F+S Flash
(Vol.50)

 
 

============================= CONTENTS =============================

【F+Sメンバー紹介/第43弾】
  上妻 孝治/エムネット、田島 宣彦/ソニー生命保険、
  玉田 秀一郎/日立システムアンドサービス
【コラム/「広告から観る2004年経済動向」】   <寄稿>
  広告宣伝費は景気の先行きを占うバロメータ   神門 善三郎
【コラム/「マイケルソフトからの電話???」】   <寄稿>
  転職ってなかなかたいへんです。転職への私見   加藤 恭子
【コラム/「県民性におけるBSC的考察<No.7>」】 <寄稿>
  〜〜佐賀県の巻〜〜       高橋 義郎/日本フィリップス
【人材募集】 求職・転職についてもお気軽にご相談ください。
  アステム、日本カルチャーソフトサービス、クオリカ、IDSシェア
  NTTデータ三洋システム
【F+S Forum/開催予定】
  大 阪:【第25回】 1月30日(金)@梅田エスカイヤ
  名古屋:【第10回】 2月 3日(火)@名駅エピキュリアン
  福 岡:【第13回】 2月20日(金)@「あら鍋」酔灯屋天神別館
  東 京:【第82回】 2月25日(水)@青山ハーデンタイテン
  GOLF【第20回】 3月12日(金)@千葉県内コース
  東 京:【第83回】 3月31日(水)@六本木
  魚釣り:【第 5回】 4月10日(土)@東京湾『 春告魚(メバル) 』
  釜 山:<特別企画> 4月17日(土)〜18日(日)で企画中
======================================================================

■=== 【F+Sメンバー紹介/第43弾】

1)上妻 孝治/エムネット

あまり目立たない方です。F+Sにも何人かおられますが、
みんなに積極的に話かける訳ではないのにいつもいる
場に馴染んでしまっているんデスね。

 <ご本人からの一言>  k.kouzuma@m-net.co.jp

(株)エムネットの上妻と申します。”こうづま”と読みます。
私は大阪出身ですが、両親が九州離島の種子島の出身で、
種子島では結構多い名字です。

(経歴)
昭和38年に大阪大正区で生まれ、就職で東京に上京し、神戸製鋼の
グループ会社に入社しビル用建材設計部に配属されました。ビル用
建材設計部では、サッシの納まり図面を書く傍ら、型材予約で
コンピュータを使用し精密加工品課に異動となってからは、FAロボット
でデスクの加工を行う傍ら、プログラム変更などの作業をした関係で、
コンピュータに興味を持ち、システム会社へ転職しました。その後
人材派遣の営業を経て、32歳でエムネットに入社し、今年で41歳に
なります。

東京では、5年半暮らし、東小金井→土浦(茨城県)→杉並区→足立区と
転々と楽しく暮らしました。決して、失恋のたびに引っ越したわけでは
ありません。最近、出張で東京に行くことが多くなり、見覚えのある場所
を通るとその当時を思い出しなにか懐かしさを感じることもあり、
寂しさを感じることもあり、複雑な感じです。
現在は、岸和田で暮らして11年目になり、結構気に入ってます。

(決意表明)
昨年は、体調を崩し1ヶ月ほど会社を休んでしまいました。原因は
ストレス(?)のようです。先日、ストレスマネージメントのセミナーに
参加しました。その折り心のグラフ「エコグラム」テストを行うと、
ほぼ理想の山形曲線でしたが、第4の心(のびのび無邪気な子供の心)が
少し足りないようです。

この第4の心を上げるには、「騒ぐときは大いに騒ぐ、遊びも積極的に
参加する、趣味を持ち毎日を楽しむ」ことが必要のようです。
現在は一億総ストレス時代といわれ、ストレスマネジメントや意識の
変容や高揚が必要です。よって、今年のテーマは、「交流を増やし
新しい友人を増やす」と「仕事を面白くする工夫をする」にします。

目標は、F+S大阪の皆勤とF+S東京への参加です。
又、今後10年のテーマは「定年後の仕事を見つける」にします。
(40代なので少し早いですかね・・・)

