F+S Flash
(Vol.98)

 

============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第86弾】
  田中 克己/日経BP社   <東京>  出版されました
【コラム/『県民性におけるBSC的考察 <No.46>』】 <寄稿>
  〜〜「鹿児島県」の巻〜〜       高橋 義郎/日本フィリップス
【コラム/『【脳マネ】第13回 脳って面白い 』】    <寄稿>
  自分で行動するのが好き          前田 英行/日立公共SE
【コラム/『「SALAD TIMES」Episode.2 』】<連載開始>  <寄稿>
  「ソリューション」??          谷 純一郎/SRA西日本
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧ください)
 東 京:【第128回】 3月19日(水)@六本木・センチュリーコート
 広 島:【第10回】  3月21日(金)〜22日@ANAホテル+GOLF
 ※<特別企画>4月4日(金)〜5日(土)「南国宮崎:フェニックスCC」
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第86弾】

今回は原稿依頼した方が全員駄目だったところへ
久しぶりに本にしました・・・との連絡が入ったので
これ幸いと原稿をお願いしました。

1)田中 克己/日経BP社   <東京>

この2年間にわたってITベンダーやソフト会社の経営者らに取材した結果を、
ITPro「針路IT」、日経コンピュータ「ITアスペクト」、日経ソリューション
ビジネス「深層波」などに書き上げたものに加筆・修正されたそうです。

以下にも書かれている日本のIT業界を牽引していると言われる大手に代表
される企業がグローバルな大局観と顧客視点を持たないままであることが
最大の問題と感じている。M&Aで規模だけが巨大化し能力のないPMや
コンサルが金を目当てにユーザに取り入る姿が浅ましく思える。(;_;)

 <ご本人からの紹介文> 

『IT産業崩壊の危機』 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/176680.html

日本のIT産業が崩壊の危機に瀕している。1990年代に、急速に進展した
オープンシステムやインターネット技術に、日本の大手ITベンダーが
出遅れしまったことに加えて、従来型ビジネスで収益を確保し続けられるとし
研究開発費を抑制し、この10年強の間、借金返済に躍起になり、
新しいハードやソフト、サービス商品の開発を怠ったことが原因だ。

結果、プロセッサからOS、ミドルウエア、さらにアプリケーションまで
海外ベンダーに依存する事業形態になった。

これらの技術にどれだけ精通しているかも疑問である。
そのツケが営業利益率3%以下という各社の業績に反映されている。

産業構造にも問題があった。富士通やNEC、日立製作所、日本IBM、
NTTデータの大手5社を頂点とする産業構造で持続的な成長を遂げることが
難しい状況になっている。大手5社は日本のITサービス市場の7割から8割
の市場シェアを持ち、残りの2割強を数千社のソフト会社やシステムインテグ
レータといったITサービス会社が奪い合う構図だが、5社の下請け的な
存在のソフト会社がいままでの体制で成長させることはもう困難である。

ユーザー企業のIT活用に対する理解不足、認識不足も産業崩壊の要因に
つながっている。

「ITはよく分からない」となり、丸投げするユーザー企業の実態が顕著な例
である。しかし、IT産業に地盤沈下、ITベンダーの技術力低下は
ユーザーに影響を及ぼすことも忘れてはいけない。
社会の基盤になりつつあるからだ。

こうした中で、この2年間に渡ってITベンダーやITサービス会社の経営者
らに取材した内容をベースに、その実態に警笛を鳴らすために本書をまとめた。

IT産業のトップにこの状況を認識してもらい、早急に構造改革を実施して
欲しいとの思いからだ。「IT産業よ、元気になれ!!」

 ★「IT産業崩壊の危機」★
 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/176680.html

【第1章】 苦悩するIT産業
      〜避けられぬ事業構造の転換〜
【第2章】 低下するユーザー企業のIT活用力
      〜IT活用後進国への道〜
【第3章】 次の一手に悩む日本の大手ITベンダー
      〜富士通、NEC、日立が模索するグローバル化とサービス化〜
【第4章】 真の実力が問われるITサービス会社
      〜M&Aの嵐が吹く〜
【第5章】 ITユーティリティ時代の到来
      〜IT業界が目指す究極のビジョン〜
【第6章】 中堅・中小ベンダー主導で進むASP/SaaS
      〜専用プラットフォームが市場拡大を加速する〜
【第7章】 変わり始めたユーザー企業
      〜CIOの新たな役割を見つけ出す〜
【第8章】 新しいIT産業の創出に向けて
      〜技術力の底上げと高度技術者の育成が急務〜

