F+S Flash
(Vol.119)

 

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  。+: 2009年丑年!!大変お世話になりました!! ☆。*゜。
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============================= CONTENTS =============================
【F+S2009年/<活動総括>】
  総イベント数<31回>と延べ560名に御参加いただきました
  活動総括==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Activities.htm
【F+Sメンバー紹介/第105弾】
  早川 弘道 / メイソンシステム       <東京>
  伊東 敏明 / エス・エー・エス       <東京>
  野尻 昌彦 / スペース・ソルバ       <東京>
  斎藤 尚志 / NECソフト         <東京>
【コラム/『経営や歴史の著名人に見るBSC的考察 』】   <寄稿>
  「英ヴァージンG.会長 R・ブランソン氏」の巻 高橋 義郎/VWJ
【コラム/『「2万円のメモ帳」今年一番のトンガリ君』】  <寄稿>
  発想の転換が生んだもの    佐藤 正明/ブレインズ・ワークス
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧ください)
  東 京【第142回】1月27日(水)@赤坂見附.エスカイヤクラブ
======================================================================

■=== 【F+S2009年/<活動総括>】

おかげをもちまして2009年の「F+S Forum」は
総イベント数<31回>と延べ560名の方々にご参加いただきました。

そして、12月16日のF+S東京クリスマスを最後に
2009年度の活動の全てを無事終了いたしました。

今年度の「F+S Forum」に御参加いただいた方々、また、
企画・運営に御協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

  http://www.tru-solutions.jp/F+S_Activities.htm

定例会の開催回数は例年に比べて少なかったのですが
広島でもライブハウスを借り切ってのイベントが初めて開催できました。 

今年は、10月に私の病気入院で、急遽幹事役をお願いしたり
直前に開催を取り止めたりと、ご迷惑をお掛けしてしまいました。

 ※私の「大動脈乖離」発症から退院までの経緯は以下で・・・
   http://www.tru-solutions.jp/My_Tobyoki_2009.html

◆「F+S Forum」全31回開催  

今年もイロイロな場所でやりましたなあ!(*^_^*)!

2009年:総イベント数31回と延560名
 東京6回、名古屋2回、大阪5回、広島3回、福岡1回、
 ゴルフコンペ2回(+地方5回)、特別開催2回(沖縄、北海道)

 ★皆勤賞   F+S東京の全6回に参加されました

 ・広瀬 和市 / リベロ・ネットワークス (11回目 11年連続)
 ・中村 史夫 / クロネコメイト     (4回目)
 ・吉田 奈美 / トランザクト      (2回目)
 ・福元 健  / EXSAC       (2回目 2年連続)

 ★精勤賞  惜しくも1回欠席です

 ・高信 勝二 / タカプラン
 ・鈴木 弘一 / ステラクラフト
 ・高岸 美穂 / NSP
 ・松本 博司 / サージェント

 ★特別賞  企画運営で色々お世話になりました

 ・北田 勝久 / オフビート

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下記のURLをクリック頂くと各開催のページへリンクしています。
楽しい!(悔しい?)イベントを思い返して下さい。
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◆F+S東京「大忘年会&クリスマスパーティー」

 12月16日(水)@ 恵比寿「bERGAMO」

景気を反映してか昨年よりずっと少ない56名の参加でしたが、
当日は、美味しい料理に楽しい語らいと音楽に加え
恒例のプレゼント商品の争奪戦で大いに楽しんでいただきました。

 http://www.tru-solutions.jp/FS091216.htm

今年の目玉は「サンバ」です。 http://j-samba.net/
浅草サンバカーニバルにも参加しているサンバチームの御協力で
強烈なサンバのリズムに酔っていただこうという趣向です。

今年は山形は「シベールのラスクセット」が参加賞でした。
 http://www.cybele.co.jp/

バンド演奏は、昨年につづき「♭+♯」。
新メンバーを加え元気なサウンドを楽しんで頂きました。

※プレゼント商品をご提供いただいた方々には厚く御礼申し上げます。

◆F+S広島「ライブの夕べ」

 10月30日(金)@立町「ライブハウス 楽座」

広島では、初めてのライブハウス貸切での特別企画でした。
21名の方々に御参加いただき、賑やかに開催されました。

 http://www13.ocn.ne.jp/~rakuza/

プロに混じって佐々木さん、小野さん、福井さん等の歌声にも
歓声が大きく上がりましたとさ!(*^_^*)!

