F+S Flash
(Vol.85)

 

============================= CONTENTS =============================
【F+S2005年/<活動総括>】
  活動総括 ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Activities.htm
【F+Sメンバー紹介/<2006年>】
  本年は26名の方々に自己紹介いただきました
【コラム/『県民性におけるBSC的考察 <No.35>』】 <寄稿>
  〜〜 富山県の巻 〜〜       高橋 義郎/日本フィリップス
【コラム/『売れる仕掛けの作り方<第6回:最終回>』】 <寄稿>
  戦略的殿様商売のすすめ     佐藤 正明/ブレインズ・ワークス
【コラム/『ポーランド:クラクフを訪ねて』】 <寄稿>
  東欧訪問記   小宮 勝/(株)富士通九州システムエンジニアリング
【コラム/『おやじバンド「ザ・ムーンサルト」奮戦記』Part.9】
  12月はイベントが盛りだくさんでした、ほか
【F+S Forum/開催予定】
 東 京:【第115回】 1月17日(水)@六本木.センチュリーコート
 名古屋:【第23回】  2月 7日(水)@名駅.エスカアイアクラブ
 大 阪:【第38回】  2月 8日(木)@梅田.エスカアイアクラブ
 東 京:【第116回】 2月21日(水)@六本木.センチュリーコート
 福 岡:【第26回】  2月23日(金)〜24日(土)@未定
 広 島:【第7回】   3月 2日(金)〜3日(土)@未定
 東 京:【第117回】 3月28日(水)@六本木.センチュリーコート
======================================================================

■=== 【F+S2006年/<活動総括>】

全40回のF+Sイベントの最後を締めくくるF+S東京恒例の
「大忘年会&クリスマスパーティー」が、
12月13日(水)@六本木「Club Vanilla(ヴァニラ)」で開催され、
今回は過去最高となる185名もの多くの方々のご参加で、
たいへん賑やか(うるさかったという話も?)のうちに終了しました。

プレゼント争奪戦は、いつもの佐藤さん(SSJ)の
絶妙な司会進行のもとに賑やかに(激しく?)進行しました。
プレゼント商品のご提供を頂いた皆様には文面を通じ
厚く御礼申し上げます。

◆「F+S Forum」全40回開催:

 東京12回、名古屋4回、大阪4回、広島3回、福岡4回
 ゴルフ3回(+地方8回)、釣り0回、特別企画2回(札幌&沖縄)

 上野での「Heart2Heart」のライブなど今年も東京はイベント盛りだくさん。
 2回目の沖縄遠征、今回は宮古島へも行きゴルフ三昧の4日間でした。
 残念ながら、東京湾での釣り企画が開催できませんでした。

 今年も転勤が結構ありました。
 来年の福岡・名古屋がちょっと不安です。
 地方の仲間のご紹介を宜しくお願いいたします。

<延べ参加人数> 今年も1000名の大台突破となりました。
 2006年 1154名(−1%)  40回開催
 2005年 1166名(+20%) 40回開催
 2004年  997名(+1%)  35回開催
 2003年  988名(+5%)  33回開催
 2002年  940名(+11%) 28回開催
 2001年  850名(+30%) 23回開催
 2000年  650名       19回開催

<皆勤賞> F+S東京の12回開催の全てに参加されました。
広瀬 和市 (有)リベロ・ネットワークス 【8回目】8年連続
高信 勝二 (有)タカプラン 【4回目】
坂本 健  キクチカラー(株) 【3回目】
古田 伸二 日本ヒューレット・パッカード(株) 【2回目】
大澤 達哉 セントラル・コンピュータ・サービス(株)【1回目】
小野 秀幸 (株)BSLシステム研究所 【1回目】
TG MH (株)NSP 【1回目】