■=== 【コラム/『県民性におけるBSC的考察 <No.46>』】<寄稿>

   〜〜 「鹿児島県」の巻 〜〜
                       高橋 義郎
              (株)フィリップスエレクトロニクスジャパン
                  yoshiro.takahashi@philips.com

はやいもので、この『県民性に関わるBSC的考察』シリーズも、
鹿児島と沖縄、そして殿(しんがり)の東京を残すのみとなった。
そのうち、今回は鹿児島を取り上げてみる。

鹿児島は東京からは遠いが、その存在は近い。
愛読している司馬遼太郎の著書を読んできたためかもしれないが、
幼少のころから慣れ親しんできた上野公園にある西郷さんの銅像や、
川越の『さつまいも』の影響も大きい。

鹿児島からは多くの英傑が明治という国家構築に貢献したが、
個人的には、江戸末期に薩摩藩の財政改革の任にあたった
調所(ずしょ)笑左衛門や、その蓄財を惜しげもなく使った
島津斉彬(なりあきら)に興味があるところだ。

鹿児島の県民性は、「頑固一徹の無骨もの」と称されることが多い。

鎌倉時代から明治維新までの約700年間、島津氏の一党支配が続いた地域
であることが、そのひとつの理由であるが、
とくに江戸時代は、他の藩との交流さえ好まない鎖国政策をとったから、
郷士ナショナリズムが非常に強くなり、
排他的とは閉鎖的とか言われるようになった。

鹿児島男をいうときによく使われるのが、「ぼっけ者(もん)」という言葉だ。
性根の据わった質実剛健の気性の持ち主と、短気で怒りっぽい者との
二つの意味がある。どちらかというと、貧しさに耐えなければならない風土が、
質実剛健の気風を生み出し、短気な性格も生まれたようだ。
また、保守的な性格、強烈な上昇志向、などもある。
それから、鹿児島の人々は、不言実行を叩き込まれるという。
小さいころから、義を言うなといって育てられるそうだ。
理屈や弁解を一切許さず、鹿児島県人は情熱的で、論理よりも行動を重視する
性格のようである。見る前に飛ぶ、一発勝負型。
そして、個人の権利を強く尊重し、主張すべきことはあくまでも主張する。

鹿児島の男尊女卑は、あまりにも有名だという。

かつては、「にと連れ」と呼ばれる夫婦で連れ立って歩くのも軽蔑の対象だった
ようで、物干し、洗面器の類まで男と女は別で、風呂の順番もどんな子供でも、
男であれば女より先だったという。
もし間違って女性が先に入ると、すぐにお湯を抜いて浴槽を洗い、
湯を張り直したほどだった。いまはさすがに昔ほどではないらしいが、
それでも男のやることにいちいち口をはさむ女はいないという。

しかし、これはどうやら表向きのことで、
男は天下国家を論じて空威張りをしているが、一家を仕切っているのは
実は女だともいわれる。

言い換えると、鹿児島の男は女のリードがなければ何事にもうまく立ち回れない
という。芯の強い鹿児島の女性が、表向きは男を立てながら、
しっかりリードしていくという構図なのだろう。

ところで、鹿児島県庁のホームページを見ると、
「かごしま将来ビジョン(案)」というのが掲載されている。
今回はこれを次のようなBSCにしてみた。
識者の意見を待ちたい。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<財務・価値>
・県民一人ひとりが郷土に自信と誇りを持って生涯を過ごしていけるような
  地域社会の創造
・持続可能な行財政構造の構築
<顧客>
・いつでもどこでも誰もが生涯を通じて安心して暮らせる安全な社会
・生涯を通じて安心して暮らせる社会づくり
<プロセス>
・暮らしやすい生活環境と足腰の強い産業基盤が築かれた快適で
  活力あふれる社会の構築
・安心・安全な社会の形成と県土づくり
・人と自然が調和する地球にやさしい社会づくり
・新時代に対応した戦略的な産業おこし
・快適で活力ある生活空間の形成
・農産漁村の活性化と奄美・離島の振興
<学習と成長>
・すべての人がともに築き支え合う優しく温もりのある社会づくり
  (共生・有徳)
・誰もがいきいきと活躍できる雇用環境づくり
・共生・協働による温もりのある地域社会づくり
・教育の再生・文化の振興
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(参考:「県民性の人間学」新潮OH文庫・祖父江孝男著より一部引用、
     鹿児島県庁ホームページ http://www.pref.kagoshima.jp/ )