(個人情報? 〜正直ショボイ〜)
趣味: 映画鑑賞
DVD鑑賞(正月にホームシアターを設置)
 〜家内からはリビングが狭くなったと不評〜
ミュージカル鑑賞(昨年は「美女と野獣」のみ)
外食 焼肉(釜山)、中華(敦煌)、寿司(函館市場)、
スパゲティ(カプリチョーザ)、他
好きなTV番組: サッカー(代表試合)
大河ドラマ
女子マラソン
女子バレー
野球(タイガース)
腰痛対策: 35歳頃から腰痛に悩まされており、
腰痛対策が日課(趣味?)となっています
ウォーキング
水中ウォーキング
カイロプラクティック(骨盤や背骨を矯正する治療)
オステオパシー(筋肉、骨格、神経の調整を、
        自然治癒を高め健康を増進)
腰痛体操
サプリメント
温泉巡り(近場で楽しんでます)
私服: ユニクロ
スーツ:メンズプラザAOKI

(会社紹介 〜少し真面目に〜)
当社は、独立系のシステム会社で、今年で12年目の会社です。今後の
勝ち残り戦略として、昨年下期より下記事業を柱とし展開致しております。
 ・SAP−BASIS事業
 ・システム開発ツールOrteus(NEC情報システムズ製)の事業
 ・ソリューション・ビジネス事業開始
 ・上海事業の推進(上記の事業展開連携)
その中で、私のミッションは、全社運用・テクニカルサポート事業統括
責任ですので各部支店の案件及び資源情報を共有し、適材適所に人員を
配置しアウトソーシング関連ビジネスを拡大させることが私の仕事です。
最後に、システムのコスト削減策として、海外でのシステム開発などを
お考え中の方がいらっしゃいましたら、是非当社へご一報頂ければ幸いです。
今後とも何卒宜しくお願い致します。

2)田島 宣彦/ソニー生命保険

顔を思いっ切りデフォルメして可愛くするとキティちゃんに似てくるかも?
文中にはありますが、さすがサンリオ!、数も結構あったぬいぐるみが
女性人の凄まじい奪い合いであっという間に無くなってしまいました。
来年も商品提供いただくため、保険に入るなら田島さんをご指名ください。

 <ご本人からの一言>  YOSHIHIKO_TAJIMA@sonylife.co.jp

はじめまして!ソニー生命の田島宣彦(たじまよしひこ)と申します。
とは言っても、昨年10月のF+S東京に始めて参加させて頂き、
年末のクリスマスにも参加いたしましたので何人かの方とはお話もさせて
頂きました。

そもそも、私の前任者が西嶋さんの保険を担当していたのですが、
その前任者が退職してしまった後を引き継ぎまして、西嶋さんとのお付き合いが
始まったわけです。西嶋さんとは年も近く、何度かお話をしているうちに
(成り行きで)皆様のお仲間に入れていただくことになりました。

10月の会のときに、自己紹介でも申し上げましたが、
前職は「サンリオ」という会社に20年間在籍し、ず〜〜っとキティちゃんを
売っていました。その関係で、流通業界には結構知り合いも多いのですが・・・。
そんな訳で、クリスマスの時には西嶋さんからの「景品な〜い?」のお誘いを
受け、ベビーシナモン(知っている人は知っている)のぬいぐるみ等を
ご提供させていただき、女性には大変好評だったようです。

現在は、保険の営業はもとより、FP(ファイナンシャルプランナー)として、
主に個人を中心とした金融、税金、年金などのご相談にお答えしております。

元来アナログな人間が皆様のようなデジタルの世界に行きますと、
その会話はあたかも宇宙言語のように響いてくるわけでして、
到底理解不能のパニック状態に陥ってしまうのであります。
そんな、私ではありますが、その分皆様のお役にたてる知識も持ち合わせて
いるのではないかと、勝手に思っておりますので、今後とも末永く
お付き合いいただけるよう、よろしくお願いいたします。

3)玉田 秀一郎/日立システムアンドサービス

昨年6月の初参加以来皆勤賞まっしぐらの玉田さんです。
8月・11月とGOLFも皆勤を継続中(今回は幹事役なので問題なく参加)
皆勤宣言のサンテック城戸さんの強敵となるか?
でもお相手の年代は別にして、バレンタインが楽しみでしたね!!

