F+S Flash
(Vol.190)


============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/新年の抱負】
  毎年恒例の「新年の抱負」を以下の皆様から寄稿いただきました
【コラム/『組織のリスクマネジメントを考える』<第4回>】 <寄稿>
  経営管理手法は経営リスクのコントロールに繋がるか 高橋義郎/TML
【コラム/『経営者に贈る言葉』<第23回>】     <寄稿>
  提示、整備、開拓を実践すべし  野村 修一/NOMURAコンサルティング
【コラム/『ERP導入の反省』】      <寄稿>
  「在庫を減らしたい」の真意は?        広川 智理/プラッサム
【セミナー紹介/『IT Leaders Executive Meeting 2015 Osaka』】(2/26)
  ユーザ企業のCIO、システム責任者限定、御紹介ください
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧くさい)
  東 京【第176回】3月4日(水):講演会+交流会
  広 島【第31回】 3月6日(金)〜7日(土):講演会+交流会+GOLF
======================================================================

新しい年!2015年未年!が、皆様にとって実り多き年となりますように。
<F+S東京「新年会」の模様: http://www.tru-solutions.jp/FS150128.htm >

 ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
 (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
   直近日程に参加できなくとも今後の御案内が可能な方へは
 今後の開催案内をお送りいたしますので事務局まで御連絡ください。

■=== 【F+S2015年/<新年の抱負>】

毎年恒例「新年の抱負」を以下の皆様から寄稿いただきました。(敬称略)

★皆勤賞(7名)  F+S東京の全5回に参加されました

・広瀬 和市  (有)リベロ・ネットワークス 15回目

明けましておめでとうございます。
毎年、投稿させてもらっているので何を書こうかいつもとても悩みますが、
今年は大きな節目の年。せっかくなので大きな目標を持ちたいと思います。
それは、勿論、今年もF+S皆勤賞。(笑)
5回目の年男ですので、きっと皆さんからたくさんのお祝いをいただける
ものと楽しみにしています。
《ヨ》《ロ》《シ》《ク》《ゥ》━━>o(-ロ-o) (拡声器使用)
また、Jリーグ名古屋の監督の西野とGMの久米は同期ですので、
皆さんも地元のチームの次にでも名古屋を応援していただけると幸いです。
西野からも今年は「挑んでいく!」とのメールをもらいました。
本年もよろしくお願いします。

・中村 史夫                 8回目

この度は8回目の皆勤賞をいただけるとの事、誠に有難うございます。
F+Sフォーラムに参加するようになって、かれこれ20年近くになるで
しょうか?その頃は毎月平均して30人ほどが参加していて、赤坂の
エスカイヤクラブが定席でしたね。そのうち参加者が40人、50人と
多くなった事もありましたが、今と違うのはゲストを呼んで演奏会を
開いたり、5組から10組ほどのゴルフコンペを年2回開催したり、
クリスマスパーティーもかなり派手に70人、80人と集まって騒いだ事も
ありました。最近は年6回の開催となり、集まる方も20人程度と少なく
なりましたが、経営に役立つセミナーの併設など、大変意義のある事だと
思います。新年の抱負と言われても、毎年言っているように健康に気をつけ
て過ごす事が第一目標で、退職後に始めたメール便の配達も既に6年目に
入り、暑さ寒さには多少堪える事はありますが、F+Sの参加と同様に、
しばらくは続けたいと思っています。
本年も宜しくお願いいたします。

・鈴木 弘一  (株)ステラクラフト      5回目

初参加から早10年、皆勤賞もしくは精勤賞を欠かさずに参加してきた
私にとっては、“今年も皆勤賞”でしょうか(笑)
皆勤賞獲得は当然のことながら、お仕事の方も飛躍出来る1年にしたいです。
と言うのも、昨年リリースした新製品の立ち上がりが早く、
この勢いで国内のシェア拡大だけでなく、海外展開も視野に入れた取り組み
も行っていきたいと思っております。
その製品はこちらです。 https://www.stellar.co.jp/enterpras-pcc/
MVNO事業者に向けた初の国産ソフトウェア製品であり、通信インフラ環境の
更なる拡大に寄与できるものと考えております。
昨年は、MVNO元年とも言われ、格安SIMを安く提供する事業者が登場したり、
新規にMVNO事業へ参入する企業も多数登場しました。
MVNO事業への参入をご検討の方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談ください。よろしくお願いいたします。

