F+S Flash
(Vol.198)


============================= CONTENTS =============================
【F+Sメンバー紹介/第164弾】
  高山 大輔 / SRA            <東京>
  内藤 貴明 / シーコム・ハクホー      <広島>
  福重 広文 / アイアンドディー(I&D)  <東京>
【コラム/『バランス・スコアカード(BSC)的考察』】 <寄稿>
  ヤングの「アイデアのつくり方」への小考察 高橋 義郎/TML
【コラム/『管理って何?』】             <寄稿>
  あいまいな「管理」の中味、確認してますか?  広川 智理/プラッサム
【セミナー/『高橋マネジメント研究所設立5周年感謝セミナー』】9/15(火)
  マネジメントシステムにおける目標設定の有効性、ISO、BSC、CSR、・・・
【サービス/『イベントの参加者管理は「ビズクロス(BIZX)」』】
  イベント告知〜参加登録〜受付業務  ノイアンドコンピューティング
【コラム/『ブランディングの時代』<#6>】     <寄稿>
  マクドナルドのブランド失墜        繁 浩太郎/オフィスSHIGE
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧くさい)
  広 島【第33回】 9月4日(金)〜5日(土):講演会+交流会+GOLF
         <特別講演会>『癌とうまく付き合う方法』井内 康輝 氏
  東 京【第180回】10月7日(水):交流会+講演会@恵比寿「ベリータ」
         <特別講演会>『活用が進むビッグデータ』織田 敬三 氏
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  ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
  (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
    直近日程に参加できなくとも今後の御案内が可能な方へは
  今後の開催案内をお送りいたしますので事務局まで御連絡ください。

■=== 【F+Sメンバー紹介/第163弾】

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
  ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#flash
 「自己紹介」や「近況報告」をして頂ける方を募集しています!。

1) 高山 大輔 / SRA        <東京>

マラソンをやっておられる方が多いですね。
お母様と妹さんがやっておられる石神井公園・讃岐うどん「うたた寝」、
お近くの方は行ってみられれば如何でしょうか?

<ご本人からの一言> 

はじめまして、(株)SRAの高山と申します。

F+Sには弊社上司である安田より、さまざまな人と知り合うことが出来る
面白い会があるので、是非参加してみてはどうか?との誘いを受け、
今年6月に参加させていただきました。

このような交流会自体はじめての経験でしたので最初はかなり緊張しました。
が、みなさん気さくな面白い方々ばかりでしたので、緊張も徐々にやわらぎ、
楽しく、充実したな時間をすごさせていただきました。
また、色々な方々とお話させていただいたことで、主に気持ちの持ち方等、
大変刺激を受けました。これからも出来る限り時間を作って参加させて
いただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて私は、1969年生まれ東京都武蔵野市出身で今年で46歳になります。
小2からは母方出身の香川、中学からは東京に戻り、大学は熊本と、
各地を転々としてきました。
また、中学、高校は弱小ではありましたが、バスケットボールに
熱中していたスポーツマンでした。

社会人としては1993年に弊社に新入社員として入社し、
今年で23年目になりますが、ここでも2年目から4年あまりを
名古屋に転勤と色々な経験をさせていただいております。

なお、社会人になってから20年近くは、忙しさにかまけ一切運動はせずに
不健康な生活を続けておりましたが、40歳を過ぎたころから、
妻の強いすすめもあり、ウォーキング==>ジョギングをはじめ、
ハーフマラソン完走(2時間は切れてませんが・・・)および、
約30キロのダイエットと、がんばってきました。

今の目標は、フルマラソン(初めては東京マラソンと決めてます)ですが、
毎年抽選には恵まれず、最近さぼりがちでプチリバウンド中です。
何とかモチベーションをあげてまたがんばりたいところです。

少しだけ弊社の紹介もさせていただきます。

弊社は今年で創立48年目(私より年上です)の独立系SIerです。
近年では、さまざまな業界のお客様に対する受託開発以外にも、
自社IP製品ビジネスの強化にも力を入れています。
何かのきっかけでお役に立てることがあれば、
是非よろしくお願いいたします。
 ==> http://www.sra.co.jp/public/sra/product/soft.shtml

最後に私毎で恐縮ですが、もう一つおまけで紹介させてください。

香川出身の母(+妹)が、石神井公園で讃岐うどん屋をやっています。
『うたた寝』という店ですので何かの機会があればこちらも
よろしくお願いいたします。
 ==> http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132103/13012311/

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2) 内藤 貴明 / シーコム・ハクホー        <広島>