 <ご本人からの一言>  s-tamada@hitachi-system.co.jp

(株)日立システムアンドサービスの玉田 秀一郎と申します。
リベロ・ネッワークスの広瀬さんにご紹介頂きまして、昨年の6月から
F+Sに参加させて頂いております。簡単に弊社の概要と自己紹介を
させて頂きます。

弊社、日立システムアンドサービスは冠にあります様に日立系列の
システム関連企業で、1979年9月の創業で分裂、合併などありまして
現在4700名強の社員がおります。業務の中心はシステムインテグ
レーションで各業種対応SEを多く抱えております。機器販売やソフト開発
なども実施しておりますが詳細は弊社HP(WWW.hitachi-system.co.jp)を
見ていただいた方が確かですので、よろしくお願いいたします。

私は82年の入社以来、一貫して流通、小売関連のお客様対応SEとして
業務に従事してまいりました。若かりし頃は茨城県下の食品スーパー殿の
POSを中核とした店舗システムの建設を長く経験してきました。
なにぶん「マウス」などという物がまだ普及していない時代でしたので
「机が小さくてこれ以上は右に行けません」「右に動かすと左に、左に
動かすと右に矢印が行くのですが壊れてませんか?」などと言うスーパーの
おばちゃんからの質問と日夜格闘した思い出があります。(上記の質問へ
の回答はおわかりと思いますが、、)良かった事はバレンタインデーには
目を見張るほどの量のチョコレートが貰えた事ですかね。但し、包装紙は
全て同じスーパーの包み紙でしたが・・・。(^_^;)

現在は産業・流通関連の事業企画、アライアンスビジネスの推進などを
担当しております。従ってF+Sで多くの方々と出会う事は仕事にも
重要な事!という事でどんなに忙しい最中でも参加してしまおうと言う
腹積もりです。また、アライアンスの一環ではありますがイーコンテクスト
社(www.econtext.jp)というコンビニのインフラを活用した決済/物流
代行会社さんにも席をいただき業務のお手伝いもさせて頂いております。

趣味は体重が今よりも20Kg程軽かった20代の頃は迷わずに幼少の頃
からやっていたスキーと言っていたのですが、今や支える体が重くなり、
スキー場でも雪見酒が中心となっています。
20年前からはじめたゴルフはなかなか上達しませんが地道に努力はして
おりますので趣味と呼べると思います。

F+Sのコンペでは参加2回目にして自己ベストが出てしまいまして、
ブービー幹事を拝命してしまいました。次回は優勝のSSJ佐藤さんと
幹事を務めさせ手頂きますのでよろしくお願いいたします。

もう一つは、趣味かどうかは別として、、、
東京生まれの東京育ちのくせに熱狂的な阪神タイガースのファンである
と言う事です。関西出身の親父の影響で子供の頃から「江夏!田淵!」と
叫んで参りました。昨年は本当に良い1年で18年ぶりに涙させて
いただきました。今年もうれし泣きできると良いのですが。

飲むのも、ゴルフも大好きですので、今後ともよろしくお願いいたします。


■=== 【コラム/「広告から観る2003年経済動向」】 <寄稿>

新年恒例の記事です。「広告は景気を占うバロメータ」
今回も神門さんに無理やりお願いして書いていただきました。
「3年連続のマイナス成長は回避できる」と昨年初に景気動向を読んだ
神門さん、見事に的中です。さて、2004年の景気動向や如何に?
・・・・・・
                  神門 善三郎 z-kando@nifty.com
               <人事労務政策/システムコンサルタント>

    〜〜 2004年「広告市場」の展望 〜〜
    ----------------------------------------
    <<<「晴」だんだん「薄日」から「曇」へ>>>

2004年1月1日・元日に配達された「新聞朝刊」は何ページあったか
覚えておられますか?

我々アドマンは、新聞各社が発行する朝刊紙100ページ超の中にある
膨大な広告紙面から今年一年の景気動向を占うことになります。
広告が元気でなければ、日本経済も同様に元気のないものになるからです。
今年は、対前年比で広告量が増加、カラー広告ページも増えて、明るい
見通しになりました。

日経新聞は、日本のメガ広告エージェンシーである「電通と博報堂」の
上位2社の広告取扱高の対前年同月比を発表しています。(この2社で
日本の広告費の40%弱のシェアを占めていますので、その動向が的確に
読取ることができます)この推移をみると、2001年8月に始まった広告不況
は2002年11月まで連続16ヵ月間のマイナスを記録、2003年8月までの
25ヵ月間でプラス月は3ヶ月しかありませんでした。そして、2003年9月
にプラス転換後は12月まで4ヶ月連続してプラス成長となっています。