◆F+S東京「アコースティック・ライブ」

 4月22日(水)@赤坂「エルカミーノ」

満席となる40名超の方々に
八弦ギター+アコーディオン+ケーナによる演奏を堪能いただきました。  

 ・八弦ギター   池田 宏里さん
 ・ギター     工藤 正志さん
 ・アコーディオン MIYACK (渡辺美和子さん)
 ・ケーナ     岩川 光さん

 http://www.tru-solutions.jp/F+S_Tokyo_090422.html

計画当初は3名での演奏の予定でしたが・・・
当日は、ギターの「工藤正志」さんを加え4名での
ソロあり・アンサンプルあり・リレー演奏あり
そして、観客との楽しい会話でも 大いに楽しませて頂きました
普段は、「おやじ」のエレキサウンドが鳴り響く「赤坂エルカミーノ」に
明るいアコースティックサウンドがたいへん新鮮でした(*^_^*)

※バンド演奏:「半Chance」、「♭+♯」

メインに合わせてアコースティックに攻めてはみましたが・・・
見事に「!轟沈!」、
メインの巧さ(当然か)が引き立ちましたとさ!(-.-)!

◆<特別企画> 北海道(根室/最東端)攻略ツアー 9月4日〜6日

福岡からの2名を含み最終的に計8名での実施となりましたが
初秋の北海道でプレイを昼も夜(?)も楽しみました。

 http://www.tru-solutions.jp/FS_KushiroNemuro_090904.htm

デッカイドー・北海道で、レンタカー移動も4日間で計600kmにも
なってしまいました。
石垣は小浜島からスタートした国内4端コース制覇の旅も
これで無事に東西南北の4端コース終了です!(*^_^*)!

◆<特別企画> 冬の沖縄リゾート・ゴルフ 2月18日〜19日

久しぶりの沖縄、あこがれの「サザンリンクス・リゾート」に宿泊して
2Rプレイでシーサイドコースにチャレンジ!!
少し寒かったですが、8名の参加で無事終了。

◆F+Sコンペ:【第33回】11月20日(金)@多摩「桜ヶ丘CC」
 <6組(23名)で開催>

 優 勝: 加藤 裕之 / IBC
 準優勝: 三ツ石 利彦/ 住商情報システム
 第三位: 那須 宗也 / エルテックス

午前をアンダーパー(35)でスタートした加藤さんが
ブッチギリで優勝となりました。
朝一番は少し寒かったのですが、たいへん良い天候のに恵まれ
すがすがしい気候の中プレイを楽しんでいただきました。

◆F+Sコンペ:【第32回】4月24日(金)@多摩「多摩CC」
 http://www.tru-solutions.jp/f+s_golf090424.html
 <7組(28名)で開催>

 優 勝: 宮脇 康次 / プロジェクトアーバン
 準優勝: 森 徹夫 / 森コンサルティングオフィス
 第三位: 保浦 武司 / アビリティーテクノロジー

★F+Sメンバー紹介

今年は26名の方々に自己紹介の執筆をいただきました。

・東京14名、名古屋0名、大阪5名、広島6名、福岡1名

最近は原稿集めに大変苦労しております。
寄稿依頼が行きましたら何卒宜しくお願い申し上げま〜す。(*^_^*)/~~

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■=== 【F+Sメンバー紹介/第105弾】

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
 http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#『F+S Flash』

1)早川 弘道 / メイソンシステム       <東京>

幾つになっても色んな事に興味を持ち色気のあることが
元気の秘訣でしょうね(*^_^*)
ドラムを練習されていて初ライブがあったようです。
2010年にはバンド・ライブでコラボしたいものです。

 <ご本人からの一言> h_hayakawa@mayson.co.jp

〜終わってみれば会社も楽し〜

2009年末で30年近い会社の経営から引退することになった。
設立時4人ではじめた会社だった。学校を出て、大手企業に就職し
(昭和35年)コンピュータなんか無い時代で80欄か90欄のパンチ
カードで何かしていたよう記憶がある。

ある時、幸か不幸か工場の電算化(懐かしい言葉でしょう)をやれとの
御指名があり、確か4〜5人ぐらいの電算化チームが結成され、
過酷な運命に翻弄されることになってしまった。

プログラム言語はマシンワードで一つのプログラムがカード5箱分
(1箱が2000枚入っている)のなんと今で言う2万ステップのプログラム。
もうデバッグなんか大変で、とうとう円形脱毛症になり体の毛という毛が
全て抜けてしまった。一夜にして20代の青年が60歳に変身してしまった。

しかし無事稼働し工場の人達に「ごくろうさん」といわれて1カ月も
会社に泊りこんでの作業の疲れも一気に飛んでしまう、
そんな生きがいを感じて仕事をしていた。一通り電算化が終わるころ
自分の一生の仕事として会社を作ってみたいと思う気持ちが強くなっていった。

新会社設立は大変、まず事務所を貸してくれない、
小さなマンションの部屋ぐらいしか借りられない、24平米のワンルーム
マンションでスタートだった。そいていつも思っていたことは
窓から見える大きなビル(確か天王町の野村ビル)にいつか入るんだと。

そして今は駅前の大きなビルで楽しく仕事ができている事に幸せを感じて
いる。苦しい事が沢山あった、でも苦しい事があったから、それ以上に
楽しい事がより以上に楽しく感じられた。沢山の人達の応援と、
社員みんなの頑張りで今日までこれたのと感謝している。