「F+S Forum」の最年少です。(私の子供よりも若い!)
若い方のエネルギーや行動力を吸収したい方も多いのでは?(*^_^*)?
異業種をイロイロ経験できて私としては大変うらやましいです。
とはいっても経営者として顧客や社員を抱える身、頑張ってくださいネ。

<ご本人からの一言> 

この度、高校の大先輩でいらっしゃいます福井先輩からご紹介賜り、
F+S広島の皆様のお仲間に加えていただきました
バンケットサービス(株)およびシーコムハクホー(株)の内藤です。
どうぞよろしくお願いします。

まずは、私の自己紹介から。
1983年広島県広島市生まれの現在32歳です。
広大附属小学校を卒業後、修道中学・高校で男子だらけの生活を6年間体験。
その後、東京に憧れて中央大学法学部に進学いたしました。
弁護士を夢見て慣れない勉強を続けてきましたが、あえなく断念し、
六本木のIT企業でSEとして勤務したのが社会人としての第一歩でした。

六本木で勤務している高揚感と新卒では破格の金額を頂いていたので
昼夜を問わず働いていました。しかし、気がついてみるとパソコンと向き合う
日々が続き、いつしか会話をする楽しみを失い、何より自身の将来設計を
見直した時、大都会東京で家族を養い、子どもを育てることに大きな不安と
自信を失いかけておりました。そう考えるようになり思い浮かぶ言葉は、
「いつかは広島に帰りたい」この一言でした。

様々なご縁が素晴らしい具合に重なり合い、広島に帰るきっかけを与えて
くださったのが、現在の外務大臣・岸田文雄先生でした。
当時の与党自民党が、政権交代の大合唱で民主党に大敗した選挙から、
自民党が政権奪還した選挙まで、5年間先生にお世話になりました。
野党生活の秘書でしたが、先生にはいろんな事を教えていただきました。
TPOに応じた立ち居振る舞い、「言葉」で勝負するが故の言葉の「重さ」「重要性」、
高い役職を頂けば頂くほど頭を垂れる謙虚さ、日本国を背負ってする仕事術。
列記すればいくらでも書けますが、先生は私にとって人生の師であり、
たるんでいた当時の私を鍛えていただきました。
先生を通じて出会えた政財界を代表する皆様との出会いも大きな財産です。
20代後半の若者にとって大きなそして大変貴重な経験をさせていただきました。

その後は先生の事務所を退職し、父が経営する「バンケットサービス株式会社」
「シーコムハクホー株式会社」に入社いたしました。決して望まれて入社する
わけではなく、親の七光りだけで入社したボンクラ息子であることは、
自分自身が誰よりも自覚しているつもりでした。

それゆえに、仕事ができることをアピールすべく自身の持てるすべての要素を
駆使しました。まだまだ努力の途中ですが、新規クライアントの開拓や
新規事業の展開ができつつあり、ここを踏ん張らないと!と思っています。
昨年の1月にバンケットサービス(株)の取締役社長に就任しました。
未熟な経営者ですが、ひたすらに・貪欲に・正直に・まじめに、を心に刻み
日々仕事をしています。私に求められているのは、経営判断をし、事業計画を
作成し、新たな収益モデルを作成することではありますが
すぐに結果が出せるほど高尚な人間でないことは、私が一番わかっています。

凡人ゆえにできることは、「一生懸命」な姿を内外に見せることだと思います。
汗をかき、努力をし、悔しい思いをする後ろ姿は、人の心を揺れ動かします。
後ろ姿で物を語れる経営者になるべく、努力しているところです。

いつかはゴルフ・・・と思い、ゴルフを始めました。
まだまだ草やぶに入ったボールを探す毎日ですが自然に囲まれた最高の空間で
共に汗をかくスポーツは素敵だなと思います。ぜひ、機会があれば皆様と
ご一緒したく思います。

いたらぬ点が多い私でございますが、頂いたご縁を大切に一生懸命頑張ります
ので、これからもご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いします。

<会社の説明>
★バンケットサービス(株)  ==> http://www.shiyo.co.jp/hiroban/
広島市内のシティーホテル、結婚式場などをクライアントとし、レセプタント
(パーティーコンパニオン)やブライダルスタッフの派遣・請負業を行っています。
新規事業で、三菱重工業様(江波工場)に工員さんの派遣も開始しました。
★シーコム・ハクホー(株)  ==> http://www.shiyo.co.jp/ccom/
印刷・デザイン・WEB・CG・動画の制作会社。
東京・大阪にブランチを持っており、販路拡大を目指しています。
新規事業として、AR(拡張現実)やVR(仮想現実)を実現することができる
ようになり、より訴求力のある商品をご提供できるようになりました。