・吉田 奈美  (株)トランザクト       5回目

昨年は6回目の皆勤賞ということで、無事に続けて出席できたことを
大変有難いと思っております。
さて、私自身がF+Sフォーラムに出席させていただいてから
もうどのくらいになるのでしょうか?
15年くらいになるかしら?もっと子供の時からかもしれませんね(笑)
その間に時代は大きく変化をして、F+Sも形態を変えながら
脈々と継続していますね。時代の流れとともに、人の入れ替わりがあり、
人数の変動の影響を余儀なくされていますが、それを支えてフォーラムを
開催されている西嶋様に 改めて敬服すると共に感謝いたします。
継続は力なり!素晴らしいことです。
そして本日(28日)はF+S東京の新年会です!!
しかしながら大変残念なことに、昨年怪我した右足の骨に挿入されている
チタンを抜去する手術日と重なり、いきなり欠席になってしまいました。
病院から盛会を祈るばかりです。
私は昨年足の骨折をしたために、本当にやりたかったこと、
出来るはずのことが半減してしまいました。
足の骨折が完治しましたら、昨年できなかったこと、したかったことを
どんどん実現させて、今まで以上の行動で大いに成果を出していきたい
とと思います。
今年も皆様にとりまして素晴らしい年になりますように!
どうぞよろしくお願いいたします。

・伊藤 由起子 (株)ゼスト          3回目

2015年は、飛躍の年にすると決めています!
今年の終わりには、FSM=ゼストという状態を国内に作りたいです。
そして、2016年には、海外進出を開始したいです。
現在は、「確認検査機関」という業界にしか販売していませんが、
利用業界を増やします。そのためには、
・代理店の強化をします
・開発者を採用します
・VCを口説き落とします
年明けから、さっそく一人、未来のパートナーになって欲しい人に、
相互トライアルとして2週間働き始めました
中華系アメリカ人の30歳女性で、25年間探していたタイプの人です。
第一週に一つの決断をし、第二週に最終決断をします。
うまく行くようにがんばります!
1月末までには二人のロードマップを描き直したいです。
3月末までにはVCを口説き終わっていたいです。
飛躍の年に欠かせない出来事が、年始に集中していますが、
みなさま、今年も応援を、どうぞよろしくお願いいたします。
※開発技術者を募集しています。詳細はお問い合わせください。

・北田 勝久  (株)オフビート        2回目

超〜久しぶりに、皆勤賞を戴けるとのこと、大変嬉しく思います。
2年前の入院・手術を受けた僕の状態から考えると信じられないのですが、
お陰様で仕事もプライベートも元気にやっていますので、ご安心ください。
さて、人材紹介ビジネスも、アベノミクスの影響か、面白い求人案件が
増加し、また、優秀な人材がネットではなかなか見つからないのか、
アナログな動きのオフ・ビートにご依頼を頂くことが多く、関東はもちろん
関西・中部へも頻繁に出かけさせていただいています。
今年も頑張り過ぎず、サボり過ぎず、コツコツ、粛々と仕事をしていきたい
と思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

・岡本 賢次  (株)ハーツ          1回目

2013年4月にF+Sにデビューさせていただき、その年に精勤賞を
いただきました。そしてこの度、皆勤賞をいただけることとなりました。
誠にありがとうございます。
小心者の私ですが、少しずつF+Sの雰囲気にも慣れ、皆様に顔を
覚えていただけるようになってきたかなと思っています。
さて、2015年は私にとって節目の年となります。長く携わっている
千葉のプロジェクトを離れ山梨に戻り内藤社長の後を継ぐこととなった
からです。社業発展のため全力を尽くす所存でおります。
これからもご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
今後は山梨からとなりますが、F+Sには積極的に参加させて
いただきます。これからもどうぞよろしくお願い致します。

★精勤賞(3名)   惜しくも1回欠席です

・渋谷 茉莉  ジブラルタ生命保険(株)  10月欠席

昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。
思えば、平成24年12月からF+Sに参加させて頂いてから、
早丸1年が経ちました。
昨年は私にとって、大変大きな変化の年でありました。
日本生命からジブラルタ生命へと転職し、生命保険だけでなく、
幅広い金融分野の知識を持ったプロとして、日々奮闘中です。
今年目指す資格としては、生命保険業界共通試験全教科合格と、
日本FP協会認定AFP、FP1級は取得したいと思います。
いつか皆様の前で講師として立てることを夢見て…
本年も皆様のお役に立てますよう精一杯頑張りたいと思いますので、
昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、何卒お願い申し上げます。
プライベートでは、ゴルフに挑戦したいと思っておりますので、
大先輩方にご教授頂ければと思っております。
末筆ではございますが、皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を
心よりお祈り致します。
略儀ながら、新年のご挨拶と変えさせて頂きます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