自分は本を読むのが好きで、会社の経営にも大いに役立っているが、
いつ読んだのか、またいま探しても本棚にないのだが、
手帳に20年以上書き継がれている社長としての心構えがある。
参考になればと思い書いてみます。

「運は努力によって引き寄せる事が出来る」
A)幸田露伴 「努力論」 に幸福三説
1、惜福  たまたま自分に与えられた福を取りつくさないということ。
      心くばりである。
2、分福  自分にきた福を独り占めしない。人に分け与えるようにする。
      平家は一族の中で分福をしたから平家内部で裏切るものは
      一人も出なかった。源氏は頼朝一人で福を独占したため、
      一族は殺しあって滅亡した。
3、植福  金をもうけたら、山に木を植えて次の世代に残す。
      フィランソロピー概念ともいえる。

運というものはとらえ難く、因果律ではどうにもならない。
しかし運がつくとやたらにつく。いったん運が離れていくと、
もうどうしょうもない時期が続く、爆発期に入ったときに
その波にのらない人はどうしても運からはずれる。

運がつくと見通しも利くようになる。
その一つの与件は「全気全念」対象に集中するということである。
運はタナから落ちてくるものではない。

2)伊東 敏明 / エス・エー・エス       <東京>

だったら、競馬話をジックリと書いてくれれば良かったのに・・・
仕事の話よりそっちの方が興味を持つ方が多いかも?

 <ご本人からの一言> ito@sas-com.com

2009年も皆様本当にお疲れ様でした!
かれこれ数年前よりF+S東京に年数回?(微妙な回数ですが・・・)
参加させていただいております、エスエーエス株式会社の伊東と申します。
はじめましての方、何度かお会いした方、仲良くさせていただいている方、
他、皆様に中身の少ない??自己紹介をさせていただきますことを
お許しください。

東京の下町に生まれ、現在の職業である<ソフトウェア開発>業務とは
縁もゆかりもないところで育ちました。(もんじゃのことなら聞いてください)
F+Sの集まりに参加させていただくときには、ジェントルマン?を気取って
おりますが、中身はべらんめ〜的下町男です。

表向きはゴルフを楽しみ、会社では自社野球チームの監督に就任するほどの
スポーツ大好き人間ですが、裏?では競馬大好きの赤ペン耳差しオヤジです。
(F+Sではなかなか裏?の趣味はお話できませんが・・・)

座右の銘は<無事是名馬>、裏の趣味がたぶんに影響しています。

競走馬(サラブレッド)は、早く走るために産まれ育ちます。
ですから、早く走れない馬は利用価値がなくなります。
もちろん、生まれながらに才能ある馬は、早く走ることができ、
いっぱい賞金を稼ぎます。私は、きっとそんな才能を持っていないなぁ・・・、
取り柄と言えば丈夫な体のみ。
・・・なので、この<無事是名馬>を志そうと思っています。

とある競走馬が会社を助けたという逸話があります。

経営困難となり、競走馬の売却を考えたオーナーが、どうしても売れなかった
一頭の馬がいました。この馬はそれほど速いわけではなく、
大きなレースには出場できるものの、いつも3着や4着ばかり。
でも、この馬、体は本当に丈夫で月に2回もレースにでてくれたのです。

おかげで、オーナーには毎月賞金などが入金され、オーナーの会社の経営を
立ち直らせることができたそうです。
人にはそれぞれ才能があり、それを活かすも殺すも、その人の人生次第である
と思います。人並みはずれた才能の持ち主なら、きっとそれを活かすことも
できると思いますが、生憎、私はそんなものを持ち合わせておりません。
ですので、これからも、人との出会いを大切にし、その出会いを活かせるよう、
いつでも健康で元気な体を維持できるようがんばろうと思っています。

これからも非定期的?にF+Sに参加させていただき、また多くの出会いを
頂戴したいと思います。そして、逆に元気な自分をアピールし、
皆様の元気に繋がるよう、微力、勝手ではありますが、がんばろうと思います。
ぜひ、見かけた際には、あの競馬好きの元気男かぁーと思い出してください。
じぇんとるまんを気取っておりますが、本当は気さくな男ですので。。。

2010年が素晴らしい年になりますようお祈りいたします。

3)野尻 昌彦 / スペース・ソルバ       <東京>

初参加を良く覚えてますねえ!
私が初めてERPのことを知ったのは1992年のことでした。
ドイツ系の会社の部長からSAPを紹介されました。<!古い話!>
その時にはERPに関係しようとは思っても居ませんでした。

 <ご本人からの一言> masahiko_nojiri@solver.co.jp

スペース・ソルバ(株)の野尻昌彦と申します。
このF+Sフォーラムに参加したのは確か1997年で、当時所属していた
某ゲーム会社にSAPを導入した後かと記憶しています。
同じSAPのコンサルタントの芳賀さんから紹介されて参加しました。

その後、自社のSAP導入の経験を生かして転職を考えていたところに、
西嶋さんから紹介されて、外資系の情報処理会社のERP部門の責任者として
転職。結果、事業は失敗に終わりましたが、いい経験を積むことができました。
また一時期、西嶋さんの会社にも所属して、大手電機メーカのSAP導入の
お手伝いもしましたが、その後、いくつか会社を変え、今日に至っております。