3) 福重 広文 / アイアンドディー(I&D)    <東京>

2010年のVol.125で一度自己紹介を掲載させていただきましたが
この度は提供ソフトを大幅改訂して世界に打って出ようと意気込んでおられ
ますので、御紹介したく、近況報告をお願いしました。
近々は新たな展開も狙っておられるようですよ(*^_^*)。

<ご本人からの一言> 

お久しぶりにご挨拶致します。
まずは、自己紹介致します。福重広文(ふくしげ・ひろふみ)と申します。

出身は鹿児島県国分市(現在、霧島市)です。
専門は機械屋で、最初に就職したのは現在のIHI建機という会社でした。
こちらの工場で生産技術者として、主にNCやマシニングセンタなどの
プログラムや工場の自動化のために、冶具づくりに従事していました。
でも建設機械の工場ですので、数百名の男性の中に数名のお姉さま方が
おいでになるだけでした。これはいかんと、数年でアフリカのザンビア共和国
の警察庁に柔道指導で赴任しました。こちらで2年間、暴れまわり、
良くも生きて帰ってこれたと思っています。

その後、一時帰国し、今度は南米に移住を志し、まずはメキシコに参りました。
なぜ、メキシコなの?とよく聞かれますので回答致します。理由は二つ
 1.女性がきれいなこと
 2.食べ物が豊富、特に魚は現地では食べないので余っていた(過去形)
当時はやっていた「かにかまぼこ」の工場を作って日本に輸出をと野心。

しかし、尋ねたメキシコ日本商工会議所の責任者が、「来年おいで!」と
言いました。なぜ?「今年は大統領が変わる6年目の最後、何をやるにも
賄賂の国、今、許認可の賄賂を払っても、来年また新大統領のメンバーに
なると官僚にお金を取られるよ。」
「そうですか・・」と、「何とかスペイン語もマスターしたのに残念です。」
と、仕方ないのでメキシコシティで遊びまわって帰国。

手持ち無沙汰で我慢できず。旅たった先が、地の果てサウジアラビア。
2週間のビザ。この結果、いやがおうにも8年間サウジの猛暑(50度ぐらいが
続く)と砂に悩まされながら、「アラーモバラック」と言いながら、
日本食の輸入会社を現地で開業、若さゆえに生きてこれたと思う。
車を毎日500kmも運転していると、周りの砂漠が女性の裸に見えてしまうほど、
頭がいかれていた。その位、ハードな環境が、アラブの生きるか死ぬかの世界。
そして、8年後に日本に帰国。やっと今があります。

今は、「日本版マーケティング オートメーション」というクラウドのシステムを
7年前に開発し、命がけで頑張っています。
現在、代理店を募集中です。詳細は下記をご覧ください。
 ==> http://www.iad.co.jp/drm/

さて、苦節数十年、則を超えずの年齢になって、わかってきたのが次の事です。

1.起きることは、すべて良きこと

この言葉から何を想起されるだろうか?
この言葉は、私の師匠である田坂広志先生が最近出された著書だ。

冗談じゃね〜、70年前の戦争は良きことか?
2011年3月11日の津波や地震は良いことか?
その後の福島原発問題は良いことか?
と、聞かれると、答える言葉を持たない。

答えの無い課題を問い続けることが、心の成長には大変重要である。

平凡な毎日を過ごしている時、突然、思いもしない出来事や失敗が起きること
がある。その起きたことを嘆いているのではなく、良い方向に解釈する。
起きた時に深く内省する。
その時、「この起きたことは、私に何を教えようとしているのか?」と、
考える癖をつける。
その結果、経営者に必要な直感力が磨かれるようになる。

データ漏えいが発生する。
会社がつぶれるかも知れない。
神が居るとすれば、この事件は、私に何を教えようとしているのか?
その意味を深く考えることで、逆境をチャンスに変えることが出来る。

2.多重人格

と言われると、「この人、終わった人」「頭がいかれている人」となるが、
私たちは意外といい加減な定義で日本語を利用している。
会社で議論する前に、「この言葉はこの定義で、今日は利用する」と決めると、
話がまとまりやすい。

多重人格を医学用語で定義すると、複数の自分が登場して、Aという自分は
Bと言う自分が何をしたかまったく覚えていない状態を言うらしい。
これは、記憶がないほど酔っぱらった状態と同じような気がする。

脳のどこかが壊れているのだろう。この意味では私も医学的な多重人格に
なったことが複数回あり、この時は必ず悪い意味で失敗している。
この場合、「神が居るとしたら、私に何を教えようとしているか?」と
考えても役に立たない。なぜなら、アルコール中毒という本当の病気(頭の中)
で、体も心も壊れている。後日、その行為を内省すると良いのであるが、
時に手遅れということが多い。深酒には気をつけたい。

