F+S Flash
(Vol.６０）
============================= CONTENTS =============================
【Ｆ＋Ｓメンバー紹介／第５３弾】
岩切 啓造／ソルムンシステム、大坪 修一／インキューブ、
久保井 司／富士通中部システムズ
【コラム／「冬ソナ異説」】 ＜寄稿＞ 藤田 彰久／関西大学名誉教授
2004年「アメリカ定点観察見聞録」からの一こま
【コラム／｢県民性におけるＢＳＣ的考察＜No.１４＞｣】 ＜寄稿＞
〜〜 岐阜県の巻 〜〜 高橋 義郎／日本フィリップス
【セミナー紹介／「インドＩＴセミナー」】 １２月１５日（水）
ＮＰＯ法人「日本語で行なう日本―インド間事業を支援する会」
【セミナー紹介／「ソフトウェア開発センター誘致説明会」】１２月９日(木)
韓国全国経済人連合会「ソフトウェア開発、Ｒ＆Ｄセンター誘致説明会」
【美味い店紹介／「忘年会＆クリスマス特別メニューの紹介」】
赤坂「イル・サーレ」、六本木「センチュリーコート」、
都立大学「ラ・ブラッスリーオペラシェ松尾」
【人材募集】 求職・転職についてもお気軽にご相談ください。
アステム、日本カルチャーソフトサービス、サイバーテック、
ＮＴＴヒューマンソリューションズ、ブロード、クオリカ
【F+S Forum／開催予定】 ＜クリスマス開催日程変更！＞
福 岡：【第１７回】１２月 ３日（金）＠「ふぐの小川」翌日はゴルフ
名古屋：【第１４回】１２月 ７日（火）＠名駅．エスカイヤクラブ
大 阪：【第２９回】１２月１７日（金）＠梅田．エスカイヤクラブ
・《《《 ２００４年度 忘年会＆クリスマス・パーティ 》》》
東 京：【第９１回】１２月１５日（水）＠天王洲「シェ松尾天王洲倶楽部」
==> http://www.tru-solutions.jp/FS041215.htm
======================================================================
■=== 【Ｆ＋Ｓメンバー紹介／第５３弾】
１）岩切 啓造／ソルムンシステム
（ ご本人の希望により削除致しました）
２）大坪 修一／インキューブ
相変わらずバイタリティー満杯の大坪さんです。
全国飛び歩いています。＜本当に仕事でしょうか？(*^｡^*)＞
自身で人生観が変わったと言ってますが、悲惨な状況が自身や周りで起こると
誰でもそうなるんでしょうね。
＜ご本人からの一言＞ ohtsubo@inqube.co.jp
ご挨拶させていただきます。
(株)インキューブの大坪修一です。本年４９歳となり、若いつもりでも
いつの間にかもうすぐ５０歳に手が届く年齢となりました。
2003年３月に約２０年間お世話になったアシストを退社し（実は西嶋さんに
採用され長年海外出張など行く機会が多かったです）、同年３月に会社設立を
行い、２期目の決算が９月に終わったばかりです。
現在、医療特区に指定されている神戸市のインキュベーション施設に入居し、
病医院向けの携帯電話等を活用した診察予約システム「MediQube」の開発、
販売及びサポートを主業務として行っております。
おかげさまで市場での高評価を頂いており、ご興味のある方は当社ＨＰより
ご覧いただけますので是非とも以下のURLを参照の上、ご確認ください。
又、紹介して頂ける医院などがあれば、お知らせください。
==> http://www.inqube.co.jp/aboutus
趣味は広範囲に渡っており、釣り、キャンピング、ヨットなどがありますが、
残念ながら超多忙なため、なかなか時間が取れない今日この頃です。
家族は妻と子供３人の５人家族ですが、家族そろっての食事は日曜日だけなので
世間からも母子家庭と思われていることもあるそうです。又、亭主である私の
居所を知るためかどうかはわかりませんが、GPS携帯を持たされており、鵜飼の
鵜になった気持ちの中、毎日仕事に出かけております。妻はダイエットのため、
最近乗馬に凝っておりますが、効果は余りなく、むしろ乗せた馬の方がやせてき
たのではないかと話しております。
この正月はスキーに久しぶりに行きますが、ここで皆様にとっておきの情報を
お教えしましょう。
通常、家族やグループが旅行などに出かけたい時に、できるだけ低予算で過ごし
たいと考えられるかと思いますが、雑誌などに出ている公共施設でも結構費用が
高かったり、キャンプ場を探しても施設として備品などがなく、風呂もないなど
と、気にいった宿や施設がなかなか見つからない場合があると思います。