・福元 健   EXSAC(株)      10月欠席

2013年に続き皆勤賞を逃しました。2014年は10月例会の翌朝が渡蘭となり
泣く泣く欠席。数年前に渡米の前日開催があってドタキャンの羽目になり、
失敗いたしましたので、今回は事前に欠席を決めた次第。
本業の2014年は前半が超多忙で、後半のんびりでした。
今年は、いまのところはのんびり状態が続いておりますが、春に向けて
一鞭入れる予定です。
副業は業界団体の副幹事長を仰せつかり、霞ヶ関行きの日が増えております。
昨今は、なにかと交流会に参加することが増えました。交流会は概ね
アルコール付きなので、体重増加要注意状態です。
F+Sは1996年からの参加ですので、すっかり古株になりました。
今年は再び皆勤賞を狙っております。
おつきあいのほど、よろしくお願いいたします。

・中川 善之  ジャパンラーニング(株)   9月欠席

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
早いもので、昨年講演させていただいた「聞く技術・人の話を聴ききる」
から随分時間が経過しました。
皆さん 人の話を最後まで「聴いて〈聞いて)」いますか?
そんな私は、相変わらず全国を飛び回って「モチベーションアップ」
「聞く技術・日本型コーチング」「リーダーシップ」をテーマに研修や
セミナーをさせていただきました。特に、信越・北陸が多かった一年でした。
IT企業様向けの「プロジェクトリーダー育成(人間力向上)コース」も
各県のソフトウェア協会さんの主導で、20の県を超えるまでに成長中です。
「プロマネには技術力よりもヒューマンスキルがより大切、リーダーのやる
べきことが体系的に理解できた」と皆様からお声をいただきました。
今年は、現在企画中のグローバル教育を本格稼働していく予定です。
中東戦略や、アセアン進出に向けた企業様のコンサルティングが主なミッシ
ョンです。ビジネスマッチングなども積極的に展開しようと思っています。
個人的には、大好きなサッカーの時間をもっと取りたいですね。
担当して11年目になる柏市の小学生チームの優勝や、流経柏のの応援と
審判のお手伝い、遠征など 時間が許す限りサッカーに浸りたいですね。
5月に息子がイタリア遠征して、インテルやユベントスユースと戦いますが、
観に行きたいですね(無理ですけど)。
今年も頑張ります! F+Sも皆勤したいっ!

★各地のF+Sから

・福井 五郎  (株)ハイエレコン         F+S広島

新しい年が始まりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
知事の話によると、広島県の昨年の所定内賃金の伸びは3%以上で
全国平均より良いそうです。確かに、マツダ、造船、メモリーの復活が
ありましたが、私自身はあまり実感できていません。
安倍さんも地方重視を打ち出していますので、F+S広島の力で加速
できないか?が初夢です。
F+S広島は昨年11月開催が30回目となりました。
年に3回開催していますから、10年間になります(私も10才齢を
取りました(笑))。30回記念で、空中ディスプレイ、フォトブック、
遺影写真で全国区で活躍中のアスカネットの福田さんに講演をして
もらいました。毎回東京から参加いただいている、西嶋さん、小野さん
ありがとうございます。
今年の1回目3月6日は、BSL研究所の小野さんに講演をお願いして、
交流会は、バンド演奏を企画しています。
東京からもたくさん来ていただけると嬉しいですね。
本年もよろしくお願いします。

・久保井 司  (株)富士通システムズ・ウエスト  F+S大阪

明けましておめでとうございます。
これまでこのF+Sでいろいろな方とのご縁をいただき、貴重なお話を
頂戴してまいりました点に深く感謝を申し上げます。
「ご縁」に関連して、自分と個人的なつながりが少しだけありそうで、
なんとかリーチできないかと思える以下3名のどなたかに実際にお会い
してみたい・・・今年のささやかな抱負です。
・緑友利恵さん(女優/映画「GANTZ」や「白夜行」に助演出演)
  →祖母が姉妹
・葛西紀明さん(五輪スキージャンパー)
  →所属先の北海道「土屋ホーム」の副会長が遠い遠い親戚
・上村愛子さん(五輪モーグルスキーヤー)
  →若い頃に私の家内の実家に泊まりにきたことがあるとか
特に「緑友利恵(みどり・ゆりえ)」さんは自分と多少、血が繋がって
いますので、どうぞ皆様、ご贔屓のほど宜しくお願い致します。
出会いから始まる人生の1頁を大切にしつつ、今年も頑張ってまいります。