さて、良い意味での多重人格の話をしよう。

これは、意識して時分の複数の人格をケースバイケースで素早く浮き上がらせ
演技をさせることである。そこには舞台と同じように、舞台装置の役割や
各種俳優など多くの関係者必要である。ある時は照明担当になったり、
舞台装置係りになったり、Aという役者になったりする。
でも監督として、その複数の時分を眺めて時に会話する。
そのような状況ではないだろうか?
また、舞台の本番では観客がいる。稽古では出来ない本番での役割、演技、
それを一瞬の場の雰囲気で変える。それがプロの多重人格。

これは、歌舞伎や能、オーケストラの指揮者、各演技者、すべてに言えることだ。
演技も全体を見る人、個々の演技でも、微妙に人格を使い分ける。
これらがすべてシンフォニーとして一瞬の狂いもなく動く。
これを実現するのがプロなのだろう。
相当深く訓練が必要なことが判る。

では、会社ではどうか?

朝の朝礼で話す内容、起承転結、その流れで声のトーンや大きさ、笑顔、
ジェスチャー取り混ぜて演技する。経営者は、会社と言う舞台で演技する役者を、
上手に取りまとめる総監督でなければならない。
そして、総監督は各俳優以上に多重人格でなければならない。

良い意味で多重人格になるには?どうしたら良いか?
それは、守破離である。
良い役者の演技を見るのもよし。
良い講演者から学ぶのも良い。

ただ、その時に「ぼ〜っと、感激する」だけでは、多重人格になる技が上達しない。
常に、この人は、今はどのような人格で演技しているだろうか?と考える。

一つだけ、気をつける必要がある。
上司にしかられている時、「この上司は、どの人格で今は居るのだろうか?」と、
考えてしまうと、意外と冷静になってしまい、上司を観察している心が顔に
出るかも知れない。
ここでは、上司を観察している自分と、いかにも恐縮している自分、
その二人を見て「しょうもない奴等だな?」と観察している3人目の自分が
必要だろう。

以上、多少でも皆さんにお役に立てれば幸いである。

本当は、最近開発が終了した「日本版マーケティング オートメーション」の話
をしたいと思ったが次回に回したいと思う。

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■=== 【コラム/『バランス・スコアカード(BSC)的考察』】<寄稿>

                       高橋 義郎
                   yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
                 高橋マネジメント研究所(TML) 代表
                   桜美林大学大学院 特任教授

  〜 ヤングの「アイデアのつくり方」と
       シャーロック・ホームズの関係の小考察 〜

某異業種交流勉強会で、ジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」
という本の読後感想と意見の交換をする機会があった。
ヤングによると、アイデアの作られる全過程ないし方法は5つのステップが
あるという。

たとえば、
1.資料を豊富に集めること、2.それらの資料に手を加えること、
3.孵化段階(組合せの仕事)、4.アイデアの実際上の誕生(分かった・
見つけた)、5.現実の有用性に合致させるために最終的にアイデアを
具体化し展開させる段階、となる。

いずれにしても、ジェームス・W・ヤングの「アイデアのつくり方」は
面白く読ませていただいたが、主題に関する示唆もさることながら、
筆者が興味を覚えたのは、コナン・ドイルのシャーロック・ホームズの事例が
複数個所に書かれていたことだった。

ドイルの作品は高校生時代から繰り返し読み返してきたくらい好きなので、
ホームズ物には目がなく、早速に「緋色の研究」、「四つの署名」、「シャーロック
・ホームズの冒険」を読み流してみると、「アイデアのつくり方」に書かれている
記述とラップする表現が垣間見えた。

そこで、ドイルとヤングの年譜を調べてみると、「緋色の研究」が書かれた
とされる1886年にヤングが生まれ、ドイルが死去した1930年には
ヤングは44歳になっている。おそらくヤングは当時の流行小説である
ホームズ物を読んでいたものと思われ、両者の記述に共通する香りを感じても
不思議はないのかなと推察した。

いずれ誰かが、ヤングとドイルの関連についてのテーマで研究をしたら面白い
のではないかとも考えたが、ひょっとしたら、既にそのテーマで研究をした
人がいるかもしれない。
ホームズも「緋色の研究」の中で、『日の下(もと)に新しきものなし』と
いう旧約聖書のことばを引用している。
ついでに引用を続けると、『仕事の転換は最良の休息法なり』と「四つの署名」
に書いている。ホームズは化学の実験で仕事の転換をしたが、筆者は先週の
週末に浦和レッズの試合を見に埼玉スタジアムに行ってきた。