 バックナンバーは下記URLから
 読み忘れた方や興味のある方はHPでご覧ください。
 ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm

<高橋さんのHP: http://www007.upp.so-net.ne.jp/y-takahashi-27/ >

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■=== 【コラム/『【脳マネ】第13回 脳って面白い 』】<寄稿>

       監修・文責 前田英行/日立公共システムエンジニアリング
                    maeda@gp.hITachi.co.jp

脳科学から自分の脳について疑問が解けたり、感心したりすることを沢山学び
ました。今度は、脳科学から学ぶプロジェクトマネジメントのノウハウ、
プロのマネジャとしてのノウハウを書くことにチャレンジします。 

名づけて、「【脳マネ】脳科学から学ぶプロマネ」です。このシリーズも
みなさんから、ご意見や励ましやお叱りをうけたくて送らせていただきます。

〜脳科学から学ぶプロジェクトマネジメント/プロのマネージャー〜
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《 第13回:脳の好きなことその1、「自分で行動するのが好き」 》
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  === チームビルディング、コミュニケーションマネジメント ===

幸せは脳が感じる感情です。幸せになるための行動の指示も脳が出しています。
脳も心臓や肺と同じ臓器の一つでり、情報処理という機能を担当している
考える事ができます。
その情報処理にともなって、感情も意識に湧き上がってきます。

脳の動きを科学的・工学的に理解することは、自分の脳のなかでおきている
情報処理を理解するのに役立ちます。その情報処理にともなって、
意識に湧き上がってくる感情を理解するのにも役立つと思います。

脳科学は脳の取り扱い説明書です。これを知っていると、自分の脳を
うまく使って人生をより幸せに生きるのに役立ちます。
取り扱い方を知っていれば、脳を(心を)無理には使わないことができる
かも知れません。

万が一脳が故障しても、簡単な故障なら(こころの病気も)
自分で正しい診断と修理が出来るかも知れませんね。
少なくともわけが分からず慌てることは、少なくてすみそうな気がします。

--- --- ---

脳が好きなことその1は、「自分で行動するのが好き」です。

短期的に損をしても、小さな失敗を予感していても自分で何かをやりたい、
自分で何かを選びたいという欲求が基本にあります。
理由は、脳の情報処理の方法にあります。
あらかじめ与えれれたプログラムに従って情報処理をするコンピュータと
違って、脳はアルゴリズム(プログラム)を自分で作り上げていきます。

そのアルゴリズムを獲得する方法は次のとうりです。
1)環境に向かって行動し何かを投げかけてみる、
2)環境がどう反応するかを五感をフルに使ってフィードバックさせる、
3)どうすれば、どう環境が反応するかを学習しながらアルゴリズムを
  作り上げる。

赤ん坊が、何にでも手を伸ばしてさわってみること。
何でも口の中に入れてみること、ハイハイしてどんどん動き回ってみることも、
この学習にあたります。

小さな子供がじっとしてはいられないこと、誰かにちょっかいを出して反応を
見ることもこれです。大人になっても私たちが気になる横道をまがって見たく
なったり、気になるお店があると入って見たくなることもおんなじ学習なんです。

仕事についても同じです。
自分で選択して自分で行動してする仕事は「好きなこと」になります。
人からやらされる、押し付けられる事はストレスになります。
たとえ仕事の大変さが両者同じでも、自分で選択・行動する場合は、
より幸せに生きるための学習になります。

プロジェクトを運営する上で、何をやるかを自分で決める立場にいる人は
元気がいいですね。うまくいかなくても、それじゃこう変えてやってみようと
脳を使う人は実は「好きなこと」をしているので、幸せなんです。

好きなことは繰り返してやりたくなり、繰り返してやると脳は
少ないエネルギーで、より速く、よりうまく情報処理できるようになります。
低コストで、短納期で、高品質な仕事ができるんですね。素晴らしい!!!。