・東 和夫   アート・アシスト        F+S名古屋

文章を書く時に、「起承転結」により構成すると良いと言われている。
もともとは中国の漢詩の絶句に由来するものだが、西洋音楽の重要な
楽曲形式である「交響曲」にも通じるものがある。
18世紀後半から19世紀初頭に活躍したオーストリアのハイドンに
よって確立されたとされる「交響曲」は通常4つの楽章で出来ている。
「起」に相当する第1楽章は曲全体を象徴するような旋律で書かれる
ことが多く、第1主題(最初のメロディー)が現れる前に「序奏」を
持っている曲もある。「承」にあたる第2楽章は、緩やかなテンポ
(曲のスピード)で、且つ静かな音量の曲が多い。「転」にあたる
第3楽章は、第2楽章のゆっくりとした音楽で眠ってしまった聴衆を
目覚めさせるかのように、力強く、軽快な3拍子の音楽が多く採用される。
最後の「結」にあたる第4楽章は交響曲の「むすび」であり、
楽曲の結論を表現している。多くの場合、大音量でスピードは極限に達し、
華々しく終わることが多い。
ハイドンの弟子であったベートーヴェンは、この交響曲というジャンルを
飛躍的に発展させた。作曲した交響曲の数では、ハイドンの104曲に
比べ、ベートーヴェンは僅か9曲ではあるが、師を遥かに凌ぐ功績を
遺した。彼の第1番から第5番(運命)までと7番、8番の交響曲は、
ほぼ「起承転結」に従っているが、6番(田園)は5つの楽章になっている。
そして、「世界遺産」と言って良い「第九交響曲」に至っては、
緩やかな楽章が3番目に配置され、第4楽章では、独唱者4人+混声
四部合唱団を加えた大規模な曲となっている。このジャンルでは誰も
考え付かなかった編成で、当時この曲を聴いたワーグナーが作曲家に
なろうと決心させた曲でもあった。

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
  ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#flash

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■=== 【コラム/『リスクマネジメントを考える』<第3回>】<寄稿>

                       高橋 義郎
                   yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
                 高橋マネジメント研究所(TML) 代表
                   桜美林大学大学院 特任教授

大学院のゼミでは、6人の学生の修士論文指導をしている。入学試験の
面接をすると、比較的多くの学生がCSRやリスクに関するテーマの研究
をしてみたいという。
リスクというのは、最近の流行なのであろうか。

修士論文にしろ何にしろ、論文では先行研究というものが重要視されている。
リスクのマネジメントを考えるうえで、アンリ・ファヨールという
フランスの経営学者を引っ張り出してきた学生がいた。彼は、フランス
での鉱山会社の社長だった人で、この人はテイラーとほぼ同時代の経営学者
で、『管理過程論』という考え方を唱えていた。PDCAの原型を考えた人
ともいわれている。PDCAばかりではなく、さらには昨今の組織では
当たり前のように言われている「ライン」と「スタッフ」について
提唱した人でもあった。いうなれば、マネジメントというものの
原理原則を定義した経営学者という点で、我々のような経営畑で育った
人間には、馴染みの深い経営者だが、フランス人、フランス語という点で、
世界へのアピールが英米の経営学者と比べて知名度がいまひとつなの
かもしれない。

企業経営におけるリスクという考え方は、産業革命が一段落した
フランスで経営学者H・ファヨールが経営管理論の中で企業には
保全的職能が必要と説明したところから始まったといえる。
その後、第一次世界大戦に敗北したドイツでは国や社会の決定が正しいか
どうかを考える「危険政策」がリスクマネジメントに近い考えとして
成立したが企業までは広がらなかった。

その意味で現代ノリスクマネジメントは大恐慌の後のアメリカで、
損害保険の有効な利用法として始まり時代に即応して変化発達していると、
本位田正平氏(日本リスクマネジメント)の書籍紹介にある。
そのリスクマネジメントに関する修士論文のテーマとして、
「リスクをコントロールすれば経営品質の成熟度が高まるのか」、
あるいは「経営品質を高める取り組みをするとリスクが低減していくのか」
という命題を取り上げて研究を進めた学生がいる。
とくに中小企業や中堅企業にスポットをあて、厳しいビジネス環境に
直面している状況をいかにして打開していけるかを提言として
まとめているものである。