以前にも書いたかもしれないが、シャーロック・ホームズの本を初めて読んだ
のは高校時代と記憶しているが、川口駅東口にあった小さな書店で買いもとめ、
たいへん面白くて、あっという間に一連のシリーズの文庫本を読み終えて
しまった。その余韻がまだ残っていたせいか、その後、大学生のときに
ヨーロッパに3週間ほど行く機会があり、そのとき立ち寄ったロンドンの
大きな書店で見つけたシャーロック・ホームズの洋書を、衝動的にごっそりと
買い込んでしまった思い出がある。
なかでも「4つの署名」(The Sign of Four)が好きで、いまでも書棚から
引っ張り出しては、酒の肴がわりに読むことが多い。

ところで、シャーロック・ホームズはイギリス人だろうから、他民族である
登場人物にはなかなか渋い評論をしているのが面白い。

たとえばフランス人の探偵について、『あの男はケルト系らしく、鋭い直感力
はあますところなく備えているが、この種の仕事の発展には絶対必要な、
広範囲にわたる正確な知識に欠けている』などとワトソンに話をしているのだ。
ケルト人はガリアと呼ばれたいまのフランスの地に住んでいた民族で、
シーザーのローマ軍が「ガリアの地」を征服し、偉大なローマ文明を植え
つけたことによって、いまなおローマ文明の嫡流あるいは中華の地だと
どこかで思っているらしい。敗れたケルト人たちはローマ人と混血すること
によって後のフランス人の原型をつくった。

彼の真骨頂は、警察の知人や依頼主が手に負えなくなった事件の解決に困って
やってくると、専門的な見地からデータを精査して、独特の意見を発表する
ことであろう。また、かねがね彼が言っていることに、すべての条件のうち
から、不可能なものだけ切り捨ててゆけば、あとに残ったものが、
たとえどんなに信じがたくても、事実でなければならない、というのも
興味深いコメントだ。そして、どんなに素晴らしい解決になっても
けっして手柄顔をせず、自分独特の力によって事件を解決してゆくという
愉快な仕事そのものが、彼にとっては無上の報酬となるのである。
自己実現の結果に浸る快感といったところであろうか。

そこで、シャーロック・ホームズの生きざまをBSCの「4つの視点」に
書いてみると、次のようになるのではないだろうか。読者の意見を待ちたい。

−−−−−−−−−−
<財務や価値の視点>
・社会的貢献と、それに伴う報酬の獲得。
・事件解決による自己実現と快楽の享受。
<顧客の視点>
・社会悪の撲滅への貢献。
・依頼者に対する満足度の高い事件解決。
<プロセスの視点>
・専門的見地からデータを精査した独特な捜査プロセス。
・全ての条件のうち不可能なものを切り捨てた事実把握と仮説設定のプロセス
<学習と成長>
・専門知識の習得と活用
・捜査情報ネットワークの構築と活用
−−−−−−−−−−
(参考:「四つの署名」コナンドイル著、延原謙訳、新潮文庫)

※高橋義郎のブログ ==> http://yoshiro-t.hatenablog.jp/

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■=== 【コラム/『管理って何?』】 <寄稿>

                         広川 智理
                     (株)プラッサム 代表取締役
                      http://plussome.co.jp/

    〜 あいまいな「管理」の中味、確認してますか? 〜

ITコンサルタントとして、あるユーザー企業が委託されている複数の
ITベンダー企業の契約や作業の内容を確認させて頂いているのですが、
「管理」という言葉があちこちに出てきます。

意味がちゃんと分かって使われているでしょうか?。
私にはベンダー企業が分かったようで分からない便利な言葉として使って
いることが多いように感じています。

「サーバ管理」、「インシデント管理」、「作業管理」、「運用管理」、
「進捗管理」、「品質管理」、「アサイン管理」、等々・・・ITの世界では
「管理」だらけです。私は「管理」を、『あるべき状態を維持するための
作業や活動』と理解しています。

ですから、「品質管理」は品質をあるレベル以上に維持するための活動に
なります。あるレベルというのは、例えばユーザー組織とベンダー企業が
合意して決める数値による目標になります。

ある大手コンサル系ベンダー企業の人月単価が180万円のPM(Project
Manager)の方から話を聞く場があり、ドキュメントに書いてあった
「品質管理」の中身を聞きました。
返ってきた答えは「ドキュメントのレビューをしています」で、
「他には?」と聞くと「特に。。。」との回答でした。
その他、生産性向上の取り組みに関しても確認したのですが、
「特に。。。」です。

そこで、「レビューは数値目標を設定して品質の評価や管理をしていますか?」
と聞くと「やってません」でした。
この方の名刺には「米国PMI公認PMP」と書かれていました。
PMPというのは"Project Management Professional"の略で、
IT業界では有名な資格です。