そこで今回ご紹介するのが、国が所有する施設です。
なんと、宿泊費用は「ただ！」
収容人数は数百人、家族の場合でもベットタイプの一部屋を貸してくれます。
又、野外にてバーベキューをする場合も全て備品は無償提供、野球などをする
場合もグラウンド、備品貸し出しも無償。さらに風呂も大きく場所によっては
海や山を一望できます。私も長年ボーイスカウト活動を通じ、利用していますが、
ここ5年間は旅行に行く際は必ずこのような施設を利用しています。
本屋に行ってもこの情報はとれません。
==> http://www.syonen.go.jp/jpn/shisetsu/tateyama/link.htm
又、宿泊費などは格安でかかりますが、非常に利用価値の高い公共施設の
一部です。==> http://zenshojiren.jp/bl4_kinki.html
さて、先週、新潟の長岡にある医院にシステム導入のためお伺いしましたが、
震災の現場を見るにつけ、阪神大震災でのことが頭を過ぎりました。
阪神大震災当日、東京出張の準備をしているところ、凄まじい揺れと音とに
全てが葬りさられるような怖さを感じました。
家族を連れ出し、外へ出ると昨日まであったはずの家屋が軒並みつぶれて
いました。家族と別れ別れになった方々も多く、家族の意味を強く認識した
日々でした。仕事や物に対する価値観も大きく変わったのもこのころです。
家族があるから仕事もでき、自分ひとりでは何もできないことを考えさせらる
日々でした。みなさんも定年後に奥様に離縁されないよう、家族のことを考える
時間をお持ちになられてはいかがですか？
その際は上記の施設を是非、ご利用ください。
最後に、あまりＦ＋Ｓの月例には参加できていませんが、
来月の東京でのクリスマスパーティには何とか参加する予定なので、
見つけたら声をかけてくださるようお願いします。
今後ともよろしくお願いします。
３）久保井 司／富士通中部システムズ
年齢を経ると見る影もない方が結構いますね。でもゲッソリ痩せたデブはいない？
Ｆ＋Ｓにはどう見ても柔道部にしか見えないハイジャンパーもいます。(*^｡^*)
労組の役割も無くなってきてるように感じるのですが、どうでしょう？
＜ご本人からの一言＞ kubo_ts@fjcl.fujitsu.com
こんにちは。名古屋Ｆ＋Ｓのメンバーで久保井 司（くぼい つかさ）と
申します。
九州Ｆ＋Ｓの小宮様の紹介で、名古屋Ｆ＋Ｓ発足当初から仲間に入れて
いただいております。小宮様とは、同じ系列の関係会社の労働組合の執行委員
という縁で知り合いました。
私の会社での所属は「経営企画室」ですが、実際は「労働組合」の執行委員を
しています。５年ほど前に、「当局」の陰謀でこの組織に入り、現在に至って
おります。その前まではお客様にべったり張り付くフィールドのＳＥをやって
おりました。ＳＥ時代は汎用機の保守をしたり（ネットワークとかシステム
編集とか）、ユーザアプリケーションを作ったりしていました。
アプリケーションは、「会計システム」、「人事システム」や、「農業土木
計算システム」など、脈絡もなくいろいろなことに手をつけていました。
今ではずいぶんＩＴの世界から離れ、無知になっていますが、
Ｆ＋Ｓの中でいろいろなお話をうかがうことが唯一の刺激になっており、
これは本当に貴重なひとときとなっています。
生い立ちですが、名古屋近郊に生まれ、名古屋近郊に育ちました。
学校も名古屋でここからこれまでの生涯、外で暮らしたことはありま
せん。ずいぶん田舎者ですが、以下、私のプロフィールのＧＩＳＴです。
今後ともよろしくお願い致します。
生年月日、性別）１９６３年４月５日（４１歳）、男
出生地）愛知県西春日井郡清洲町（織田信長の清洲城下）
現住所）愛知県瀬戸市（愛・地球博の開催地）
最終学歴）南山大学 英語学英文学科
勤務先）株式会社富士通中部システムズ
趣味）テニス（実業団。でも最近は太っていて全く動けない）、
ゴルフ（ベスト８１。でも最近は９５ぐらい）
特技）英語（かなり発音悪いが何故か通じる）
資格）運転免許、ＴＯＥＩＣグレードＢ、高度情報処理資格
家族）妻のみ（子供なし）、実母（近隣に一人暮らし）
自宅）２世帯住宅で妻、義母、義祖母、３０代の義理の弟、妹と同居
（年配者ばかりの大家族です）
財産）住宅ローン少々。預貯金は全くなし！
車）トヨタイプサム（但し中古）
容貌）近隣の国のトップに似ていると言われます。
その国は昔、日本から人をさらっていた国です。（笑）
かなり太っています。（社会人になって３０kg増加）