<精勤賞> 惜しくも1回欠席、来年は頑張りましょう!!
鈴木 弘一 (株)ステラクラフト
吉田 奈美 (株)トランザクト

<年間MVP> 全国行脚ご苦労様でした。最多参加回数の記録です。
      それにしても全40イベントに対し36回の参加とは!!
城戸 徹  (株)サンテック

<特別賞>
小宮 勝  (株)富士通九州システムエンジニアリング 「F+S福岡」
福井 五郎 (株)ハイエレコン            「F+S広島」

<F+Sコンペ優勝>
駒井 孝康 サイベース(株)      第25回 カメリアヒルズCC
田伏 寿三 システム・ファームズ(株) 第26回 桜ヶ丘CC

■=== 【F+Sメンバー紹介/総集編】

2006年度は、以下の26名の方々に自己紹介の執筆をお願いしました。

Vol.84 名古屋 東 和夫  アートアシスト
Vol.84 広島 中野 聡  松下電器産業
Vol.83 川俣 善孝
Vol.83 中野 孝  サンアプリケーションズプランニング
Vol.83 大阪 森本 直之 もりもと特許事務所
Vol.82 福岡 中村 雄彦 ソリトン・システムズ
Vol.82 ヒテーシュ アッシャ ユニカイハツ・ソフトウェア
Vol.81 柳堀 紀幸 オートデスク
Vol.81 望月 房枝 クリエートインターナショナル
Vol.80 広島 浴 靖典  ミックス
Vol.80 TG MH NSP
Vol.80 大阪 佐々木 昭彦 ユニシス
Vol.79 藤枝 洋司 ネクストビジョン
Vol.79 西山 寛之 ギガソフト
Vol.78 福岡 木戸 直紀 情報技術開発
Vol.78 名古屋 野田 照実 PIシステム
Vol.77 大澤 達哉 セントラル・コンピュータ・サービス
Vol.77 大島 治人 イーコンテクスト
Vol.77 鈴木 弘一 ステラクラフト
Vol.76 大阪 小澤 秀之 SERO
Vol.76 広島 谷 純一郎 SRA西日本
Vol.75 大阪 高橋 大介 トラウム
Vol.75 福岡 西井 克彦 情報技術開発
Vol.74 宇津木 光世 ITスタジアム
Vol.74 大阪 村井 恵子 日本ビジネスオブジェクツ
Vol.74 名古屋 神谷 昌直 アシスト

■=== 【コラム/『県民性におけるBSC的考察 <No.35>』】<寄稿>

   〜〜 富山県の巻 〜〜
                       高橋 義郎
              (株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
                  yoshiro.takahashi@philips.com

ノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さんは富山県出身だそうだが、
祖父江孝男著「県民性の人間学」によれば、「酒も賭け事もやらず、
ひたすら働き、せっせと貯め込む勤勉家の見本」というのが世間一般に
いわれる富山の県民性であると述べている。

隣の新潟県も勤勉だが、その新潟の人が富山の人を評して
「とにかくよく働く」と感心するほどで、
富山県人がこれほどまで働き者といわれるのは、浄土真宗の影響が大きい。

富山といえばすぐ「越中富山の薬売り」を思い浮かべる。

薬売りは堅実で、しかも息の長い商売である。
しぜん信用も大事になるわけで、長い時間をかけて先行投資する富山県人の
性格は教育への熱心さにもなってあらわれる。
そのためか富山県の高校進学率は全国第一位で大学進学率も高い。
富山県人は仕事だけでなく勉強にも熱心なのだ。

県庁のある富山市には喫茶店が非常に少ないそうで、昼休みや仕事帰りに
喫茶店に寄る習慣があまりなく、実際に仕事が終わるとさっさと帰るらしい。
このような県民性だから、仕事帰りに同僚と飲み屋に入るとか、
お茶を飲む、とかいった「むだ」なことはあまりしない。
仕事の話は職場ですればいいことで、お茶を飲んでとりとめもない話をする
くらいなら、もうひとつ仕事を片付けたほうがずっと効率がいい
という考えなのである。