10年以上もの間、SAPを中心としたERP導入のプロジェクトに
携わってきたことになります。

現在所属しているスペース・ソルバ(株)は、社員80名ほどの小さな会社
で、約3分の2の要員がERP事業に携わっており、残りはモバイル事業を
展開しています。

ERPとモバイルの融合や、新たな中小企業向けERPソフトとして、
MicrosoftのDynamics AXにも範囲をひろげております。
今年は、ERP事業にとっては厳しい状況でしたが、私自身は、今、久々の
大きなプロジェクトに参加しており、忙しい毎日を送っております。

ERPが流行したのもはるか昔のことですが、今でも、ホスト中心の
基幹システムに無数の周辺システムが組み合わさった複雑怪奇なシステムを
ERPで統合したいと考えている企業は多いと感じています。
その意味で、今後のERPの需要もまだあると思いますが、
いかんせん、高額の投資が必要であるため、めっきり新規顧客の数が
減っております。

社内の全業務プロセスの見直しをしながらERP導入を進めていきますので、
それなりの期間や要員が必要になってきます。BPRを進めていて、
業務プロセスがシンプルな企業は短期間で導入できますが、
伝統のある会社ほど、奇妙な慣行が残っていたりして、そのプロセスを
変更するのに、膨大なパワーが必要になります。いろいろな会社の
プロジェクトに参加してみて、最近は、その個々の業務プロセスの改善に
興味をもってきております。

最近のトピックスとしては、国際会計基準(IFRS)の動向が気になります。
主に、ERPの財務会計、管理会計を中心にコンサルティングをしております
ので、2015年に始まるかもしれないIFRSの強制適用により、
社内の業務プロセスの見直しが必要となります。新規ERP導入のニーズや、
すでに導入済のERPの見直し等、今後の動きに期待しているところです。

仕事以外では、10年以上前から、神社仏閣を回ったり、温泉に浸ったり、
地方の地酒を飲んだり、のんびりした時間を過ごすのが楽しみとなって
おります。忙しいプロジェクトに参加していると、
その合間の息抜きが大切です。

今後もよろしくお願いいたします。

4)斎藤 尚志 / NECソフト         <東京>

最近はサルサにのめり込んでいるようです。
目的は?・・・ヤッパリ、女性にもてたい!でしょうかねえ・・・?

 <ご本人からの一言> saitou-t@mxr.nes.nec.co.jp

別世界へ飛び込んで見ました!

2005年のVol.67で自己紹介をさせて頂いていますが、時間が経ってライフ
スタイルも大分変わって来たので、再度ご紹介させて頂くことになりました。

NECソフト株式会社 ソフトサービスセンター勤務の斎藤 尚志(さいとう
たかし)です。私は、大学を卒業し当社に入社して以来、早32年経ちました。
自己紹介が届く頃には55歳になっています。

NECソフト(旧・日本電気ソフトウェア)に勤務して以来、コンパイラ開発
10年間、UNIX等技術支援・技術教育10年、そしてSE・コンサル・
営業スタッフを一通り経験して12年という経歴です。

高度情報処理やITC、中小企業診断士、経営品質審査員等、出来る限り
資格も取得し、一時は、ISMSやBSCのIT経営コンサルを必死に
やっていました。

ところが・・・
ある事をきかっけに、少なくとも今は仕事のみ没頭する事を止め仕事
と家庭と趣味のバランスを維持しながら、どちらかと言うと趣味に没頭して
いる状況です。

ある事とは、50歳になった時にメンタルになりました。当時、あるコンサル
ティングに携わっていて、一人で対応する事になっていたのですが、相当な
無理をしなくてはならず、食事が受け付けなくなる、不眠になる、お客様の所
に足が向かわなくなりそうな状況でした。結局、案件実施の1か月前に、別
のメンバーに対応を変更、健康管理センターに相談し、その日から休みに入り
ました。その数カ月前から、寝ると覚醒してしまう、閉所恐怖症的な状況に
時々なっていたので、これはおかしいと思い、病院には通ってました。

結局、3月から5月の連休明けまで、入社以来初めて2.5ヵ月休む事に
なりました。年度をまたがっていたので、増えた有休を使うことができ、
全て有休で対応しました(病欠では無い)。

この間、身体をゆっくり休めながら色々考えました。
人生について家族について等です。時期も調度春でしたので、
毎日神田川沿いに散歩しました。生まれて初めて、桜が蕾から成長し、
そして満開になり、最後に散っていくのを見届けました。
これは良き経験となりました。植物や川の鯉を見て、生命を感じたのって、
本当に初めての経験でした。自宅PCのメールも一切見ず、
ゆっくりした時の流れを感じながらの生活でした。