広告業界として始めて体験した長い長い低迷期から、ようやく脱出する
ことができ、順調に回復しつつある道筋になりました。
昨年10〜11月は、衆議院選挙や東京モーターショーといった、広告に
とっての特需がありました。しかし、それを除外しても平均5%ぐらいの
伸びが出ていると考えています。

・参考「2003年度の電通+博報堂・広告取扱高(対前年同月比)推移」
     <日経新聞発表>
(4月:▼5.5%)( 5月:▼0.4%)( 6月:▼4.9%)( 7月:▼6.4%)(8月:▼2.8%)
(9月:+5.8%)(10月:+7.1%)(11月:+8.5%)(12月:+5.4%)

景気が悪くなると、一番最初に削減され、景気が良くなっても一番最後に
なるのが企業の「広告宣伝費」と言われています。昨年3月期決算で黒字
転換した企業が、6ヵ月経って、ようやく広告予算を復活させた実態が
上表からよく読み取れるのではないでしょうか。

今3月期決算も企業業績は順調に回復し、「増益」を確保する企業が増える
状況にあります。広告市場の環境は、明るい方向に向かって改善されている
ことになります。

★2004年広告業界の展望(予測)

今年は「申年」です。十二支の中では一番の知恵ものです。
人間の「知恵」は、社会を明るくし、経済を発展する源です。
広告業界の今年の展望を見てみましょう。

1)外部環境
 ・閏年・1日多い366日(膨大な消費が生まれる)
 ・世界的スポーツイベントの開催
  (ギリシャ「アテネ・オリンピック」)
  (ドイツ「FIFAワ−ルドサッカー地区予選スタート」)
 ・中国経済は高度成長が持続(13億人消費市場拡大=国民の生活水準が向上)
 ・拡大EU誕生(5/1:加盟25カ国・人口約4.5億の巨大市場経済圏)
 ・ロシア/米国2大国の大統領選挙(プーチン再選。ブッシュ再選なるか)

2)国内問題
 ・参議院議員選挙(2大政党化が加速)
 ・デジタル化が一層進展(内需はデジタル市場拡大に期待)
 ・国民・企業の税・社会保険料の負担増(消費支出には悪影響)
 ・価格表示が消費税込の総額表示に変更(心理的緩和)
 ・新・紙幣(1000円、5000円、10000円札)の登場
 ・国内経済に好材料なし外需輸出依存の景気拡大に、下期失速か

3)広告会社の動向予測(2004年は「日本の広告費6兆円」突破に再挑戦)
 広告業界の今年の話題は、巨大化する「電通」がめざすものは何か。
 また、昨年10月に経営統合した「博報堂」「大広」「読売広告社」3社の
 動向と業界3位の「ADK」以下、取残された大手・中堅広告会社の生残り
 をかけた大競争時代に一つの結果がでるのではないかと予測しています。

 *「電通」の独走体制が決定的に、
  ますます世界の電通へ。そのことが引起す影響力は・・・?
  (中国・インドへの積極的な先行投資が際立っています)
 *「博報堂DY」の躍進は限定的か・・・
  持株会社「博報堂DYホールディングス」とメディア専門会社
  「博報堂DYメディアパートナーズ」が発足、3社経営統合体制は
  予定通り完成しました。果たして、当初の期待どおりのインパクトを
  広告業界にもたらすことができるでしょうか?
  真価が問われる1年となります。
  ・果たして、3社統合による営業シナジー効果は実現可能か?
  ・果たして、株式上場は予定通りの日程で実施できるか?
  ・果たして、3社の経営効率化(リストラ策)はどこまで進展するか?
  ・果たして、「大広」「読売広告社」は独自の成長ができるのか?
 *「ADK(アサツーディーケイ)」は次世代の成長を目指した新しい
  企業戦略を展開する
 *大手・中堅広告会社は、優勝劣敗がはっきりし、企業間格差拡大が必至
 *既存広告代理店の選別と新興広告代理店の急成長により新旧広告代理店
  交替元年 