こういう富山の県民性は、実業界でその実力をいかんなく発揮することに
なる。富山県出身の財界人や実業家は数多いが、逆にタレントや芸能人は
少ない。現実的で保守的な県民性が職業観にも表れている。
ビジネス社会においても、負けず嫌いで粘り強い富山県人はじわじわと
出世していく。どんなセクションでも、実力主義を肯定する性格は
途中で仕事を投げ出したりしないからだ。
かりに自分に実力が他人より劣っていると認めた場合でも、
富山県人はじっと耐えるのだと、祖父江氏は書いている。
そういえば、受賞以来の報道を見聞きしていると、田中さんも富山の県民性と
かなり共通するところがあるようだ。

富山県人は一見おとなしいが、非常に我が強く負けず嫌いでもある。
NHK放送文化研究所が1978年に行なった全国県民意識調査において
「今の世の中では、実力のないものがおいてゆかれるのはやむをえない」
という意見に賛成するという答えは全国で最高だった。
富山県人の実力主義が極めてよくあらわれているという気がする。
また同じ調査で「公共の利益のためには、個人の権利が多少制限されても
止む終えない」「夫婦の間以外の性的関係はどうしても許せない悪いことだ」
という2つの意見に同意する答えは、ともに全国で第2位であった。
公共を重んじ、また不倫を許さない、厳しい側面があるのだ。
 
そのような県民性からくる富山県のBSCは以下のようになるのではないか。
識者の意見を待ちたい。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<財務の視点>
 ・着実な財務構築
 ・やりくり上手な経済観念の高い財政管理
<顧客の視点>
 ・富山の薬売りを通じての信用の高さ継承
 ・顧客名簿などによる顧客管理への活用マネジメント
 ・社会やビジネスで認められる高い地位や出世の実現
 ・他県に対する地域性の強さ
<プロセスの視点>
 ・努力・勤勉でひたすら働く業務の姿勢
 ・富山の薬売りのビジネスモデル継承
 ・効率追求型のビジネス姿勢
 ・競争重視の社会とコンセンサスの構築
<学習と成長の視点>
 ・浄土真宗の影響による勤勉な人間性
 ・団結力の強いネットワーク
 ・教育熱心な県民性が生み出す高い進学率
 ・倫理観の高い人材育成
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(参考・引用:「県民性の人間学」新潮OH文庫・祖父江孝男著)

<2006年掲載分>
 No.25 山口県  ==> 「F+S Flash」Vol.74
 No.26 広島県  ==> 「F+S Flash」Vol.75
 No.27 千葉県  ==> 「F+S Flash」Vol.76
 No.28 愛媛県  ==> 「F+S Flash」Vol.77
 No.29 熊本県  ==> 「F+S Flash」Vol.78
 No.30 長野県  ==> 「F+S Flash」Vol.79
 番外編 シンガポール==>「F+S Flash」Vol.80
 No.31 三重県  ==> 「F+S Flash」Vol.81
 No.32 長崎県  ==> 「F+S Flash」Vol.82
 No.33 秋田県  ==> 「F+S Flash」Vol.83
 No.34 島根県  ==> 「F+S Flash」Vol.84
 No.35 富山県  ==> 「F+S Flash」Vol.85

 バックナンバーは上記になっていますので
 読み忘れた方や興味のある方はHPでご覧ください。
 ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm

<高橋さんのHP: http://www007.upp.so-net.ne.jp/y-takahashi-27/ >

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■=== 【コラム/『売れる仕掛けの作り方<最終回>』】 <寄稿>