ただ、唯一辛かったことは、当時小学校の息子の友達が、定期的に家に遊びに
来ていました。その間は部屋から一歩も出ず、物音一つ立てないでじっとして
いたのです。妻曰く「おとうさんは居ないの。ハイ、これ昼食!」と部屋に
食事が運び込まれたりしました。

楽しい事はカウンセラーと話しをして「何か楽しい事をせよ!」との事でした
ので、カルチャーセンターに通い女性30名中男性は私一人でヨガに通った
ことです。いずれにせよ、休んで身体を休め、人生の生きていく意味を再度
納得できないと復帰はないと思います。

2ヵ月半で復帰し、現在では長年培った講師経験を生かして、教育ビジネスを
行ってます。そもそも、50代になるとこれまで育ててくれた会社に恩返しを
するつもりで後輩の指導や人材育成活動に取り組んでいます。

このように、仕事への取り組みは一転し「仕事なんて人生においては、ちっぽ
けなもの。人生に楽しい事は一杯ある!」を信条として、日々を過ごしていま
す。なにせ、忌野清志郎やマイケル・ジャクソンと同じ世代、気を付けなくて
はなりません。

そんな中、楽しい事を見つける旅をしつつ出会ったのがサルサでした。
サルサ(Salsa music)はラテン音楽の一つであり、スペイン語のソースの意。
いろいろな音楽が混ざって形成されそうです。1930年代にカリブの島キューバ
のソンやルンバから発展した、プエルトリコ発祥のダンス音楽に、ジャズ、
ソウル、ロックなどの要素を取り入れたもの等の説もあります。踊り方は膝を
やや屈伸し、上半身は動かさず腰から下を動かします。これは、キューバの
奴隷が腰と足に鎖を繋がれたまま、音楽に合わせて踊っていたと聞きます。
私としては、この説明が一番納得しています。

2007年度、1年間一人息子の受験指導を行った後、なんとか無事に
国分寺の私立中学に入学させました。2008年夏に中学1年の息子が
入部した吹奏楽部は大会や甲子園出場の応援のため、ほとんど家に帰って
来ない生活をしていました。
もう私が、面倒見る事も無いように感じていました。

中学以来テニスを続けている私ですが、このところメタボになりサービスの
入る確率が落ちていました。腹筋を鍛えなくてはならない。そう感じて、
初めてスポーツジムに入会したのが2008年秋。

そこで、行われているエアロビクス、フラダンス、ヒップホップ、
そして、そこでサルサのレッスンが行われていました。
私は、大学時代に少しだけ社交ダンスをかじったことがあります。
初めて、サルサを体験した時に、スポーツクラブの女性に「社交ダンスを
やった事があるのですね。だから御上手なのね。」と言われ、
それを真に受けたのが、この道に入るきっかけになりました。

それから、しばらく通い、昨年の秋にまだ全く踊れなかった頃に、
一人でサルサのパーティに参加しました。
そのパーティは大手町の地上の広場で行なわれてました。

ポニーテール&フレアースカートの女性と会社帰りのスーツを着た男性が
華麗にくるくる舞って、スポットライトに照らされてました。
「なんて、格好いいんだろぉ〜」と思った訳です。

初秋の風が心地よく、そのペアは眩いばかりに輝いていました。
そもそも、その男性は通りがかりの人。少し前の銀行員風で、広場を通り
かかった時、「おっ、サルサをやっているな!」「少し、踊って行こう。」
とそこに居た女性を誘って踊ってたので。
彼は、2〜3曲踊った後「よし、仕事に戻るか。」
と、広場の隅に置いてあった鞄をとりビルの中に消えて行きました。

「なんて、格好いいのだろう」と思いませんか?

全く踊れない私は、ただただ指をくわえて見ているだけでした。
私は誓いました、
「絶対に来年の春までに、うまくなって、女性を誘うんだ!」

2008年12月に本格的に六本木のサルサダンス教室に入会しました。
それから半年、週に10日間練習しました。そして、今年の4月に大手町で
開催された(冬の間は地上開催はありません)地上広場でのサルサパーティ
で女性となんとか華麗に踊れることが出来ました。
正直言って感慨深いものがありました。

その後も続け、8月末には入門チームで発表会に出場、2010年2月末の
発表会には中級チームで出演する予定で、今でも週に10日間練習を続けて
ます。ダンス教室は美男美女が集まります。
しかも、30歳前後で独身のメンバーが多い。私はつくづく
「こんな所に素敵な女性が集まっているんだ。」
「独身時代に分かっていればな〜」と悔しく思ったこともありました。

この1年間で友達になったダンサーは100人ほど、毎週、どこかの
女性グループがパーティへの誘いのメールが来ます。
たまにお付き合いをしますが、どうも保護者と思われているふしがあります。
週末の六本木でALLするには保護者が必要という訳です。