*今年の広告業界は、本当の企業力が問われることになります。
つまり、多様化する「広告メディア」を最大限に広告展開できる起動力と
効果的なメディアプランンイングやバイイング戦略の提案力が問われることに
なります。更に、メディア料金の低減化が加速されて、価格競争力は激化の
一途となることでしょう。企業体力があり、広告の付加価値が創造できる
優秀なアドマンが活躍する広告会社しか生残れない環境が急速にやってくる
この一年になるのではないでしょうか。


■=== 【コラム/「マイケルソフトからの電話???」】 <寄稿>

経験者なら思い当たることが多く思わず笑ってしまいます。
たいへん面白い記事だったので、加藤さん発行のメルマガ「B-zine」から
抜粋編集していただきました。
なお、「B-zine」の配信希望は加藤さんまでご連絡ください。
・・・・・・・
                 加藤 恭子 CXP03466@nifty.ne.jp

最近転職を考えている人、リストラにあった人、も多いらしく、
人材紹介会社の話題がよく出てくる。
また、私自身も数回の転職歴があり、頻繁に転職に関する相談を受ける。
正直いってかなりの事例に詳しいと思う。

ヘッドハンティングの話としてよく聞くのは、会社に外国人から英語で
電話がかかってきて・・・というものだ。
「マイケルソフトのXXです(マイクロソフトと聞こえてしまう!笑。
でもなんだか踊りだしそうな気も・・・)」
などと名乗るケース。売り込みの電話が切られることを知っている
彼らは、有名企業と似た音を持つ名前を使う。
それで第一関門をすり抜ける。

その後、「先週の展示会で御社のエンジニアと会って話をしたが名前を
失念してしまった。連絡を取りたいので名前を教えてくれ(=この後
この名前が複数の人材紹介会社に流れる)」などと言う。そんなものは
いないというとそれではご親切なあなたの部署名と名前を教えてくれ、
もしくは営業担当者と変わってくれ、社長の名前を教えてくれなどと
いうのだ。

こういう変な情報も含め、私はIT業界20名以上もの人の声を総合し、
人材紹介会社ミシュランなるものを作成してみた。情報をいただいた方には
このリストを配布した。(現在はまったく知らない人から自分の人材紹介
会社体験談は出せないがリストだけくれという連絡が多いので、提供は
打ち切っています。自分が出会った紹介会社の情報を出せる人にはお分け
しますので、ご連絡ください)

さて、このリストだが、驚くことにワースト3とベスト3は多くの皆さん
の意見が一致したのだった。

もちろん、大手の数社に関しては職の品揃えの多さで高い評価が下された。
ちなみに大手のうち1社は、転職歴が多い(多分4、5回くらい)と
使えないので、リストラが多い外資系IT業界の方には向かないかもしれない。

リクルートエイブリックはそのようなことがなく、迅速に連絡が来て紹介が
受けられるが、規模が大きいだけあってきめ細かな対応は受けられない。
担当者も未熟な印象だ(IT業界のことはわかっていない)

人材紹介会社にもいろいろと問題のあるところもあるが、
Webなどに掲載せずに、人材紹介会社を訪れてこそ知ることのできる求人も
多いので、転職希望者にとっては、登録によるメリットが多いと思われる。

だが、ひどいめにあった、という話も結構聞くので、
ワースト5の人材紹介会社について触れる。
ただ、これは情報を寄せてくださった方の意見なので、必ずしも万人に
あてはまるわけではないのでご注意いただきたい。また担当者ごとに
対応も違うので、友人知人が使ったことのある担当者を紹介して
もらったほうが当たりはずれが少ない。
もちろん評判は悪くても使い方次第という面もある。

A社:
六本木のクラブでナンパと思ったら、リクルーターだった。
展示会でプレゼンをしたら声をかけてきた。製品の説明を聞きたいという
ので説明をしたら、後から名刺を出してきた。悪質なことで有名な会社の
名刺だった。本人の許可なく、修正をした履歴書で勝手に企業に応募する。
リクルーターを名乗っているがもともとは某英会話学校の先生だったらしい
自分のスキルに合わない会社に無理やり入社させられる雰囲気。
結局長続きしない。

B社:
この会社の紹介で転職をした。すると1-2年でまた担当者が電話をかけて
きて転職を促す。こっちは長く勤めたいのに。いいカモにされてしまって
いる。(でも紹介してくれる企業はマトモ)