                  佐藤 正明/ブレインズ・ワークス
                   masaaki.sato@brains-works.com

   〜〜 戦略的殿様商売のすすめ 〜〜

これまで5回にわたり、何の接点もない新規ユーザに対するアプローチの
方法について、私の考え方を解説させていただきましたが、今回で連載の
最終回を迎えました。

そこで最後に、これまで提案してきたような、“売れる仕掛け”を作るための
組織のあり方について、考えてみたいと思います。

まず、接点のない相手に無闇に突撃を仕掛けても、歩留まりが悪いだけだ
ということは、誰でも分かる理屈です。
ですから、セリングの手前にあるマーケティング戦略が重要になるのです。
しかし不思議なことに、大半の会社では、営業部門とマーケティング部門は
別々に存在し、それらの仕事に対する評価基準も異なっています。

そして、マーケティング部門の担当者は、「売るためのマーケティング活動」
ではなく、「マーケティングのためのマーケティング活動」を展開しています。
たとえば、単なる製品の機能や事例を紹介するだけの押し売りセミナーや
ただのお祭りに過ぎない展示会を開いては、「そこに●人集客しました」と
言って、胸を張っているのがその典型です。

しかし、集客は手段であって、目的ではありません。

お勉強モードの担当者クラスを何人集めたところで、意味がないからです。
そして、皆さんも経験しているように、押し売りやお祭りのイベントには、
「来て欲しい人」は滅多にやって来ないのです。
にも関わらず、マーケティング担当者の評価は、「イベントを企画した」とか、
そこに「何人集めた」という、“単なる手段”によって決まってしまう場合が
多いはずです。

営業部門と分断されたブツ切りの組織では、それ以外に、彼らを評価する
モノサシがないからです。

そして、営業はといえば、そのお勉強モードでやって来た、何の問題意識も
また、いかなる権限も持っていない担当者クラスへの突撃を仕掛けては、
「ムダ足の山」を築き上げています。

これは、悲劇というより、もはや喜劇です。

これらのことから導き出される結論は、
「売るため」の施策で、何よりも最初に考えるべきことは、マーケティング
フェーズとセリングフェーズを、シームレスに連携させることです。
そのような組織なり、仕事のやり方に組み替えることが重要です。
松下電器における中村改革成功の最大のキモは、マーケティング部門が、
製品の企画から販売までの一連のビジネスの流れに対して、一気通貫の
権限と責任を持ったことだ、というのが私の見方です。

「顧客の嗜好を分析して、それを製品開発部門に投げました」とか、
「テレビCMを打って、消費者に情報を伝えました」というだけでは、
「それがどうした」とか、「君のその仕事がいくらの売上につながったのだ」
と言われてしまうような組織に変えたことが、成功につながったのです。
多くの人が、この事実を見落としています。

そして、仮にそのような形態の組織に再編成した場合、それを統括する
責任者の役割は、ナントカの一つ覚えのように部下の尻を叩くことでも、
商談の最終段階になって、ノコノコと客先に出向き、“最後のお願い”を
することでもありません。

営業担当者が、客先の「意味のある相手」に会うための“舞台”を用意し、
その意味のある相手との会話が成り立つレベルの、教育の場を提供する
ことです。

生保など個人営業の世界では、営業マンが個人で小冊子を配布したり、
信頼関係に基づく紹介の連鎖によって、ニーズのある新規のお客様を
向こうから呼び寄せる、自分だけの“仕掛け”を持っています。
しかし、法人向けソリューション営業の世界では、組織としてキーマンを
集めるための、より大きな“仕掛け”を持つ必要があるのです。

なぜなら、ユーザ企業のキーマンは、多くの場合多忙な上に、こちらの
役職や会社の格のバランスなどを考えた上で、面会するかどうかかを
決めることが多いので、少しくらいの工夫では、なかなか会ってもらう
ことができないからです。

しかし、組織として「キーマンを呼び寄せる仕掛け」を構築することが
できれば、(そのような智恵を、組織として身につけることができれば)
法人営業の世界でも、初めからニーズを持つお客様のキーマンが、
向こうからやって来るようになるのです。

それが、私の提唱する“戦略的殿様商売”の正体です。

ぜひ今日から、営業スタッフに「根性論」を押し付けるのではなく、
彼らが無理なく、客先の意思決定権者や影響力のあるキーマンに
面会できるような、「売れる仕掛け」の構築に取り組んでいただきたい
と思います。