提案書にも大きなミスがあり、「確認していないんですか?」に対して
「漏れました」との返事です。
繰り返しになりますが、この方、人月単価180万円のPMPなんです。

ここまでの方は珍しいのですが、PMらしい仕事をしていない人が
少ないとは言い切れないのがIT業界の現状ではないでしょうか。

こんな方の下で働くSEの方々も、適切な指導を受けているとは考えられず、
相当低い生産性で仕事をしているのではと感じました。

会議の最後にそのPMの方に、「管理」の意味を理解することと、
適切な管理をすること、品質と生産性を高めて所用工数を大幅に減らすことを
要求しました。

みなさんもベンダー企業からの提案書やサービス仕様書を見る機会があれば、
そこにあふれる「管理」のひとつひとつについて、
「何をすることなのか?」を確認する習慣を身につけましょう。

 <著者略歴> 広川 智理 (ひろかわ ともさと)
 1977年に日本電気(株)入社以来、社内のIT部門に所属し、
 海外を含むNECグループ内の情報システムの開発、保守、運用を担当。
 2001年より(株)ITR シニア・アナリストとして、
 各種リサーチやコンサルティングを実施し、常にユーザ目線での
 問題提起や課題解決への提言を実施。
 2014年4月に現在の(株)プラッサムを設立。

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■=== 【セミナー/『高橋マネジメント研究所設立5周年感謝セミナー』】

私がたいへんお世話になっております高橋さんが5周年セミナーを開催され
私も講演の末席を汚すことになりましたので御案内申し上げます。

ISOや経営品質、CSR、BSC等に関心をお持ちの方、あるいは
マネジメントシステムの改善に取り組まれている方は是非御参加ください。

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 「高橋マネジメント研究所設立5周年感謝セミナー」9/15(火)13:30〜
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皆様におかれましては、お元気でご活躍のことと存じ申し上げます。
フィリップス、ヴェオリアウォーター、桜美林大学、高橋マネジメント研究所
などでのご縁を通じ大変お世話になり、誠に有難うございます。

さて、このたび9月15日(火)午後に以下の要領で
「高橋マネジメント研究所設立5周年感謝セミナー」を開催する運びと
なりました。

今回のセミナーは「マネジメントシステムにおける目標設定の有効性」に
スポットをあてました。

参加ご希望の方は、会場や配布物の準備などもございますので、
事前のご参加申し込みを本メールの返信にてお願い致します。

                  高橋義郎/高橋マネジメント研究所
                    yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
<開催要領>

・名称: 「高橋マネジメント研究所設立5周年感謝セミナー」

・日時: 2015年9月15日(火) 13:30〜17:00(13:00受付開始)

・会場: (株)グローバルテクノ 中野研修センター
      http://gtc.co.jp/prof/branches.html
      東京都中野区中野5-5-11(中野駅北口〜徒歩12分)

・会費: 無料

・定員: 申込先着順50名様

・対象: マネジメントシステム、経営品質、バランススコアカード、
     リスクマネジメント、ステークホルダー重視経営、
     ISO規格2015年改正版、などに関心のある方々に
     お勧めです。

<プログラム>

13:00 受付開始
13:30 開会のご挨拶
13:40 講演1「利害関係者(ステークホルダー)マネジメントの強化
         について考える」
    講師:株式会社TRUソリューションズ 代表取締役
         西嶋 陽一
14:55 休憩
15:10 講演2「意図した結果を達成するマネジメントシステムの
         目標・戦略・事業プロセスの統合について考える」
    講師:高橋マネジメント研究所代表・桜美林大学大学院特任教授
         高橋 義郎
16:50 閉会のご挨拶
17:00 終了

<参加申込>

メールにて、以下の内容を御連絡ください。
 御氏名、会社、所属、役職、メールアドレス、当日緊急連絡用電話番号

皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

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 「ステークホールダー」を具体的に定義・認識し、期待と現状のギャップを
 明確にし必要な行動を検討・実践する目標達成のための推進力を磨きます
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
     〜視点の違いを知り期待と現実とのギャップを発見〜
  ★☆★ 「ステークホールダー・マネジメント強化」研修 ★☆★
    JUAS公開研修 2016年1月25日(月) 10:00〜17:00
  https://juasseminar.jp/seminars/ 講座番号:4115206
  −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  問題は、目的と解決・改善への意志のあるところでのみ課題となる
   PDCAまでの全体の流れを学習していただく一日コースです
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■=== 【新サービス/『イベントの参加者管理は「ビズクロス(BIZX)」』】

                  三島 義明 mishima@neu.co.jp
                 ノイアンドコンピューティング(株)