C社:(外国人)
カウンセリングもしない(一度も会わない)のに、複数企業を紹介して
きた。転職歴が多いので、履歴書を書き換えようと言われた。
約束の時間を守らない。とてもRUDE(何度も病気になったり親戚が死んだり
して連絡がとれなくなる)いつの間にかフェードアウトした。

D社:(日本人)
口が軽い。転職しようとしていること、どこを受けているかを知人に
ばらしてしまう。勝手に応募する(でもよいクライアントを持っている
のでどうしても決まらないときにはよいらしい)。履歴書を書き換える。

E社:(外国人)
業界の情報収集をしようと、質問ばかりしてくる。
友達の名前を聞き出そうとしつこい。フルネームを聞き出して、
代表電話にかけてコンタクトしている。パーティを開いて名刺集め。
その参加者の経歴を聞き出し転職を促す(パーティにはリクルーターの
パーティと書かない。異業種交流パーティと信じて参加した人も多い。
でも安価でおいしい料理が楽しめるらしい)

F社:(日本人)
ひとつの案件を順番にいろんな人に紹介する(持っている案件が少ない)
人事へのコネが弱く、現場の担当者に気に入らせて、そこから人事に
あげるパターン。これだとヘッドカウントを本社で管理している企業
だと入社が難しい。(人事がへそを曲げるケースも)

G社:(外国人)
候補者のリファレンス(照会)先を聞き出し、自分のほかのビジネスに
流用する。だが、スタートアップ企業案件は多数持っている。
(スタートアップ企業に入りたい人にはよい)

これらに言えるのは、コミッション制のためになんとかいろいろな人の
情報を集めたいという気持ちが強いのではないか、ということだ。
その結果、企業側のニーズや、キャリアアップを希望する人の気持ちが
優先されていないのだ。また、一部はあまりにもビジネスがわかって
おらずに、プロダクトマーケティングとマーケティングコミュニケーション、
プリセールスとセールスの違いなどをわかっていない。その結果
とんちんかんな案件を持ってきてしまうなどという未熟な担当者も存在する。

またカウンセリング(面談)がない、もしくは適当なのも評判の悪い業者の
特徴だ。会わないで紹介しますなどと言い出したら一度会いましょうと
言ったほうがいい。そして、こちらも相手の態度を評価し、自分の履歴書を
託すかどうかを決めたほうがよい。

なお、貴重な情報を寄せてくださった方々にはこの場を借りて
御礼申し上げる。繰り返しになるが、あくまでも個人から寄せられた
情報なので、(私の体験談ではありません。ご注意を!)情報を鵜呑みに
せずに是非ご自分の目で確かめていただきたいと思う。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 筆者プロフィール: 加藤 恭子

 横浜市大卒。青山学院大学院国際政治経済学研究科修士課程修了。
 アスキー等を経て、ナスダック上場外資系企業のマーケティングを担当、
 また雑誌等でIT系、資格系の執筆を行う(日経BP社、ダイヤモンド社、
 ソフトバンクパブリッシング、翔泳社等)。現在翔泳社DBマガジンにて
 連載中。また400人以上の読者を抱える隔週無料メールマガジンを配信中。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

■=== 【コラム/「県民性におけるBSC的考察<No.7>」】  <寄稿>

                   高橋 義郎/日本フィリップス
                   yoshiro.takahashi@philips.com
     〜〜 佐賀県の巻 〜〜

佐賀といえば、すぐに思い出すのが司馬遼太郎の歴史小説『歳月』を読んで
知った主人公、江藤新平である。卓抜した論理と事務能力で明治維新の
激動期を、司法卿として敏腕をふるいながら非業の死をとげた江藤新平は、
明治6年征韓論争で反対派の大久保利通、岩倉具視らと対決。破れて下野し、
佐賀の地から明治中央政府への反乱を企てる。その壮絶な生き様の描写の
ためか、彼の印象は深く強く自分の脳裏に焼き付けられた。むろん早稲田
大学を創設した大隈重信はもちろん、作家の北方謙三、歌手の村田英雄、
ビジネス界の風雲児である孫正義なども佐賀の出身である。