半年間に渡り連載を購読いただきまして、誠にありがとうございました。
もし、このような営業スタイルに興味を持っていただけるのであれば、
私のメルマガやホームページも参考にしていただければと思います。
また、ご不明な点があれば、何なりとお問合せください。

 ・以下の佐藤のメルマガ「寝て待つだけの営業活動」でも、
  営業とマーケティングに関する情報を発信しています。
  <佐藤のメルマガ http://www.mag2.com/m/0000199802.html>

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  セリングラボ(営業戦略研究所) http://www.selling-lab.com/
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 「お断りのてんこ盛り」や「門前払いの山」を築き上げることなく、
    ニーズのある見込み客が向こうからやって来る、という
     『売れる仕掛け』の作り方を一緒に考える会社です
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    有)ブレインズ・ワークス http://www.brains-works.com/
  代表取締役 佐藤 正明 E-mail:masaaki.sato@brains-works.com
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■=== 【コラム/『ポーランド:クラクフを訪ねて』】 <寄稿>

          小宮 勝/(株)富士通九州システムエンジニアリング
                 m-komiya@jp.fujitsu.com

   〜〜 ポーランド:クラクフを訪ねて 〜〜

11月11日朝7:10に福岡空港を出発、成田・フランクフルトを
経由してクラクフには、現地時間で夜22:00に到着、
トランジットを入れると、21時間の移動です。
何故、ポーランドのクラクフか?と言いますと、ポーランドのクラクフに
当社(富士通九州システムエンジニアリング:FQS)の子会社である
FQSポーランドがあるためです。

今回は、子会社の視察ということで、一人旅をしてきました。
現地には、アカウントマネージャーをしている駐在員が1名いますので
どうにかなると軽い気持ちで出向きました。
FQSポーランドは、ポーランドの首都ワルシャワではなく、
クラクフという街にあります。クラクフは、日本でいうと京都みたいな
ところです。ワルシャワに遷都されるまでは、ポーランド王朝が都を
構えたところです。

今回の視察の目的は、労働組合の事務局長の立場で、FQSポーランドが
ある街はどんなところでこれから出張したりする人はどうすれば良いのか、
街の雰囲気は?などを実体験してくることです。

クラクフは、北海道ぐらいの緯度のところにありますので、とても寒い
ところです。11月の一週目は、マイナス6度で雪が降ったそうですが、
私が行った先週はとても暖かく、朝夕は冷えるものの10度を超える日
が続いていました。(2月にはマイナス20度にもなるそうですが)

クラクフの街について若干リポートすると、中心街は、まるごと世界遺産に
登録されており、中世ヨーロッパの古い街並みが残っています。
これまでのいくつもの戦火、第二次世界大戦でも戦火を免れたそうです。
FQSポーランドの入っている建物も築200年を超えたたいへん
趣きのある建物です。

街には、路面電車が走っていて、たいへんレトロな雰囲気が漂っています。
街を歩く人々やファッションも街の一部に溶け込んでこちらを飽きさせる
ことはありません。コペルニクスが卒業した由緒ある大きな大学もありま
す。また、とにかく、若い女性は綺麗で3人に1人は、はっとするような
美女か可愛い子がいますので、歩いているのが楽しいところです。

クラクフの中心部が観光地でありますが近郊にも観光スポットがあります。
西に65kmのところにユネスコ平和世界遺産「アウシュビッツ収容所跡」
があります。ナチスドイツによって150万人とも言われるユダヤ人が迫害
され、虐殺されたところです。観ると人生観が変わる場所と言われてます。
人の髪の毛で反物を作っていたそのものや頭皮ごと剥がされた髪などが、
当時のまま残っている建物に展示されていて、これまで国内で沖縄や長崎
など、どのものよりも強烈な印象を受けました。