あなたの職場・プロジェクトは、この人間の脳の特性をうまく使っていますか?
メンバ一人一人のやることを、一方的に押し付けていませんか?
やることの目的や理由も説明されず、脳が自分で選択していない仕事は
メンバーにとってストレスでしかなく、いい仕事はできませんね。

<さあ 今日から行動しましょう>

私の職場・プロジェクトでは、改善すべき点が沢山あります。

どんな仕事でも、目的と状況をメンバに説明します。
経験者や手順書などの先輩の知恵も活用して、どんなやり方にするかについて
の案を、私も含めてメンバで複数案考えます。

どの案を選択するかについて、メンバー全員で話し合い、一人一人の意見を
言います。その上でグループでのやり方を決めます。
こうすれば、一人一人が自分で選択して行動する「好きなこと」にできる
と思います。

<出典:下記はほんの一部です。
    脳科学、教育、日立などのキーワードで検索してみてください >
・小泉英明(*)他編著 幼児期に育つ科学する心 /*:日立製作所フェロー
・小泉英明他編著  育つ・学ぶ・癒す 脳図鑑21
・茂木健一郎著   心を生み出す脳のシステム「私」というミステリー
・茂木健一郎他編著  欲望解剖

/* コメントを頂けると嬉しいです。書く意欲が継続します。
  (C) Maeda Hideyuki 2008               ・・・つづく
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<筆者プロフィール> 前田 英行(まえだ ひでゆき)
福島県生まれ。家族は妻、子供3人、猫一匹と亀一匹。牛久市在住。
SE、プロジェクトマネジャとして大小数多くのITシステム構築に従事。
プロジェクトマネジメント学会評議委員、PMP、ITC、システム監査
技術者。趣味は芸術と脳科学、発展途上中のゴルフとスポーツ観戦。
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■=== 【コラム/『「SALAD TIMES」Episode.I 』】<寄稿>

                       谷 純一郎/SRA西日本
                         tani@sraw.co.jp
 < Episode.2 > 適合性

学生「教授!、ビジネス用語で『ソリューション』という言葉がありま
   すが、いまいち意味が分からないんですが・・・」

教授「ソリューション? 確かにこれといった明確な定義はないね。
   言葉の意味そのままであれば、解決・解明・解答といったところ
   ではないかと思うが、ビジネス上ではどう訳すべきかな。」

学生「そうなんです。『ITソリューション』って言葉もあるんですけど、
   『IT解決!』と言われても、正直『IT解決?』って感じです。」

教授「ん〜、このような”横文字”と呼ばれるものは、日本では直訳的
   な意味で扱うのは危険だからね。日本語では、色々なニュアンスを
   様々な言葉で表現できるくらい、語彙が発達しているんだが、
   英米語では、語彙はスリムだが、その状況下で色々な意味を理解
   しなければならないんだよ。」

学生「横文字表現の場合、その意味を考えよ!ですか?」

教授「そうだね。『ソリューション』という言葉もビジネスで使われる点を
   考慮すると、『業務上の問題点解決または要求実現を行なうために
   考えられた情報システムを提案すること。』という解釈ではないかな。
   さらに言えば、ITを付けても付けなくても、同じだと思うが。」

学生「なるほど、問題点解決と要求実現ですね。」

教授「ソリューション・ビジネスに関わっている人たちには失礼かもしれ
   ないが、はっきりと『問題点解決』や『要求実現』を理解して、
   明確な解法を提示できているかは、疑問だね。
   かつて、システムエンジニアという職種が横文字であるがゆえに、
   格好良く・賢く・高給的なイメージで捉えられていた時代があったが、
   同様に『ソリューション』も、格好良く・賢く・解決するような
   イメージで、ユーザーの前に登場した言葉であるには違いないね。」

学生「実際は、格好良く・賢く・解決できていないんですか?」

教授「ケース・バイ・ケースだが、ハードウェアにしても、ソフトウェア
   にしても、その手順つまり解法の確立が不明確でかつ、成熟されて
   おらず、ハードウェアとソフトウェアの最新の特徴のみを解決の鍵
   として、作られてしまう情報システムが多いのではないかな。
   もちろん、ソリューション状態に至っていれば良いのだが、どうだ
   ろうね?」