中小企業の経営課題についての報告書についての一例として、
たとえば、一般社団法人日本能率協会JMAマネジメント研究所が
2013年10月に出した「当面する企業経営課題に関する調査」
(回答社数662社のうち約80%は中堅・中小企業)の『経営課題に対する
認識』によると、収益性、売上、シェア、人材、新製品、新サービス、
新事業、財務体質、現場力、品質、コスト、顧客満足、技術開発などの
強化を重要な経営課題として上位にランクされているという。

注目したい傾向としては、企業ミッションやビジョンの浸透・見直しが
前年よりも高くなってきていることがある。

考えてみれば、これらの経営課題は、経営品質やバランススコアカードの
フレームワークに当てはまることばかりであることにも留意したい
ところだ。また、東京商工会議所中小企業委員会が平成26年2月に
報告している「中小企業の経営課題に関するアンケート調査結果」では、
回答した約1000社の多くが売上拡大への取り組みとして、顧客ニーズに
対するきめ細やかな対応(ロット、納期、品揃え、アフターサービス等)、
既存製品・サービスの高付加価値化、営業・販売体制の見直し強化、
新製品・新サービスの開発、などが回答されているという。
厳しいビジネス環境において生き残り、成長をさらに発展させ、
競争力を強化し、企業価値を高めていくことができるかは、
上記の経営課題を克服する最も重要な要因と考えられる。

そこで、本メルマガの読者に相談である。
もし経営品質向上、バランススコアカードやISOマネジメントシステム
をきっちりと行っていくと、はたして経営リスクのコントロールに
つながることになるのだろうか、あるいは、その逆の発想として、
リスクをコントロールできれば、経営品質向上が実現できるのだろうか、
という両者を関係づける何らかのメカニズムの命題について回答を
お持ちの方がいらっしゃれば、ぜひ筆者までご教示願いたい。
読者の意見を待ちたい。

★<書籍紹介> 私を含めた大学院の4人の教員が下記の書籍を出版しました。

 『革新的中小企業のグローバル経営』 3,024円(税込)
 http://www.amazon.co.jp/dp/4495384910
 同文館出版刊 土屋勉男、金山権、原田節雄、高橋義郎、共著
 ISBN-10: 4495384910/ISBN-13: 978-4495384913 発売日:2015/1/22

要旨:厳しい経営環境に直面している日本の中小企業の中で、経営システム
や技術・製品の標準化で高いグローバルシェアを誇る企業がある。
それらの革新的中小企業が、特定の市場やニッチ領域で、世界で高いシェア
を占めて「デファクト標準」を握り、長期間にわたって「オンリー1」型の
安定収益モデルを開発した11社の詳細事例を紹介。
主力事業開発の動向、グローバル化の特徴、成功要因等を多角的に分析し、
中小と中堅の差異についても明らかにする。

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■=== 【コラム/『経営者に贈る言葉』<第23回>】

                 野村 修一 nomura-con@outlook.jp
                NOMURAコンサルティング 代表

◆今月の格言:『経営者は平常時こそ、「提示する」、
           「整備する」、「開拓する」を実践すべし』

まず、経営者は会社の存在理由(=経営理念)を明確にし、社員と共有を
図ることが大切である。経営者と社員との一体感がある会社は社員の表情が
いきいきしている。

次に、社員が効率よく働けるように、職場環境、業務運営ルールを整備
することである。社員に対する深い思いやりがあって初めて、次世代に
託せる後継者が育つ。

そして、中小企業の場合、経営者が率先垂範で新規顧客を開拓することで
ある。既存顧客だけで満足していると、ある日突然大手顧客の業績悪化を
受けどうしようもなくなる。
 
◆特集:「経営者の役割」(6:人材を育成する)

日本の中小企業・小規模事業者約420万社の内、8割近くが赤字と
言われている。10年以上売り上げが低迷、又は赤字基調から抜け出せず、
倒産又はもがき苦しんでいる企業が山ほどある。
その中で、あえなく沈没する会社は後を立たないが、懸命な想いで
再起を図っている会社も少なくない。

いままで、「経営理念・ヴィジョン」、「元気な会社」、「再生する会社」、「
孫子の兵法」、「ランチェスターの法則」をご紹介してきました。いよいよ
最終章ですが、今回は会社運営の要となる「経営者が果たすべき役割」の
内、<6:人材を育成する>について、そのポイントを整理させて
いただきます。

<6.人材を育成する>

1)学習と成長の仕組み

経営者は多忙であるが、伸びている企業の経営者ほど、読書、研修、
人脈作りに熱心である。
伸びる経営者の共通点は、「好奇心」と「感性」のレベルにある。
何にでも興味を示す「好奇心」が強ければ、業務に直接関係ない情報でも
収集し、数年後それが役に立つことになる。「類は友を呼ぶ」というが、
これは、人は自分の中にあるものしか引き寄せられないという法則を
表している。すなわち、経営者は自分自身を成長させ、器を大きく
しない限り企業を成長させることができないということである。