みなさん、こんにちは。F+S広島でお世話になっています、
ノイアンドコンピューティング(株)の三島です。
今日は、ビジネス系イベントの受付管理や集客などで、無料から使える
サービスをリリースしましたので、ご案内をさせていただきます。

皆さんはイベントを主催される時に、ちょっとしたホームページがあれば
良いのに、とか、ついでに申し込みフォームもできればいいのに。
でも、制作会社に外注するほどじゃないしな。とお感じになったことは
ありませんか?。

!ビズクロス(BIZX)!なら即解決。
無料からお使いいただける簡単・便利・格安なサービスです。
 ==> http://bizx.jp

また、当日の来場者受付が渋滞して困る。なんてことはありませんか?。
これもビズクロスで解決。ビズクロスならiPadを用いて簡単に、迅速に
受付業務が行えます。
お名前を聞いていただいてiPadで最初の文字、例えば、「み」で始まる
お名前の方は「み」を押していただくと即座に該当者一覧が表示されます。
それでも人数が多いと次の文字を入力してさらに絞り込めばいいのです。

おまけにクラウドですから、例えばVIPの方が来られているのか知りたい
ときにも、すべての端末が瞬時に情報共有されますので
どの端末でもチェックが可能です。
エクセルで出力した出席者一覧表からようやく探し出してマーカーしても、
隣の一覧表と突き合わさなければ出席者一覧がわからない、なんてことも
無くなります。

その他、イベントで困るのは、何と言っても集客ではないでしょうか。

ビズクロスではビジネスイベント検索ポータルも併設されていて、
無料でイベントを紹介する機能も備えています。
 ==> http://event.bizx.jp/

こちらは多くのビジネスイベントを一堂に紹介することによって、
集客力を提供しようとする試みです。
イベント紹介のみの掲載も歓迎しているので集客に困っている方は
一度掲載してみてはいかがでしょうか。

今なら無料で登録代行もいたしますので、
御相談は下記事務局まで、お気軽に御連絡ください。

※本件問い合わせ先: bizx@neu.co.jp TEL:082-543-2740
         ノイアンドコンピューティング(株)BIZX事務局

<参考> 次回のF+Sの参加登録が出来ます。 
 ・F+S広島(9/4-5) ==> http://event.bizx.jp/4i663po4l3/

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 研修は受講させたのに効果が出ない理由は・・・「実戦訓練不足」
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   ★☆★ 好評の《「コーチング研修(実践編)」》提供中 ★☆★
       http://www.tru-solutions.jp/tru-102.htm
   コミュニケーション改善とリーダーシップ強化へ必須のスキル
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 ・目標設定と具体的な対象者のプロファイリング
 ・目標へ近づくため対象者視点からコーチングの成功要因を分析
 ・対象者に対する具体的なコーチングシナリオの検討・構築
 ・実践的なロールプレイで対象者の各種の反応に対応可能な話法の構築
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■=== 【コラム/『ブランディングの時代』<#6>】   <寄稿>

                    繁 浩太郎/オフィスSHIGE
                     sharp5beat@gmail.com
                  ※もとHONDA RAD(商品統括責任者)
                  現在は、モータージャーナリストや
                   ブランドコンサルとして活躍中
                   http://ameblo.jp/sharp5guitar/

     〜 マクドナルドのブランド失墜 〜

今日は辛抱しきれずに?(*^_^*)、マクドナルドの話です。
マクドナルドへの応援歌です。クルマにも通じる話だと思います。

マクドナルドの落ち込みは激しい。
日本マクドナルドは8月12日、2015年1〜6月期の決算を発表しましたが、
262億円の赤字で、2001年の上場以来最大の赤字幅となりました。

業績改善の鍵を握るのは、「魅力的なメニューに尽きる」「お客さんと
真摯に向かい合い、お客さんの喜ぶメニューや店舗作りをして、挽回する」
(サラ・カサノバ社長)と、マクドナルドはこの春から、 「健康志向の
ニーズに応えて、選択肢を増やす」として、セットメニューにサラダを
加えたり、トッピングメニューを用意したり、ベジタブルチキンバーガー
などの新商品も発売したりしました。

ところが、こうした施策はあまり成果が出ていないようです。
何故か?

それは、これらの「施策」が客離れの本質をついていないからです。
(客離れといえば「クルマ」ですが、マックとクルマは、ほぼ同じ現象と
考えています。)
私は、マクドナルドは「ブランドの変遷」にハマっただけだと考えています。
つまり、どんな強いブランドでも、それをキープするには、そのブランド
らしいことを次々と積み重ねていかないと、
飽きられ、忘れられるということです。

昨年来のマクドナルドの騒動は、ブランド的に落ちてきていたのを、
顕在化させるキッカケになったという事でしかないのではと思っています。

では、マクドナルドのブランドとは・・・?