また、サルサは経済的です。大体、どのクラブでもエントリィーは
1,000円〜1,500円1ドリンク付きです。一杯飲んで、くるくる回っていれば、
すぐ酔うことができます。
つまりあまり飲まずに、3時間くらい踊って楽しい時を過ごす事が出来ます。
しかも、それなりの運動量で、腹筋も付きます。
この1年間でウエスト10cmは締まりました。冬ズボンはぶかぶかです。
風呂に入る前に鏡に姿を映すと確実に腹筋のくびれが見えつつあります。
メタボの方にはお勧めです。

最後にサルサをやっていて良かった事を紹介します。

・この前、踊った女性は女子大生。年齢を聞いたら19歳でした。
・女性を支える、触っていい場所は?
 --> 手、肩、腰・お腹
 --> 男性も手、肩、腰・お腹たまに女性に顎を撫でられます。
 セクハラの範囲 --> 胸、ヒップはもちろんダメ
 ※必至でやっていると、たまに事故は起きます
・クローズドホールドとチークダンスとは違い!
 クローズドホールドは30cmくらいの一定の距離をフレームを作って
 保持します。
・恋心は抱いても、恋愛は禁物
 --> 1曲毎に、恋の世界に落ちる事はあります。
   もちろん、お互いうまくなってからです。
・「上手くなったわね」は初歩レベル
 ダンスが上手、女性から見た評価
  最高レベル: 踊って、気持ち良かった
  中レベル : 踊って、楽しかった
  初級レベル: 技が増えたわね、上手くなったわね
・最高の密着度、でもまじめ。中級から上級になると...
 1)向かい合って、ホールドした段階で、半身しっかり重ねて、DIP
  これは、すごいです。太もも、腰、お腹、胸、男性の左肩というか
  首の辺に女性に右上腕がしっかりかかる。ピッタリくっついて、
  瞬間で左にひねります。
 2)重なってドルフィン
  胸を出して、胸とお腹の間を出して、腹筋を出して、最後に腰をぐっと
  入れるこれを、男女が重なり(女性が前、男が後ろ)密着して1234
  で一気にやつ、その間2秒ですが...
 3)男右足太もも、と女性右足太ももをお互いにかがんだ状態でしっかり
  合わせて回転していく技。そこで、腰を振る技。
 4)女性が左足を男性右足、臀部にぐっと巻く、締め付ける技
 5)女性が右足を男性の足の内腿にぐっと入れる技(股間と言っっても良い?)

 この辺のうらやましい技は上手くなって上級にならないと
 ハッキリ言って出来ません。
 私は、たまにチャレンジしてます。あくまでも、芸術の世界。
・女性は小さい頃からバレーをやっていた、とか社交ダンスを踊っていた人も
 多いです。彼女達は踊る事が好きで踊っています。恋愛感情は厳禁なのです。
 名言「私達はダンスが好きで、ダンスを踊りに来ているの!それを楽しむの!
    恋愛とか、男女のもつれは排除する。」「sexyとエロイとは違います!」
・この数十年無かったのですが、この半年、月に1回は主に六本木で夜遊び、
朝まで踊っていることがあります。


最近では中高齢者のWebの会で、サルサが話題になっています。
子育てが終わってしまった、淑女の方々がサルサを楽しみ始めている。
ブラジルでのオリンピックに向けてサンバが、オバマ大統領がホワイトハウス
でサルサを披露したこともありこれから更にブームになっていくに違いありません。

これからも、仕事と家庭とサルサのバランスをとちながら人生を楽しんで
いこうと思っています。サルサを始めてからブログも書き始め、
サルサ界では結構著名なブログになっています。
定年後は、これらの経験を踏まえて書籍「六本木の踊り子達」を執筆したい
と考えています。

 ★ブログ http://ameblo.jp/saito04195/
 ★発表会(DANCE EXPRESSION 2010 Vol.9 ):
      2010年2月28日(日) 15:30〜19:00頃
      渋谷 道玄坂 O−East
      http://www.studio-casino.com/dance_expression.html

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■=== 【コラム/『経営や歴史の著名人に見るBSC的考察』】 <寄稿>

 〜〜「英ヴァージン・グループ会長 リチャード・ブランソン氏」の巻〜〜

                        高橋 義郎/VWJ
                     yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp

まだ搭乗した経験はないのだが、新聞に出ていた英ヴァージン・アトラン
ティック航空についての新聞記事が目をひいた。
ロンドンと成田を結ぶ便はすでに20周年を迎えるそうで、
今年6月に催されたその記念行事に来日したのが、
58歳の英ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン氏である。

彼は、ロンドンから成田行きの定期便に乗り込むなり、
女性の客室乗務員に気軽に声をかけた。
「やあ、○○さん、調子はいいかい?」
「ええ、リチャード。ご家族はお元気?」トレードマークの長髪とヒゲ、
日焼けした顔に白い歯。多くの社員の名前を覚え、ファーストネームで呼び合う。

ファーストクラスはなく、座るのは「他社のファーストクラス以上」が
うたい文句のビジネスクラス。出発から数時間後、すーっと立ち上がると、
通路をゆっくり歩いて全乗客にあいさつし、握手を繰り返した。
同航空の特徴であるビジネスクラスのバーに立ち、飲み物を振る舞うことも
あるという。わずか2泊の東京滞在中には顧客ら約500人を招いた
パーティーを開催。時差の疲れを見せずに気軽に記念撮影に応じ、
「ヴァージン・ブランド」最大の広告塔としての役割を果たした。