「企業は人なり」と言われ、人材の育成とその成長が企業の長期的発展の礎
となる。社員教育というと、実務に役立つ知識の習得を一番にあげがちである。
しかし、仕事に役立つ知識の習得はビジネスマンである以上、
自己責任において習得すべきである。

2)発想の転換

厳しい経営環境の中で、多くの企業が事業の一部整理、設備や人の合理化等
により、「スリム化」を図ったが、これからは攻めの打ち手の断行により
現状打破を図ることが強く求められている。
現在の中小企業、特に赤字体質の中小企業にとって現状維持とは、
「継続は力なり」ではなく、「継続は倒産なり」とさえ言える。

創意工夫をせず、惰性的な経営を継続していくことは、倒産への最短距離
であることを肝に銘ずるべきである。

3)姿勢の転換

経営者の経営姿勢の内、まずマーケット・イン、すなわち顧客第一主義の
姿勢を貫かなければならない。
特に顧客からのクレーム対応方法一つにも、経営者の姿勢が反映される。
その対応にきちんと取り組む企業は顧客から評価され、次へのステップ
アップにも繋がる。

次に社員とのコミュニケーションである。
特に幹部クラス以下の社内会議にも積極的に顔を出して現場の声を聞く
ことは、社員のやる気を引き出すことに繋がる。
又、下請先、仕入先は会社を支えてくれる大事なパートナーである。
中小企業にとって、会社を囲む利害関係者を見方にして情報の提供を
仰ぐのはコストもかからず極めて得策である。

最後に、会社の決め事は可能な限り遵守することが大事である。
社員に対して内部規律等を守るように言いながら、自分だけは例外に
している経営者は信頼されなくなる。

4)行動の転換

いくら経営の発想や姿勢が良くても、日常の行動が伴わなければ完璧とは
言えなくなる。下記は会社を潰す社長の行動パターンである。

・時間を守らない:出勤は遅く、帰りは早いといった自分勝手な経営者は
         社内の雰囲気もよくない。
・行方不明になる:顧客を訪問している訳でもなく、社員の誰も社長の
         行き先を知らないのは異常事態である。
・ゴルフが多い: 特に会社の業績がひっ迫している時に付き合いだから
         と言ってゴルフに行く社長は経営者失格である。
・その他:    仕事と接点の少ない親睦団体等に時間を取られている
         経営者は時間の使い方を見直すべきである。 

以上です。次回はいよいよ最終回として、
『経営者の条件』について要約させていただきます。

◆編集後記

例えば、待ち合わせの約束をした時にいつも10分前に来る人と、
必ず遅れてくる人がいる。
前者は君子であり、こういう人は稀に遅れる時は事前に連絡があり、
原因はともあれ自分の至らなさを素直に詫び、次回から対策を講ずる。
後者は小人であり、自ら反省せず遅刻に至った理由をああだこうだと
捲りたて、それを他人のせいにし、又同じことを繰り返す。
極端な例ではあるが、同じ人間でも日常の生き方の違いがこうも違うのかと
訝ること限りない。

最後までお読みいただき有難うございました。
ご感想・ご意見がありましたら、お気軽に上記メルアドにお願いします。
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      成功の鍵は、管理職の人間力強化による行動変革です
      「360度評価」による自己の改善課題への「気付き」
     上司の意識と言動が変わらなければ組織は変わらない
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■=== 【コラム/『ERP導入の反省』】    <寄稿>

                         広川 智理
                     (株)プラッサム 代表取締役
                      http://plussome.co.jp/
   〜 「在庫を減らしたい」の真意は? 〜

多くの業種で「在庫削減」を目的としてITを導入(更新)することが
ありますよね。お客様(ユーザ部門)から「在庫を半減したい」と
言われた時に、何を考えるでしょうか。

スグに在庫管理システムの導入や更新を提案していては、お金を頂いて
仕事をするプロのSE(Systems Engineer)とは言えませんよね。
でも、実際には最初に「在庫管理システム」をイメージしてしまうSEが
多いのではないかと思います。

前回のコラム「ERP導入の反省」で、「真の目的」の明確化と徹底の重要性
について書きましたが、これはERP(Enterprise Resource Planning)の話
だけではなく、一般のIT(情報システム)導入についても同じです。