およそ10年前に佐賀を訪れたことがある。あまり大きくないJR佐賀駅を
出ると、右手にビジネスホテル、左手には、都市部ではスーパーマーケットと
呼ばれる大型店舗がデパートのような存在で建っていたのを覚えている。
大学の友人の一人が佐賀で高校の教師をしていたので、かれこれ20年ぶりに
再開し、佐賀の郷土料理をご馳走になったことを思い出す。筆者が持つ佐賀の
印象というのは、このように限られたものであるが、同県にまつわる話は
歴史的にもかなり多い。

その代表的なものは『葉隠』であろう。『葉隠』とは18世紀のはじめ、
佐賀藩士・山本常朝の口述を田代陣基(つちもと)が筆録したもので、鍋島家
初期の頃の気風や行状を述べて、武士の生き方の教訓を与えようと言うのが
目的であった。鍋島家への奉公を人生の第一の目的とし、主君への忠誠のなか
に安心立命の境地を見出そうとするもので、「武士道と云うは死ぬ事と見付け
たり」という冒頭の部分のことばが特によく知られている。『葉隠』の内容は、
あくまでも武士としての理想を示したもので、現実のことではない。しかし、
こうしたものが出たということは、佐賀の県民性の基礎にあるものを考えると
上に非常に役に立つように思える。

佐賀の県民性を語る方言として、「ふうけもん」「いひゅうもん」という
言葉がある。要するに、角があってつきあいにくい人間、頑固一徹で融通の
きかない人間をさしているのであるが、このあたりが佐賀人には一種の精神的
スタイリストが多いといわれている要因のひとつかもしれない。また、外に
対しては礼儀正しくて道徳的なのだが、内面は案外利己的であると言われて
いる。佐賀鍋島藩が徳川300年の間、激しい鎖国制をとっていたのが影響
しているらしい。外を見るのも許されないし、外からの批判も拒むという、
鎖国の中の鎖国制だったのだ。そのために、佐賀県人はいまでも「内に強くて
外に弱い」といわれる所以のようである。社交性やおおらかさに欠け、
つねに自分と向き合うような息苦しさが残っているのであろう。

こんな県民性ではあるが、持ち前の几帳面さで仕事にはまじめに取り組む。
現在もなお、男性の実労働時間数(月間)が全国一位になっているのも、
おそらくこの几帳面さが原因なのだろう。組織のなかでも礼儀正しい佐賀県人
は堅物のイメージに映るようで、ストイックにコツコツやり通す。融通が
利かない性格でもあるから、切れ者とかスマートなイメージは持たれないが、
堅実で頼りになる。大きなミスも少ない。ただ、いかにもまじめすぎるので
ある。佐賀県出身者が、明治以降、司法界に数多く進んだのもこういった
性格によるものであろう。このまじめさが、ときには佐賀県人の破綻の原因
となることもある。あまりにも自分を追い詰めすぎるからだ。

このように見てみると、これからの佐賀県は持ち前の「堅実で信頼性の
高い県民性の確立と県勢発展への活用」というビジョンや方向性を掲げる
ことができるのではないか。そして、以下のようなバランス・スコアカードの
マップが描けるのではないだろうか。

――――――――――――――-
<財務の視点>
 ・堅実な財務収入の確保
<顧客の視点>
 ・ビジネス機会の発掘や展開
 ・県の活動領域の拡大
 ・外部へのコミュニケーションの改善と向上
 ・ステークホルダーへ堅実性・信頼性アピール強化
<業務プロセスの視点>
 ・正確できっちりした業務のプロセスの確実化
 ・歴史的封建的システムの有効活用プロセス化
 ・利己的ライフスタイルプロセスの善化
<学習と成長の視点>
 ・礼儀・道徳・堅実・信頼性のある人材育成強化
 ・精神的スタイリストの善化
 ・『葉隠』や歴史的な教育観念の善化
――――――――――――――-

肥前佐賀藩は35万7千石という鎮西の大藩であったが、幕末の風雲の
なかで極めて特異なゆきかたをとっている。藩政は他藩のような家老まかせ
ではなく、藩公である鍋島閑捜(かんそう)による完全な独裁体制下にあり、
それだけでも異常であるのに、この閑捜が300年の傑物とされた。

