になりました ★

      <ITeX> IT eXperts Association

皆さんのご協力のおかげで51名の登録になり、
まずは年内目標数は達成できました。
当面の目標は3月末100名の登録です。
更なるご協力をお願い申し上げます。

また、コンサル業務ニーズのある企業とのタイアップも歓迎します。
是非ともご連絡ください。

<21世紀は個人の時代です>
・あなたの能力、眠らせていませんか?
・独立は実力と実行力です。迷わず前進してみては?
・資格を取得したけど仕事が来ない?
・より広い人的ネットワークの中で自分を刺激したい?
・リタイア?とんでもない!そろそろ社会へ恩返ししては?
・等々・・・

 <ITeX>詳細&登録フォームは、     ★ 随時登録受付中 ★
     http://www.TRU-Solutions.jp/ITeX.htm/ 

 お問い合わせは、ITeX@TRU-Solutions.jp へ
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 ERP、SCM、CRM、EAI、IT戦略立案、システム企画・開発、
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■=== 【人材募集】 人材採用関連情報掲載希望はご連絡ください。

1)エスエスジェイ: http://www.ssjkk.co.jp
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2)メイソンシステム: http://www.mayson.co.jp/
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3)JSS: http://www.jsscorp.co.jp/
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4)SMC: http://www.smc.co.jp/
   ERP事業強化のためSAP/R3経験者求む!!
   詳細はSMC/杉田さんまで、sugita@smc.co.jp
5)TRU: http://www.tru-solutions.jp/itex.htm
   「ITeX」登録の独立コンサルタント募集中!!
   詳細はTRU/西嶋まで ynishijima@tru-solutions.jp

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定:  <以下、いずれも新年最初の開催です>

  東 京:【第71回】1月15日(水)19:00〜@六本木
  大 阪:【第21回】1月31日(金)19:00〜@梅田
  名古屋:【第 5回】2月??日(?)19:00〜@名駅
  福 岡:【第 8回】1月24日(金)19:00〜@天神

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記: グアムが台風でひどいことに!!(実はF+Sグアムを延期して
実施していればこの時期に行っているところでした。ホッ。またまた難を逃れ
た西嶋君です。)あっという間の1年間でした。残念ながら、年間延べ参加者
数が1000名には達しませんでしたが、今年は多くの企画をこなしました。
小宮さんではないですが、ちょっと疲れ気味の幹事君です。関西人としては、
来年はF+S大阪を盛り上げるように何とかしなければ・・・。秋から結構仕
事が立て込み忙しくしているとF+Sが辛いときがありますが、皆さんの期待
に応えるべく頑張っております。最後に、本年は大変お世話になりました。来
年もよろしくお願い申し上げます。皆さんにとって良い未年になりますよう!
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