知人・友人）会社の仲間に加え、著名人、有力者（Ｆ＋Ｓの
メンバー様がこれにあたります）など少々。（笑）
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■=== 【コラム／「冬ソナ異説」】 ＜寄稿＞
西嶋家は父子で藤田先生父子にお世話になりました。藤田先生との初めての
接点は大阪府立大学在学時の初めての授業の時に出席を取られ順に名前と
顔を確認して行かれたのですが、私の名前を呼ばれた後「お父さんは何を
されてますか？」と聞かれ、これこれですと説明すると「だと思った」と
一言。私は狐に摘まれたようで「？？？」状態だったのですが、授業終了後、
藤田先生のお父様が私の父が工場長をしていた会社へコンサルタントとして
行かれていたのだそうです。私が父と顔が似ているので「ひょっとしたら」
と思って確認されたそうです。その後就職の相談に乗って頂いたり、アシスト
時代には卒業生を何名か送り込んで頂いたりしていました。７５歳になる
現在も活発に色んな活動をされておられ尊敬する人物の最右翼のお一人です。
.................................................................
関西大学名誉教授 藤田 彰久
fujita@sutv.zaq.ne.jp
『冬ソナ異説』
〜2004年「アメリカ定点観察見聞録」一こま〜
シュワルツェネッガーの評価は高まっています。「言ったことは、やる」、
が共感と信頼を呼んでいるようです。彼の、自由な「逆転の発想」は
わが意を得たり、講師に招きたいくらいです。
一例。カリフォルニアの環境汚染問題の中軸、自動車関係での施策「低公害車
優先」をさらに進めるため、長い慣行であった優先レーン（Car-Poolレーン）
を見直すと言明しました。時期的なずれはあってもおそらく実現するでしょう。
都市部の大渋滞（１日数回、定常的に発生、日本では想像しにくい状況）の
是正策として設けられた「優先レーン」は、何年経ってもガラガラのまま
でした。彼はそこに目をつけたわけです。
通勤はほとんどが１人乗り、それが渋滞を招く、だから複数乗車を奨励し誘導
する、という発想がダメなら、逆に、「低公害車なら１人乗りでも通そう
==> それが増えて環境問題の解決に役立つならいいではないか」と、
複数乗車奨励策から低公害車促進策へと大きく舵を切ったのです。
自動車に関するカリフォルニア・スタンダードは、すぐ他の州に広がり、
他国に広がるというパターンで展開してきました。
幸い、日本には環境規制への影響という面だけでなく、積極面があります。
「個人」に力点を置いた低公害・無公害車両の開発・提供、さらには、
より社会的な移動・交通システムの開発・提供といった「戦略的統合生産
ベクトル」を一層明確に打ち出せるのです。
さて、「冬ソナ」の話、
恒例の「アメリカ定点観察３週間」から帰って、紀伊国屋を覗いたとき
「冬ソナ」本がますます目抜きの売り場を占領している有様に驚きました。
丁度店頭の特設台に、着いたばかりの「冬ソナ」新刊書が平積みされはじめた
ので何気なく見ていると、まだ積み終わらないうちに、どこからともなく
御婦人方が次々と現われて買い求めていくではありませんか・・・。
僕はそれを見て、「アメリカの『ソナタ』」は少し違うぞ」と思ったのでした。
人生のどこかに置き忘れたような懐かしい想いを「冬ソナ」の情感に託して
感激するのは、それはそれで結構でしょうが、日本人が「冬ソナ」に現を抜かし
ている間に、アメリカのフリーウエイや街角には韓国ヒュンダイの「ソナタ」が
どんどん増えているのです。
それを確かめてきたばかりの僕は心中甚だ複雑でした。
加えてそのフリーウエイの工事現場には韓国サムスンの土木機械が姿を見せて
いるなど、この一年間に韓国勢はアメリカ・マーケットでまたまた勢いを
増していました。
御存知のように、「日本流の〈すし屋〉や〈丼屋〉」をやっている韓国人は
以前から多く、それらは相変わらずですが、「ソナタ」など裾野の広い高度
加工組立品の伸張はそれらと異質のものです。
そういう状況を目の当たりにした僕は、すでに中国でサムスンやヒュンダイの
勢いを見ているし、それらを思い合わせては、ジャーナリズムや行政・政治家
などを含めて、われわれ日本人の大局認識の貧困や行動の甘さを、今年もまた
改めて思ったのでした。
アメリカのヒュンダイを振り返ってみると、１０年ほど前だったか、
丁度滞在しているときに、思い切った低価格攻勢でマーケットに進出して、