手がける事業は音楽、航空、鉄道、携帯電話、飲料、化粧品、など。
グループ傘下に200社以上を抱える。今年は3月に米経済誌フォーブスが
推計した個人資産は約2500億円。多忙を極めているはずだが、
「いまの仕事の時間の80%は社会問題への取り組みに使っていると言う。

立ち向かうのは、地球温暖化、地域紛争、エイズなどの疾病だ。
ジェット燃料を使う航空事業や発電でエネルギーを使う鉄道事業をともに
「汚いビジネス」と呼び、06年秋には「両事業から受け取る利益はすべて、
クリーン燃料の開発につぎ込む」と宣言した。

10年で約3千億円の投資になると見られている。
投資先のひとつである米ベンチャー企業「ジーボ」は再生可能なバイオ燃料
「イソブタノール」を開発する。ヴァージン航空は、将来、クリーン燃料で
飛ぶ世界初の航空会社になるかもしれない。

経営者としてのリーダーシップは遺憾なく発揮されているリチャード・
ブランソン氏だが、「私の特技は、優秀な人たちを説得し、集めること。
企業経営でも人材を見つけ、世界で約300人の責任者に任せられるから、
社会活動に注力できるのだと、同氏は言う。

エイズ撲滅でも、世界中の知見を集める組織の立ち上げを呼びかけた。
雑誌を創刊するために高校を中退し、起業家の道を歩んで約40年。
熱気球による大西洋横断などの冒険を続けつつ、事業を広げ続けてきた。
これからの後半の40年は、これまでのビジネスの手法を社会に生かしたい
とも述べている。

ビジネスの夢もまだ膨らむ。
宇宙旅行を企画するヴァージン・ギャラクティック社は、
まもなく実際の宇宙船の飛行テストを予定しているらしい。
「過去にはだれも成し遂げていないことを実現し、人々の生活に違いを
もたらしたい」という同氏の言葉に、起業にも冒険にも、社会問題解決にも
共通するこの思いが、あふれるエネルギーの源泉のように見える。

そんなリチャード・ブランソン氏の経営や社会に対する姿勢を、
BSC(バランススコアカード)の4つの視点に分類してみると、
以下のようになるのではないか。読者の意見を待ちたい。

−−−−−−−−−−−−
<企業経営価値の視点>
 ・過去にだれも成し遂げていないことを実現し、
  人々の生活に違いをもたらす企業を実現。
<顧客・社会の視点>
 ・社会問題への取り組み、社会活動への注力。
 ・顧客重視による顧客への積極的な価値提供とブランド向上。
 ・クリーン燃料で飛行機を運航するグリーンカンパニーの実現
<プロセスの視点>
 ・顧客重視による顧客価値創造プロセスの実践。
 ・他社のファーストクラス以上のビジネスクラスの機能やサービスの提供。
 ・クリーン燃料開発へのCSR重視の投資。
 ・エンパワーされた300人の責任者が構築する企業経営システムの確立。
<学習と成長の視点>
 ・従業員への積極的なコミュニケーションの働き掛け。
 ・企業経営における人材重視活動とリーダーシップの発揮。
−−−−−−−−−−−−
(参考:朝日新聞2009年7月4日)

筆者紹介: 高橋 義郎
      元・フィリップスエレクトロニクスジャパン 経営品質部長
現・ヴェオリアウオータージャパン 経営戦略室長
  <個人HP: http://www007.upp.so-net.ne.jp/y-takahashi-27/ >

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■=== 【コラム/『「2万円のメモ帳」今年一番のトンガリ君』】<寄稿>

                 佐藤 正明/ブレインズ・ワークス
                  masaaki.sato@brains-works.com

   〜 「2万円のメモ帳」今年一番のトンガリ君 〜

ゴルフ界のスーパースター タイガー・ウッズが、女性問題で大変な
ことになっているそうで、この日本でも、毎日のようにワイドショーが
「最新情報」と称する話を垂れ流しています。
一体誰が必要としている情報なのか、私にはさっぱり理解することが
できません。

さて、日経MJが、2009年ヒット商品番付を発表しています。
私が目を留めたのは、その中の「ポメラ」です。

ポメラは、キングジムが販売している、ただの電子メモです。
メールもネット接続もできない、このモノクロ画面の「電子メモ帳」が、
どうしてヒット商品に選ばれるほどの人気を博しているのでしょう。

私には、その理由がよく分かりませんでした。
しかし、30代〜50代の男性が9割を占める、というポメラの購買層を
聞いて、納得することができました。
それより上は手書き世代、それより下は携帯世代です。
つまり、携帯で文字の早打ちはできないが、手書きよりキーボードの
方がラク、というのが、この世代だと思うのです。