なぜ在庫を減らしたいのか、その真の目的を考えたことがありますか?
すぐに答えの出た方は「優秀な方」です。
その通りです。確かに在庫を置くための場所代(フロア費用)の問題も
ありますが、在庫はそもそも資産です。しかし、原材料在庫であれば、
製品にならなければお金にならないただのモノです。
(流通在庫を含む)製品在庫も売れなければお金になりません。
お金にならなければ利益につながりません。

もしそれらが、「死んだ在庫」でまったく売上げにつながらないものだ
とすれば、どうでしょう。全く金にならないものを資産として抱えて
いることになります。そしてここからが重要な話なのですが、
多くの企業は銀行等からの負債を抱えており金利を支払っています。
死んだ在庫も多くは借金をして買ったものです。
つまり、利益を絶対に生まない死んだ在庫に金利を払い続けているのです。

負債のない企業もありますが、それらでは株主が投資した大切なお金を
「死んだ在庫」に使ってしまっていることになります。
あなたが株主だとしたら、これを許せますか?
投資したお金をもっと有効に使って利益を生み出して欲しいでしょう。

ですから「在庫を減らしたい」の真の目的は「無駄な金利負担を減らすこと」
なのです。

業務や管理方法を変えるだけでITが不要な場合もありますが、
ITを導入するにしても、スタートが「在庫を減らす」と
「無駄な金利負担を減らす」では結果が大きく異なってくると思いませんか。

特にここ数年「経営に貢献するIT」という言葉をよく耳にするように
なりましたが、「無駄な金利負担を減らす」方がまさに経営に貢献している
と言えるでしょう。「真の目的の明確化」とはこういうことなのです。

あなたがユーザ企業のIT部門の方だとして、
「在庫を半減したい」とベンダー企業に伝えた時に、
ここまで考えてくれるSEがどれだけいるでしょうか?。

 <著者略歴> 広川 智理 (ひろかわ ともさと)
 1977年に日本電気(株)入社以来、社内のIT部門に所属し、
 海外を含むNECグループ内の情報システムの開発、保守、運用を
 24年間にわたり担当。
 2001年より(株)ITR シニア・アナリストとして、
 各種リサーチやコンサルティングを実施し、常にユーザ目線での
 問題提起や課題解決への提言を実施。
 2014年4月に現在の(株)プラッサムを設立。

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■=== 【セミナー紹介/『IT Leaders Executive Meeting 2015 Osaka』】

                 志度 昌宏/インプレス「IT Leaders」
                   shido-m@impress.co.jp

平素よりたいへんお世話になっております。
インプレス「IT Leaders」では、大手企業のCIO/システム部長さまを
対象にした「Executive Meeting」なるイベントを開催しています。
昨年9月には東京リッツカールトンで開催し、100名を超える
CIO/システム部長さまにご参加いただき好評を博しました。

このExecutive Meetingを大阪でも2月26日にリーガロイヤルで開催します。
つきましては、大阪の同Meetingにご参加いただけそうな
大手企業のCIO/システム部長さまをご紹介いただけないでしょうか。

※本メルマガ読者のユーザ企業で参加希望の方、あるいは参加対象者を
 御紹介いただける方は、志度さんまで至急御連絡ください。

        ==開催概要==

  『IT Leaders Executive Meeting 2015 Osaka』
    〜 IT投資とビジネスイノベーション 〜
  https://www.impressbm.co.jp/itlem2015-osaka/

・日時:平成27年2月26日(木) 15:00〜19:45
  ※14:30より、受付を開始いたします
  ※18:30より懇親会となります

・会場:リーガロイヤルホテル大阪 山楽の間(ウエストウイング2階)
    〒530-0005 大阪市北区中之島5-3-68 TEL:06-6448-1121

・開催概要(スケジュール)
14:30:受付開始
15:00:開演・挨拶
15:10:
1)特別講演「戦略のイノベーション」
   一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 楠木 健 氏 
2)特別対談「将来を見据えた企業IT戦略のあり方を問う」
   一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授 楠木 健 氏
   クレディセゾン代表取締役社長 林野 宏 氏
16:50:
ラウンドテーブル「IT投資とビジネスイノベーション」
 イベント来場者全員が参加し、特定のテーマの下で円卓を囲んで情報と
 知見、見解を交換するためのプログラムです。各テーブルのテーマは
 IT Leadersが実施した各種リサーチを基に割り出したトピックスで構成。
 そのテーマの下、投資の戦略的方向性について参加者様同士で意見を
 交わしていただきます。
18:30:懇親会
 ラウンドテーブルではコミュニケーションの取れなかった方と
 交流/親睦を深めて頂くための場です。是非、ご参加ください。