見る間に急伸し、先発各社の肝を冷やさせたことがありました。
しかし、その直後のひと冬で評価をすっかり落としてしまったことを覚えて
おられる方もあるでしょう。凍結防止用の岩塩に底をやられて穴があいた車が
続出した、ということでした。
いわば、「冬のソナタ」はそのとき惨敗したのです。
しかし、ヒュンダイの粘り腰は強靭で、すぐさま改善し市場回復に努めたのは
確かです。というのも、４・５年前、僕がハーツで借りた車は、思いがけず
新しい「ソナタ」でした。思いがけずといったのは、ハーツの案内には
フォード車しか載っていなかったので、僕はフォード車に乗るものだとばかり
思っていたからです。
しかし係員から「新しい車が入った、エンジンは三菱製だからいいぞ！」、と
勧められたのが「ソナタ」の新車でした。ヒュンダイがレンタカー最大手の
ハーツに食い込んだことを、そのとき知った僕は、思わず好奇心に駆られて
乗りました。
その「ソナタ」がなかなか良く出来た乗りやすい車であることは、
ものの１０分も走らないうちに分かりました。
今年、アメリカのマーケットを闊歩している「ソナタ」はそのニューモデルです。
斜めから見たときの流麗で穏やかなスタイリングの魅力は相当なものです。
すでにアメリカのファミリーカーとして深く定着しているトヨタのカムリや
本田のアコード、それに今年、新車がかなり目立ってきた日産アルティマや
マツダのニューモデル、また固定客の強いスバルなどに伍して、まさに追随し
つつある印象でした。一回り大型のヒュンダイ車もよく見かけました。
さて、可能性の話ではあるけれど、ヒュンダイのニュー「ソナタ」が
この「冬」を乗り切って、アメリカの実績を引っさげて日本に乗り込んできたら
どうでしょう？ 御婦人方？の「冬ソナ」ブームの勢いに亭主族やヤング男性
まで押され推されて、ソナタ車大躍進、日本市場を席捲、などとなりかねない
かも・・・。
そこは自動車王国日本のこと、「冬ソナ」本や「冬ソナ旅行」のようなわけには
いかないでしょうし、別の意味で、ニュー・ビジネスのチャンス到来、となる
かも知れません。
ともあれ、いろいろな角度から、「韓国の勢いや有様に広く注目せよ！」と、
改めて問わねばならないと重ねて思ったのでした。
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筆者プロフィール： 藤田 彰久 関西大学名誉教授〈商博〉
大阪府立産業能率研究所生産管理部長を経て関西大学教授。商学部長等を
経て９９年に退職。能研時代、米国に留学。ＩＥおよびトップマネジメント
の泰斗メイナード博士のもとで研鑽を積む。
関大時代、カリフォルニア大学バークレイ校客員研究員（２回）やベルギー・
ルーヴァン大学に留学など、在外研究・海外調査多数。
国内調査・診断・審査等多数（通産大臣「優良中小企業診断士」表彰。
公職：関西生産性本部評議員・関西ＩＥ協会副会長など多数。
著書・論文：「ＩＥの基礎」「生産文化論」など多数。
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■=== 【コラム／｢県民性におけるＢＳＣ的考察＜No.１４＞｣】 ＜寄稿＞
〜〜 岐阜県の巻 〜〜
高橋 義郎／日本フィリップス
yoshiro.takahashi@philips.com
およそ１０年ほど前に、岐阜県の郡上八幡を訪ねたことがある。
美濃での業務出張を終えた翌日の土曜日のことで、朝から雪が降りしきる中を
レールバスで郡上八幡駅に着いた。斎藤美術館に行ってみようと歩き始めたの
だが、開館にはまだ早く、近くの喫茶店で時間を過ごすうちにも雪は降りつもり、
白い雪のベールが、古びた町並みを誠に見事に覆っていて、いやがうえにも
美濃路の旅情を掻き立てる。店の人に斎藤美術館への道を聞いたところ、
この雪では閉館するのではないかと言うので急いで電話をかけて来意を告げ、
「お待ちしています」という快い承諾を得ることができた。郡上八幡は、
郡上踊りなど町民文化が燗熟し、宗祇水などに代表される水の美しい街としても
有名な小京都でもある。斎藤美術館はその街の中心に位置し、斎藤家が江戸時代
以来２７０余年にわたり茶人として代々収集愛用してきました書画・茶道具を
中心とした美術工芸品を、一般の愛好者・数寄者のための展観している。
とくに興味があったのはその庭にある「水琴窟」である。水琴窟は "つくばい"
や "縁先手水鉢" の鉢前に仕掛けられた、日本式庭園技法の一つで、埋めて
ある瓶にしたたり落ちる水滴が美しい水滴音を奏でる。