もう一つ、ベリチカ岩塩鉱山があります。13世紀から岩塩が採掘されて
いて、シルクロードを通って絹は中国→ヨーロッパ、多分ここで掘られた
塩がアジアに向かったのでしょう。たいへん大きな鉱山です。

1週間ほど滞在して帰りは、ウィーン経由で帰ってきましたが、
いきなりクラクフの空港で航空機が飛ばずに理由も聞かされないまま
2時間待ってどうにかフライトしましたので、帰ることができました。
後で聞いたところによると、よくあることらしいのです。
お陰で、ウィーンでの5時間のトランジットで楽しみにしていたウィーン
観光は出来ませんでした。帰りはホテルを出てから、26時間の移動でした。
ヨーロッパは遠い。特に東欧は遠いです。

最後に、英語はゆっくりなら聞き取れるけどしゃべれないと思っていまし
たが、2日も英語だけの世界にいると耳が慣れて会話についていけるよう
になるものです。おしゃべりは、度胸だけでどうにかなるものですね。
ポーランドは、ポーランド語(ポー語)ですが、ビジネスは英語でOK
です。レストランも英語のメニューがありますが、英語はしゃべってくれ
ません。

次回のF+S福岡に来られた時に、綺麗な写真をお見せします。
皆様のお越しをお待ちしています。

■=== 【コラム/『おやじバンド「ザ・ムーンサルト」奮戦記』Part.9】

                       西嶋 陽一/TRU
                    ynishijima@TRU-Solutions.jp
<活動報告>

★第3回「熟年バンド・アクティブライブ」:
 12月2日(土)12:30〜16:30
 でみゅ(都倉俊一さん主催) http://dmw.cn/
 
 赤坂エル・カミーノからは、女性ドラムスのベンチャーズバンド
 「LOVE MACHINE」と「ザ・ムーンサルト」が再出演で
 2バンドのエントリーでした。
 ※当日のレポート==> http://dmw.cn/news/200612_01.html
 
 今回はベンチャーズは「LOVE MACHINE」にまかせGS系でまとめました。
 加山雄三・ワイルトワンズ・GSなど8曲に加え、
 オリジナル2曲での計10曲を演奏。
 2曲目のオリジナル「ムーンサルト・ファイト」は初めての披露でしたが
 観客の皆さんの手拍子のご協力で元気にノリノリで演奏できました。

 当日は、BS朝日「悠遊!オフタイム」の取材も有りました。
 ※「LOVE MACHINE」のリードギター:村越さんのインタビューや
  演奏風景等が12月20日に放映されました
  ==> http://www.stage007.com/offtime/oa061220/trend.html

★沖縄へ:
 12月9日(土)は那覇です。
 午後は某社のパーティー、夜は那覇のライブハウス「G7」で
 翌10日は、琉球ゴルフクラブのあと(バンマスは73で回りました)、
 那覇の「アパッチ」で飛び入り演奏したようです。

★六本木「CLUB Vanilla(ヴァニラ)」:F+Sクリスマス
 12月13日(水)19:00〜22:00
 もちろん、塚原さん、大場さんも出演しました。
 今年はゲストとして、もとスクールメイツの「深谷順子」さんにも
 歌っていただきました。
 ※詳細は==> http://www.tru-solutions.jp/FS061213.htm

 07年12月18日の世田谷での演奏予約が入りました!!