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 ・具体的な対象者のプロファイリング
 ・目標へ近づくため対象者視点からコーチングの成功要因を分析
 ・対象者に対する具体的なコーチングシナリオの検討・構築
 ・実践的なロールプレイで対象者の各種の反応に対応可能な話法の構築
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■=== 【F+S Forum/開催日程】

 ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
 (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
   直近日程に参加できなくとも今後のご案内が可能な方へは
   今後ご案内差し上げますので事務局まで御連絡ください。

◆開催予定:

・東 京【第176回】3月4日(水):講演会+交流会@会場未定

 ★ <特別講演会> 3月4日(水) 17:30〜18:45  ★
 ★    『「IoT(Internet of Things)のインパクト」』   ★
 ★  志度 昌宏 (株)インプレス「IT Leaders」 副編集長   ★


・広 島【第31回】 3月6日(金)@中町「AGRI」
             7日(土)@三原市「本郷カントリー倶楽部」

 ★ <特別講演会> 3月6日(金) 17:30〜18:45  ★
 ★ 『素人経営者から本物になるための、7つのポイント』  ★
 ★  小野 秀幸 (株)BSLシステム研究所 代表取締役   ★

◆開催報告:

・東 京【第175回】
 <2015年度:新年会『NEW YEAR's Party』開催>

 1月28日(水)19:00〜21:45
    @赤坂「エルカミーノ」  http://elcamino-japan.com/

 例年の「クリスマス」に代わり1月に「新年会」として開催いたしました。
 38名の方々に御参加いただき、繁さんのギター演奏に始まり
 「♭+#」のバンド演奏に続き「鈴々舎馬るこ」さんの漫談と続き
 盛り上がりはピークとなりました。
 年間表彰10名の方につづきプレゼントも配られました。
 今回のお土産は東銀座(木挽町)「よしや」の特製どら焼きでした。
 ※大澤さん、北田さん、御協力誠にありがとうございました。

 ★当日の写真等はコチラから
   ==> http://www.tru-solutions.jp/FS150128.htm

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: あっという間に1ヶ月が過ぎてしまった。この1ヶ月何をしたの
か良く思い出せない。歳のせいだけだろうか?さて、IT業界は問題が大きい。
技術者の育成には熱心だが、ヒト(人間)としての育成はほったらかしだ。まあ
その原因の多くは私を含む団塊世代前後の人間が、高度成長時代に頭数と腕力
でやり過ごし、後輩の育成には振り向きもしなかったのだから。ユーザ企業の
IT担当者は悲惨だ。業務は知らない、まして経営なんてトンでもない。経営
層や事業部門が何を考えてるかなんて考えたこともない。言われたことをやる
だけ、それもスピードが遅い品質が悪いときたら、システム部門不要論は当然
と言える。だから、提案をいただいたので、4月には「社長に喜ばれるシステム
じゃなく、驚かせたり嫌がられるシステムを作れ!」というタイトルでの講演を
お願いしようかと考えている。もう新年度の計画を作成する時期になってきた。
抽象論や数字だけでなく真の成功要因を抽出し具体的な役割分担とマイルストン
を明確にするための議論と合意形成にシッカリと時間を掛けることを期待する。
掛け声だけ駆けてあとは個人任せにする方法は成長がない!早く終わらせよう!

※<セミナー案内> ITL、Hiro Business Solutions
         〜 J-SOXから10年 〜
  ◆ コンプライアンスレベルの維持と業務効率化の共存と方策 ◆
      開催日時:2015年2月18日(水)14:00〜
       http://www.itl-net.com/seminar/
  日本版SOX法の施行からの10年を振り返り、管理業務の正確性と
  効率化を 共存させるための方策をご紹介いたします。

※<有益な情報の入手先紹介> 無料の登録が必要です[IT Leaders]
情シス基準で選んだSFA/CRMが"使えない"のは当然。どう選べば"使える"のか?
SFA/CRMを“使えない”システムとしないために
情報システム部門が押さえるべきポイント
http://cc.mas.impress.co.jp/c/006px2_0000f7zc_ae

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     当社提供の<組織活性化・人材育成関連サービス>は、
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    ※当社の研修の特徴
      1)全て・・・考えるワークショップ型
      2)全て・・・気付きを促す自己変革型
      3)全て・・・実践に即結びつくコミットメント型
      4)全て・・・小難しい理論排除のシンプル型
    ※1社研修を御希望の場合は当社へお問い合わせ下さい。
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