ところで岐阜のことである。「飛山濃水」ということばがある。
岐阜が山地の飛騨地方と低地の美濃地方とから成り立っているということを
示しているわけなのだが、飛騨の国が山に囲まれて開発が最も遅れた僻地で
あったのに対して、美濃の国は東西交通の要路として早くから開けていた。
そして江戸時代には、飛騨は幕府直轄の天領であったのに対して、美濃は
小藩分立であった。こうした状況であったから、飛騨と美濃とではいろいろな
意味で大きな相違が存在してきたのである。飛騨地方の著しい貧しさの上に
立った孤立性と後進性は、素朴で純粋だが閉鎖的な面もあわせ持ち、著しい
勤勉さも忘れてならない大きな特徴である。
こうした飛騨に対して美濃の国は、「美濃を制する者が天下を制する」と
言われたくらい戦が多かった。為政者が変ることが多く、とくに江戸幕府は
ここに力の強い大名が出ないようにと、多くの大名や旗本に分割統治させた。
そのために領民の間では隣の村が味方なのか敵なのかわからない時期もあり、
人々は為政者に多くを期待せず、互いに一致団結して身を守ってきたのだった。
こうした歴史が、他国者には気を許さない美濃人の性格をつくり上げている。
一見、つきあい上手のようだが、なかなか腹を割っては話さないタイプなのだ。
濃尾平野はまた、輪中で知られる洪水地帯でもあった。同じ輪中内の人々は
生き残るために団結するが、ほかの輪中には構っていられない。
これが「輪中根性」といって自分本位な性格を生んだともいわれている。
美濃の人は締まり屋といわれる。隣合う名古屋は、昔から「難波の銀と江戸の
金の差額」で利益を上げて食っているといわれたが、美濃はその名古屋相手に
商売してきた国である。なまじの金銭感覚では成功できないわけで、ただし
人あたりはいい。政治的にも経済的にも、目まぐるしく変わる支配者のもとでは
器用に立ち回るしかなかった。
そんな美濃人だから、商売上手なのはたしかで、柔和な表情からは想像も
つかない策略や奇策が飛び出したりする。しかし、自主性にはやや欠ける
ところがあるといわれる。つねにバランスを考え、周囲の動きを見極める
判断力はあるが、こうと決めたらとことんやりぬくといった一徹さや、
先頭に立って集団をリードしていくような力強さがない。
どちらかといえば、要領のいいタイプということになるのだろうか？
そのような県民性を踏まえてみると、
岐阜という県民性の経営戦略は以下のようになるのではないか。
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◆財務の視点
・産業や観光の財政収入増加
・県民一人当たりの総生産（総収入）の増加
◆顧客の視点
・岐阜県物産品や商品の再注文数増加
・岐阜県観光の再来県者増加
・顧客や市場の変化を先取りした商品やサービスの提供
・ビジネスと観光を取り合わせたトラベルサービスの提供
◆プロセスの視点
・顧客の視点に立った産業・観光の価値創造
・美濃地方産業界の取り纏めと活性化
・独創的な物産や商品の開発
・飛騨地方観光資源のプロモーション
・古き良き日本の哀愁をかもし出す飛騨観光資源の再評価
◆学習・成長の視点
・産業界でのリーダーシップある人材の養成と排出
・独創的な開発を継続的に出来る人材の育成
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（参考：「県民性の人間学」祖父江孝男著・新潮OH!文庫、
「郡上八幡ホームページ」 http://www.gujohachiman.com/ ）
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◆フィリップス・マネジメント・オープンセミナー開催のご案内◆
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・１２月３日（金）「環境戦略が狙う組織の顧客価値創造の経営とは」
・１２月１６日（木）「経営の質を高められるリーダーシップとは」
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各回とも、14:00-17:00＠品川．日本フィリップス
お問い合わせ、参加申込は ==> Open_seminar.JPN@philips.com
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
■=== 【セミナー紹介／「インドＩＴセミナー」】