彼は藩を洋式化しようとし、藩軍ばかりか製鉄所や造船所までつくり、
現在のある大手電機機器メーカーの創設につながる近代技術を誇る雄藩と
なった。その独立独歩の佐賀藩が官軍に加わるきっかけは、当時すでに
木戸準一郎と改めている桂小五郎らが京の嵐山で老候と出会った折。
彼等との遊興の末、『花応(まさ)に老人の頭(こうべ)に上がるを
恥(はじら)ふべし』と即興の句を口吟し、鞭を鳴らして嵐峡を上下する
船から去った。もはや老人の出るべき時代ではない、という意味であろう。
ここで薩長土3藩は薩長土肥になったといえる。それから3年後の花の季節
には老藩主はすでに世にいない。彼の築き上げた近代技術も、日本の近代化
革命という激流のなかでは、権力闘争のバランスに弄ばれたということに
なるのではないか。

(参考:「県民性の人間学」祖父江孝男・新潮OH文庫、
  「酔って候」司馬遼太郎・文春文庫、「歳月」司馬遼太郎・講談社文庫)

--AD----------------------------------------------------------------
 ◆◆◆ インターネットTV会議システム 「BizMate/PRO」 ◆◆◆◆
       電子会議とグループウェアがドッキング
   いまやデスクで会議、高価なTV会議システムは不要です
      株式会社JSS http://www.jsscorp.co.jp
--------------------------------------------------------------------

■=== 【人材募集】 求職・転職についてもお気軽にご相談ください。

1)アステム: http://www.astem.jp/
   システムコンサルタント、Network/Security/各種サーバー関連
   技術者を募集中!!(名古屋勤務)
   詳細はアステム/植田さんまで、ueda@astem.jp
2)日本カルチャーソフトサービス: http://www.culture-soft.co.jp
   東京SE部長+高松事業所SE部長を募集中!!
   詳細はNCS/高井さんまで、takai@culture-soft.co.jp
3)クオリカ(旧:コマツソフト) http://www.qualica.co.jp
   営業、PM、SEほか各種職種経験者
   詳細はクオリカ/氏部さんまで tatsuo_ujibe@qualica.co.jp
4)IDSシェアジャパン http://www.IDS-scheer.co.jp/recruit.htm
   BPM関連各種コンサルタント募集中!!
   詳細はIDS/内藤さんまで  info@IDS-scheer.co.jp
5)NTTデータ三洋システム  http://www.nttd-sanyo.co.jp
   東京支社勤務の「何でも屋」を緊急募集!!
   詳細はNDSS/中島さんまで naka009032@sanyo.co.jp

■=== 【F+S Forum/開催日程】

・月例会開催予定:  <最新日程はHPをごらんください>

  東 京:【第82回】 2月25日(水)@青山ハーデンタイテン
  東 京:【第83回】 3月31日(水)@六本木

  GOLF【第20回】 3月12日(金)@千葉県内コース
  魚釣り:【第 5回】 4月10日(土)@東京湾『 春告魚(メバル) 』

  名古屋:【第10回】 2月 3日(火)@名駅エピキュリアン

  大 阪:【第25回】 1月30日(金)@梅田エスカイヤ

  福 岡:【第13回】 2月20日(金)@「あら鍋」酔灯屋天神別館

  釜 山:<特別企画> 4月17日(土)〜18日(日)で企画中

・月例会開催報告:

  東 京:【第81回】 1月21日(水)@48名参加


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: いよいよ2004年申年がスタートしました。昨年は惜しくも累
計参加者数1千名を突破できなかったF+Sですが今年は前年比アップをでき
るでしょうか?なかなかトンネルから抜け出せない日本です。電器業界では関
西企業が元気といわれていますが、リストラで元気に見えている「見せかけの
元気」だけの会社もあり、いまだに曇り空です。そういえば、「SAGA」と
いえば「はなわ」、と即言えなかった高橋さんです。この曲は「テレビもねぇ
ディスコもねぇ・・・」と歌った吉幾三の「俺ら東京さ行くだ〜」(1985年)に
つながる「佐賀県」です。最近は「何も無いから」田舎へとIターンするリタ
イヤ組が多くなっているようです。「昭和」がトレンドの今、皆さんの田舎を
もう一度見直してみると、凄い財産が身近なところに眠っているかもヨ???
(そういえばこの編集後記、いつも話が跳んで支離滅裂。でもまあ良いか。)

//////////////////////////////////////////////////////////////////////