★浅草ビューホテル:「ファミリークリスマス」
 12月21日(木)18:00〜20:30
 食事が素晴らしく美味しかったです。
 抽選会でも色々な商品をゲットできました(*^_^*)

★我らがバンマス塚原光男さんのバースデー・ライブ(*^_^*)。
 12月22日(金)20:00〜@赤坂エルカミーノ
 総勢40名以上の参加で、お祝いに駆けつけて下さいました!!
 息子さんの直也選手や現役女性選手3名もお祝いに来てくれました。
 ※詳細は==> http://www.tru-solutions.jp/

★12月8日発売の雑誌『王国』(ベースボールマガジン社)に
 エルカミーノが8ページに渡り紹介されています。
 特集が「王国を作った男たち」VOL.1 2007JAN です。
 表紙は星野仙一さんです。
 エルカミーノにお見えになるお客さまがいい感じで写ってます。

<活動予定>

★帝国ホテル: どなたかの結婚式での演奏
 1月21日(日)

★目黒「八方園」: イベント
 2月9日(金) http://www.happo-en.com/

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■=== 【F+S Forum/開催日程】

◆開催予定:  <最新日程はHPをごらんください>

 東 京:【第115回】 1月17日(水)@六本木.センチュリーコート
 名古屋:【第23回】  2月 7日(水)@名駅.エスカアイアクラブ
 大 阪:【第38回】  2月 8日(木)@梅田.エスカアイアクラブ
 東 京:【第116回】 2月21日(水)@六本木.センチュリーコート
 福 岡:【第26回】  2月23日(金)〜24日(土)@未定
 広 島:【第7回】   3月 2日(金)〜3日(土)@未定
 東 京:【第117回】 3月28日(水)@六本木.センチュリーコート

◆開催報告:

 福 岡:【第25回】 12月1日(金)〜2日(土)で1泊2プレイ
        開催場所が市内から遠かったため4名と寂しい開催
 東 京:【第114回】12月13日(水)@<クリスマスパーティー>
        185名
 <<< 12月7日〜10日に宮古島+沖縄へゴルフツアー >>>
        11名での開催で暖かい南国でゴルフ三昧

★★★F+Sクリスマス:!盛況に終了!★★★

  六本木「バニラ(Vanilla)」の3階「Palace(パラス)」
  今回は、バンド演奏を中心に、盛りだくさんの企画とプレゼント。
  お陰様で185名もの過去最多の参加者数となりましたが
  残念なことに食事が不足となりご迷惑をお掛けいたしました。

  参加賞として、銀座木挽町「よしや」の特製どら焼きと
  尾西食品様提供のアルファ米2食分をお持ち帰りいただきました。
  http://legacy.gourmet.livedoor.com/item/600/T18374/
  http://www.onisifoods.co.jp/

  詳細は==> <<<< http://www.tru-solutions.jp/FS061213.htm >>>>

・F+S特別編成バンド『「ONE CHANCE(一発勝負)』メンバー紹介
  ボーカル: 渡辺 宏美/USボーカル教室 シェリー
  ボーカル: 吉田 奈美/トランザクト ナミ
  ボーカル: 内山 刑二/オープンストリーム ウッチー
  ギター:  持田 敏之/NECネクサソリューションズ モッツイ
  ギター:  小野 秀幸/BSLシステム研究所 キャメル
  ギター:  斎藤 尚志/NECソフト サッチー
  ベース:  宮崎 章浩/電通国際情報サービス マーク
  ドラム:  八尾 憲輔/マーズ プリン

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記: 早めに原稿は集めていたのですが、バタバタしているうちに本日
になってしまいました。まだ、ホームページへ写真の掲載も出来ていないので
ご覧頂いた方々からお叱りの言葉が来そうですが、何とか年内に完了したいの
で先にメルマガ配信です。今年1年も余裕がありそうで結局バタバタで終わり
そうです。3月からのバンド活動が楽しくもあり忙しくもありでしたが、TV
に出演できたり雑誌で取り上げてもらえたりと、結成1年目のバンドとしては
大変有意義なデビュー年だったと思います。1年間の印象で強く残っているの
は、12月に特別企画で行った宮古島ですね。初日が凄い雨でしたが、良いシ
ーズンに行けたので残りの日程は気持ちの良い季候の中でゴルフ出来ました。
1年間ご愛読有り難うございました。2007年亥年が皆様にとってより良い
年になりますようお祈り申し上げます。来年も宜しくお願いいたしま〜す。

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