NPO法人「日本語で行なう日本−インド間事業を支援する会」は、
日本・インド間事業（主としてＩＴ）を活性化することが、両国にとって
極めて重要且つ有益であるとの観点から日々活動を進めております。
今更申し上げるまでもなく「インドＩＴ」の活用は世界先進諸国の趨勢である
にもかかわらず、独り日本は言葉、商習慣等々の問題から遅々として活用し
きれておりません。これら障壁を少しでも取り除くべく、その一環として
今後「インドＩＴセミナー」を開催して参ります。
今般、その第一回目としてインド大使館のご賛同を頂き、
また、インドＩＴ・アジア経済研究の第一人者であります拓殖大学教授
小島眞先生に特別講演をお願いし、下記の通り開催する運びとなりました。
師走のお忙しいところとお察し致しますが、何卒寸陰を惜しまれ、
皆様多数の方々のご参加をお願い申し上げます。
NPO法人 日本語で行なう日本―インド間事業を支援する会
代表 石井宇一郎
〜〜 “日本語で行なう”インドＩＴセミナーのご案内 〜〜
日 時： 2004年１２月１５日（水） １３：３０〜１６：３０
会 場： インド大使館 講堂
東京都千代田区九段南２−２−１１
http://www.embassy-avenue.jp/india/index-j.html
参加費： 無料
＜セミナー概要＞
１３：３０ 司会、主催者ご挨拶 NPO代表 石井宇一郎
１３：４０ 特別講演 「発展するインド経済とＩＴ事業」
拓殖大学 国際開発学部教授 経済学博士 小島 眞氏
１４：４０ 「インドＩＴ企業の日本での事業展開例」
日印ソフトウェア社（インド バンガロール）活動紹介
日印ソフトウェア社長 S.N.ギリ氏
１５：４０ 質疑応答
１６：３０ 閉会
※小島先生略歴： １９７５年慶応義塾大学大学院博士課程終了、
その後同大学より経済学博士号取得。
千葉商科大学教授を経て、現在拓殖大学国際開発部教授。
ご専門は開発経済学、インド経済論。
著書「インドのソフトウェア産業−高収益をもたらす戦略的ＩＴパートナー」
第１６回アジア太平洋賞を受賞。財務省インド研究会座長等々にてご活躍中
申 込： info@indobiz-support.org
NPO法人「日本語で行なう日本･インド間事業を支援する会」事務局
TEL：03-5275-1460 FAX：03-5275-1635
携帯：090-4940-1030 石井
■=== 【セミナー紹介／「韓国ソフトウェア開発、
Ｒ＆Ｄセンター誘致説明会」】
〜〜「ソフトウェア開発、Ｒ＆Ｄセンター誘致説明会」〜〜
開催のご案内
このたび韓国では海外の有力企業を対象としてソフトウェア開発やＲ＆Ｄ
センター誘致の国家プロジェクトが発足し、パイロットプロジェクトを
実施する運びとなりました。
当プロジェクトは、韓国へ進出する海外企業に対し、理工系人材を中心として
５年間にわたり大幅な人件費の助成および税制上の優遇策等多くのインセン
ティブを提供するものであります。
ユビキタス社会の到来に向けて高度な専門技術者の育成、確保およびソフト
ウェア開発のコスト削減は重要な課題であり、当プロジェクトは日本企業の
皆様方のご期待に充分かなうものと確信いたしております。
つきましては当プロジェクトの説明会を下記の通り開催いたしますので、
ご多用中恐縮ながら、なにとぞご参会いただきたくご案内申し上げます。
韓国全国経済人連合会
副会長 李 龍兌
＜説明会概要＞
日 時： 2004年１２月９日(木) １０：００〜１１：３０
場 所： 経団連会館 10階1002号室（東京都千代田区大手町1-9-4）
http://www.chemiphar.co.jp/nc/map/keidanren.htm
主 催： 韓国政府産業資源部、韓国全国経済人連合会、KOTRA Invest KOREA
後 援： 経済産業省(予定)、(社)電子情報技術産業協会、
(社)情報サ-ビス産業協会、
(社)日本パ−ソナルコンピュータソフトウェア協会
協 力： (社)日本経済団体連合会、(株)AICON
主 宰： 李龍兌(イ・ヨンテ) 全経連 副会長 情報通信委員会委員長
説 明： 朴鎔秀(パク・ヨンス) 同プロジェクトの担当チ−ム長
参加申込： fki@keidanren.or.jp
韓国全国経済人連合会 東京事務所 洪(ホン）、
井上晴美(日本経団連内）
TEL：03-5204-1702/1516､090-6128-6697 FAX：03-5255-6258
＊誠に勝手ながら、12月3日(金)までのご連絡をお願いいたします。