日々の文書作成で、当たり前のように、PCが使われるようになって
久しいですが、私自身、文字を手書きするのが億劫です。
相手によってメッセージを書き分ける年賀状も、今ではPCに向かい、
一通一通、キーボードで書いています。

おそらく、多くの人が私と同じように、
「今さら手書きは面倒くさい」
と思っているはずです。
だから、ミーティングなどで議事録などを取るような場合、ノートより
ノートPCの方が好まれているのです。

しかし、ノートPCでは電源の問題がありますし、小型化されたとは
いえ、その他の資料と一緒に持ち歩くのは、少々面倒です。
そこにポメラのニーズがあった、ということです。
さらに、ブログを書いているような人たちの中にも、このネット接続
できない、ただのメモ帳を使っている人がいるそうです。
外出先での出来事を、その場で書きとめておくには最適なツール
だから、というのがその理由です。

確かに、たためば文庫本サイズのポメラなら、常時カバンに入れて
いたとしても、それほど邪魔にはなりません。
電源を投入すれば、その場ですぐに使えるというのは、PCにはない
リアルタイム性があります。
おそらく、1,000回も充電できるという、充電式乾電池が現れたことも、
単4乾電池を使用するポメラの優位性を高めています。

かくして、実売価格2万円以上という、モノクロ画面の電子メモ帳が
ヒット番付に載ることになったのです。

ここで参考になるのは、キングジムの思い切りです。
中途半端なことをせず、単機能、コンパクト、そして、いつでもすぐに
使える即時性にこだわり、その他の機能は一切切り捨ててしまった
ことが、逆にアピールポイントになった、ということです。

「打率1割でいいからホームランを狙う」
「熱烈な賛成が10人に1人いればGO!」
という思い切りの良さは、私たちも学ぶべきではないでしょうか。

持ち技の完成度を高め、加点を稼ぐことで堅実に高得点を叩き出す
キム・ヨナより、失敗してもスランプになっても、前のシーズン以上に
難易度の高い技に挑み続ける浅田真央の方が、熱狂的な支持を
集められるとは思いませんか。
3年前、堅実な演技でオリンピックチャンピオンになった荒川静香は、
失礼ながら、もう誰からも忘れられているとは思いませんか。

忘れ去られるような製品や、印象に残らないマーケティング活動や、
お客様から支持されない営業マンでは、生き残れないのです。

かつて、「選択と集中」という言葉が流行りましたが、今こそそれが
求められているような気がします。
思い切ること、捨てる勇気、あるいは、徹底して尖がることこそが、
売れない時代を乗り切るための、重要な戦略の1つだと思います。
ポメラは、今年一番の“トンガリ君”です。

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■=== 【F+S Forum/開催日程】

◆開催予定:  <最新日程はHPでご確認ください>

 東 京【第142回】1月27日(水)@赤坂見附.エスカイヤクラブ

 広 島【第16回】3月5日(金)〜6(土)@会場未定

 名古屋【第31回】2月開催予定

 大 阪【第49回】2月開催予定

 福 岡【第34回】未定

 ゴルフ【第34回】未定

◆開催報告:

・東 京【第141回】12月16日(水)@恵比寿.bELGAMO
  〜2009年度:大忘年会&クリスマス・パーティー〜

     http://www.tru-solutions.jp/FS091216.htm

 景気を反映してか昨年よりずっと少ない64名の参加でしたが、
 当日は、美味しい料理に楽しい語らいと音楽に加え
 恒例のプレゼント商品の争奪戦で大いに楽しんでいただきました。

 今年の目玉は「サンバ」で、 http://j-samba.net/
 浅草サンバカーニバルにも参加しているサンバチームの御協力で
 強烈なサンバのリズムに(羽根ダンサーの衣装に?)酔って
 いただきました。次回を楽しみにして下さい!(*^_^*)!

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
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編集後記: 2009年丑年もあと数日で終わり。今年は、還暦祝いに始まり
大病(大動脈乖離)に終わるといった感じの私の一年でした。前半は、大殺界
なのに平穏無事なペースだなあ・・・ だったのですが10月にドンと来ました。
「病気でこれからが大変だ、ゴルフも出来ない」などとネガティブに考えるか
「死なずに済んだ、神様がもう少し生きてろと言ってるんだ」とポジティブに
捉えるか、心の持ち様です。自分が病気になってみて分かったことは、回りに
病人(一病息災や多病息災)が多かったことで、オレも胃癌を切った、高血圧
で苦しんでる、心不全で治療中、等々・・・ たいへん多くの連絡が来ました。
私の場合、入院は30歳の時の盲腸だけ。最近の病気は、左目の緑内障だけ。
至極元気でしたので、今回のは「青天の霹靂」でした。しかし、そろそろ自宅
静養も終了させ仕事に復帰しないといけないのですが、まずは仕事を探さなけ
ればいけないので、良い情報が有れば御連絡をお願いします。
皆様にとって健康で良き<2010年寅年>が来ることをお祈り申し上げます。

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