学生「何か良い解法はないんですか?」

教授「まずは基本原則を貫き通すことじゃないかな。」

学生「また原則ですか?」

教授「まあ、そう言わず。歴史的経緯の結果、原則化したものには、
   一日の長はあるのだから。」

学生「はい。」

教授「『適合性の原則』というものを一度調べてみなさい。
   これは金融商品取引法における原則なんだが、正に『ソリューション』
   の基本とすべきルールなんだ。掻い摘んで言うと、
   金融商品の取引法上において、投資家の投資目的や資産内容、
   投資に対する理解度に至るまで、推し量った上で、その投資家に
   合った商品以外のものを勧めてはならない、
   投資関係の商品は、多種多様であり、リターンもリスクも様々
   であり、リスクを投資家が負う以上、そのリスクに耐えられるか
   どうかについても売り手側からの判断も必要とされる。」

学生「ちょっと、金融とか投資家とは苦手ですが。」

教授「では、情報システム用に読み替えてみなさい。」

学生「はい。
   ソリューションを行なう上では、ユーザーの要求や予算内容、
   ソリューションに対する理解度に至るまで、推し量った上で、
   そのユーザーに合ったソリューション以外のものを勧めては
   ならない、リスク負うのはユーザーであることも踏まえて。
   というような意味でしょうか?」

教授「そうだ。この基本から逸脱すれば、それは『ソリューション』
   ではなくなるからね。」

学生「一度、理解しておく必要がありますね。適合性の原則。。。」

 < Episode.2 End >

// 谷 純一郎 ひろしま通(認定No.001-00897号)
/ 株式会社SRA西日本 広島支社

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■=== 【F+S Forum/開催日程】

◆開催予定:  <最新日程はHPをごらんください>

 広 島:【第10回】  3月21日(金)〜22日@ANAホテル+GOLF
 東 京:【第128回】 3月19日(水)@六本木・センチュリーコート
 宮 崎:《特別企画》  4月 4日(金)〜5日@宮崎フェニックス
 大 阪:【第42回】  4月 9日(水)@梅田:エスカイアクラブ
 東 京:【第129回】 4月16日(水)@六本木・センチュリーコート
 名古屋:【第27回】  4月17日(金)@名駅:エスカイア+GOLF
 東 京:【第130回】 5月14日(水)@六本木・センチュリーコート

※次回の福岡は6月開催予定です。

◆開催報告:

 東 京:【第127回】 2月20日(水)@六本木・センチュリーコート
   33名の参加となりました
 福 岡:【第29回】  2月22日(金)〜23日@+GOLF
   F+Sへ11名、ゴルフへ7名のご参加でした
 ゴルフ:【第29回】  2月29日(金)@成田ハイツリー
   結局38名での開催となります・・・さ〜て誰が優勝するのやら?

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: 今年の冬は「雪国の温泉」に何度か行くことが出来ました(*^_^*)
熱い湯の雪見露天風呂は最高ですね!内風呂だと長湯出来ない私なのですが、
冬の露天風呂だとユックリ入れます。昨年の冬からスタッドレスを買っていた
のですが雪が降らず雪国に行っても20m程しか雪の上を走る機会がなかった
のですが、今年は新年早々から高速はチェーン規制だったり、温泉へ行く道も
早くから雪が残っていたり雪が降っていたりとスタッドレス+4WDが大活躍
できました。高い金を払った効果がようやく出せました。もう花粉の舞う季節
になりましたが私は花粉症には今のところ縁がないので嬉しいです。たいへん
そうな方が街でも多くなってきましたね。もう一度位は寒のぶり返しと、ひょ
っとすると降雪もあるのでは?まだまだ気の抜けない雪に弱い首都年東京です。

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    銘酒「真澄」で有名な諏訪の「宮坂醸造」へ寄ってきました。
        http://www.masumi.co.jp/cellamasumi/
@300円払って利き酒をお願いすれば(私は運転手だったので(;_;))
  美人の酒ムリエが説明をしながら7〜8種類の日本酒を試飲出来ますよ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
   美味しい餃子、見っけ(*^_^*)「宇都宮餃子館」の「健太餃子」
           http://www.gyozakan.jp/
     今まで色んな餃子を食べましたが、今のところ No.1
あっさりとして皮が薄く具がたいへんジューシーで食べやすい
       ニンニク嫌いの人にもきっと合います
宇都宮駅JR改札近く「郷土物産品売場PASEO GLASS BOX内」で食べられます

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