■=== 【美味い店紹介／「忘年会＆クリスマス限定特別メニューの紹介」】
いよいよ、忘年会やクリスマスのシーズン突入ですね。(*^｡^*)
以下の「F+S Forum」御用達レストランでも以下のようなメニューをご用意して
皆様方のご予約をお待ちしております。
少人数のパーティープランやクリスマスディナーほか各種の御要望にも応え
られますので、ご予約の際には必ず「F+S Flash」を見たと一言付け加えて
各店窓口の方へ早めにご連絡ください。
★★「イル・サーレ」 TEL：03-3560-7669
東京都港区赤坂２-８-１４ オータビル１階
==> http://www.my-partners.com/ilsale/ （ＨＰから予約可能）
シェフ：高田 ilsale@my-partners.com
・クリスマスディナーコース １２月２２日〜２５日
5,250円（税サ込） 詳細はお問い合わせください。
※１２月１５日までに予約の方にはスプマンテor自家製サングリアを
・パーティープラン
飲放題付（料理８種）5,250円（税サ込）ほか各種ご用意しております。
・土曜日限定スペシャルプラン
料理８種で2,310円（税サ込）、ハーフボトルワインを1,300円でサービス
★★「センチュリーコート」 TEL：03-3478-4100
東京都港区六本木５-５-１ ロアビル１０階
==> http://www.century-court.com/
営業：秋貞 cc-party@wdi.co.jp
・クリスマス特別メニュー １２月２０日〜２４日
7,875円（税サ込）ほか 詳細はお問い合わせください。
・忘年会・パーティープラン
ビュッフェ料理＋フリードリンクで5,000円（税サ込）〜
http://r.gnavi.co.jp/g038917/menu1.htm
・様々な特典付きの会員も募集しておりますので気軽に御問い合わせ下さい。
★★「ラ・ブラッスリーオペラシェ松尾」 TEL：03-5701-0828
東京都目黒区八雲１-１-１ めぐろ区民キャンパス内
==> http://www.tru-solutions.jp/chez_Matsuo/ （ＨＰから予約可能）
店長：村田 murata@chez-matsuo.co.jp
・クリスマス特別メニュー １２月２２日〜２５日
8,400円／6,300円（税サ込） 詳細はお問い合わせください。
※お子様メニューも用意しております。
ご家族でのクリスマスディナーは如何でしょうか？
・忘年会・パーティープラン
ビュッフェ料理＋フリードリンクで5,000円（税サ込）〜
カナッペを中心としたカクテルパーティーから本格的なフルコースまで
心尽くしのおもてなしを御堪能頂けます。新年会、忘年会、打ち上げパー
ティや同窓会、ウエディング、ケータリング等、人数・予算・ご希望に
応じて各種ご提案差し上げますのでお気軽に御問い合わせ下さいませ。
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■=== 【F+S Forum／開催日程】
・月例会開催予定： ＜最新日程はＨＰをごらんください＞
福 岡：【第１７回】１２月 ３日（金）＠「ふぐの小川」
名古屋：【第１４回】１２月 ７日（火）＠名駅．エスカイヤクラブ
大 阪：【第２９回】１２月１７日（金）＠梅田．エスカイヤクラブ
・《《《 ２００４年度 忘年会＆クリスマス・パーティ 》》》開催決定
東 京：【第９１回】１２月１５日（水）＠天王洲「シェ松尾天王洲倶楽部」
==> http://www.tru-solutions.jp/FS041215.htm
天王洲アイル駅に隣接したスフィアタワー天王洲の２６＆２７階
お台場向けでの１８０度の景色（夜景）は最高です。
もちろん天井も高く吹き抜けで場所としては最高の雰囲気です。
まだ申し込んでない方は至急ご連絡ください。
・月例会開催報告：
東 京：【第９０回】１１月１０日（水）＠六本木「ｾﾝﾁｭﾘｰｺｰﾄ」
４１名のご参加を頂きました。
★＜Ｆ＋Ｓコンペ＞ ２６名（７組）で開催されました！！
【第２２回】１１月１９日（金）＠千葉『グリッサンドＧＣ 』
http://www.glissando.jp/
前日からの雨を心配たのですが小雨程度で寒さもさほどでなく
残念ながら秋晴れの中とは行かなかったですが
そこそこの天候の中無事終了しました。
（翌日は快晴の秋空でした、くそっ！！）
また、今回は新規参加の方が多かったので心配したのですが
楽しんでいただけたようで良かったです。
参加賞に小野さんからご提供頂いた「会長のお米」美味しいかったでしょ！
==> http://www.tru-solutions.jp/f+s_golf041119.html
初ラウンドで次回幹事になってしまったヤヲさん、
ニアピンが出るまでに進歩したの陳さん、
ドラコン王（女王？）の村田さん次回からはレギュラーティーで、
大阪からの小西さん、岡山からの鳥羽さん、お疲れ様
ハワイからの嶋田さん？（違ったか!!）
少し調子が戻ってメーカになっってしまった西嶋さん、
などと悲喜こもごも・・・
今回は減点ゼロが３名も！！、減点１も２名でました。
またまた年齢差での最終決着となり
初めての優勝を吉田さんが勝ち取られました。
（若い順で決まったことにしておきましょうネ(*^｡^*)（(^ヘ^)v）
優勝： 吉田 奈美 ／ トランザクト
２位： 石川 正義 ／ ユウビコート
３位： 嶋田 裕広 ／
＜優勝の言葉＞ いつもながら楽しくＦ＋Ｓのゴルフコンペに出て
非常に有意義な時間を過ごした吉田奈美です。お天気にもメンバーにも
コースにも恵まれまして思わず優勝をさせていただきました。
いつも取り仕切ってくださる西嶋様、今回幹事の小野様、村田様、
車に乗せてくださった、北田様、金崎様、メンバーで楽しませて
くださった同じく金崎様、宮脇様、石川様、特にありがとうございました。
練習をしないので当然のことながら腕には恵まれませんでしたが、哀れな
スコアと運に幸運の女神が微笑んでくれたのでしょう。
めったにないチャンスをいただき、大変感謝多謝のうれしい限りです。
今後もスコアには自信はありませんが、このはずみに運をつけてゴルフに
仕事に頑張りたいと思います。また、次回の幹事として次回のコンペを
最善を尽くして皆様のために盛り上げます。どうぞふるってご参加の程、
宜しくお願いいたします。
※既に次回の開催が決定しています。
好評だった多摩は「桜ヶ丘カントリークラブ」での開催です。
２００５年３月１１日（金） ８組
http://www.keio-rec.co.jp/sakuragaokac.c/golftop.htm
次回幹事の吉田さん＋ヤヲさん、よろしくお願いします。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記ＵＲＬで
各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
編集後記： あと１ヶ月で２００４年申年も終わりです。「F+S Forum」の活動
も残すところ３回だけとなりました。景気の回復のせいか、景気がまだ回復して
いないせいか、参加人数が伸び悩んでいます。別に参加人数を増やそうとしてい
るわけではないのですが参加人数は何かのバロメーターになっているような気が
します。「F+S Forum」の活動で利益が出るのを期待していませんが、赤字で終
わるのも困るので、参加者数の読みが幹事役の難しいところです。近づいている
クリスマスパーティー(12/15)への参加者数が気になります。今年度も皆勤賞が
６名もおられます。準備もほぼ完了しており後２週間「ドキドキしながら」その
日が来るのを待つことになります。出来れば早めに参加メールを送ってください。
さて、今回の記事にインドと韓国のセミナーが掲載されています。海外シフトが
あまり上手く行っていないＩＴ業界です。ＩＴ業界だけでなく、ユーザ側の意識
変革が伴わなければプロジェクトは上手く行きません。また、受注する業界側も
プロジェクトのコーディネータ（スケジュール管理中心のＰＭではない）の育成
が無ければプロジェクトを成功裏に完了することは出来ません。国内での既存の
開発プロセスを言葉も文化も違う海外へそのまま持って行って失敗するケースは
いまだに非常に多いです。どんな変革にも必要なのは、慎重さと大胆さそして貪
欲なしつこさです。最初から上手く行くことはあり得ないのですから、早く初め
てＰＤＣＡサイクルをキッチリ回すことが成功への最短ルートです。こんな当た
り前のことを何故実施できない組織が多いのだろうか？やはり、組織リーダー（
＝経営者？）が米国以上の短期志向になりつつあるからだろうか？いやいや、ま
すます事なかれ主義になっている政府や官庁関係者、肝心の文化（風土）や働く
人の心の面での変革を忘れてをトヨタを形だけマネようとしてい組織、たまたま
利益が出たらＶ字回復と喜んでいる腐った組織、などのボロが出る時が怖い！！。
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