私は当然、マクドナルドが日本に上陸した時から知っていますが、
確か1971年かな・・・。
世の中は、戦後ではなくなり、所得倍増計画で豊かになり、日本が経済で
世界のトップクラスにはいらんとする次期で、市民生活もちゃぶ台生活から
テーブル生活へと「洋風化」して大きく変化している次期でした。

そんな時に、マクドナルドは日本に進出してきました。
その商品はハンバーガーという日本人には馴染みの少ない、アメリカンな
食べ物でした。私もそうでしたが、多くの日本人がマクドナルドに
アメリカ生活を見たのです。
「マクドナルドを食べれば、アメリカ人になれる」

アメリカ人とはアメリカの生活の事で、それは戦後日本のあこがれの生活
でした。戦後に入ってきたアメリカのTVドラマやショーの中に見る
「アメリカ」は何もかもすごく、日本人の頭に深く入り込みました。
フルサイズのクルマ、大きな家、街、ディズニー・・・陽気な人柄と笑顔。

そういう戦後が終わった時代に、マクドナルドは来ました。
「あのアメリカが来た」。食べるとアメリカ人に少しなったような気もして、
日本もアメリカのようになるんだという希望がありました。

マクドナルド+コーラ=アメリカ+裕福生活 ・・・ブランドになりました。

つまり、マクドナルド→アメリカ→憧れの裕福生活→日本の中で先を行く生活。
こういう、連想のブランドになったのです。
その後は、一般に広がり、販売量を求めて価格も安くなり、手軽になり
それが又お客を増やし、日本人の生活の定番となり、うどん・そばと
変わらない、(今ではもっと下のブランドになってしまった)どこにでもある、
どこでも誰でも買える、普通のマクドナルドになっていったのです。

その後の日本マクドナルドの施策は、販売・売上を増やすものが多かった
ように思います。ブランドを維持したり向上させたりする考え方の施策は
無かったように思います。(量を増やすとブランドは落ちます。
そのブランドの「適正量」があると考えています。)

今、マクドナルドが考えなきゃいけないのは、お客さんの好みは確かに大切
ですが、自分達マクドナルドはこれからどうすれば、新しいブランド価値を
お客さんに提供できるか?

つまり、世の中の中でどういう位置づけで何をうるのか? 
(勿論、ハンバーガーを売るのですが、お客さんがどんな気持ちになることを
売るのか?)

また、マクドナルドハンバーガーの「適正量」はどれくらいなのか?
今まで、安くて早くて旨いで「適正量」以上を追い求めてきて、
こうなったのかもしれない?
マクドナルドは今まで、売りすぎたのかもしれない?
ということではないでしょうか?

ハンバーガーというハードだけでの提供でなく、新しいブランド価値を
いかにお客さんに提供できるか? 
提供できない時は、「適正量」に合わせた会社体質にリストラクチャリング
するというのが、まっとうな施策のような気がします。

今のカサノバさんを見ていると、緊急施策は確かに大切ですが、
それだけでは、お客さんも付け焼き刃的に感じてしまうのではないでしょうか?

お客さんも慣れ親しんだマクドナルドに愛着もあり、きっとこれからの
マクドナルドに期待しているでしょう。
本質を見極めた施策が望まれます。

※AutoProve/繁浩太郎の言いたい放題コラム
   ==> http://autoprove.net/it_says/
※繁浩太郎の自動車とクルマ社会ブログ
   ==> http://ameblo.jp/sharp5guitar/

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      成功の鍵は、管理職の人間力強化による言動変革です
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 (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
   直近日程に参加できなくとも今後のご案内が可能な方へは
   今後ご案内差し上げますので事務局まで御連絡ください。

◆開催予定:

・東 京【第180回】10月7日(水):交流会+講演会@恵比寿「ベリータ」
     ☆「リストランテ ベリータ」 http://r.gnavi.co.jp/g848600/

  ★ <特別講演会> 10月7日(水) 17:30〜18:45  ★
  ★     事例で学ぶ『活用が進むビッグデータ』      ★
  ★ 織田 敬三(おだ・けいぞう)/織田DMコンサルティング ★

・広 島【第32回】 9月 4日(金):交流会+講演会@立町.ラグーン 
              5日(土):GOLF@白竜湖カントリークラブ

  ★ <特別講演会> 9月4日(金) 17:30〜18:45  ★
  ★   『癌とうまく付き合う方法』 広島大学名誉教授    ★
  ★  NPO法人総合遠隔医療支援機構 理事長 井内 康輝 氏  ★

◆開催実績:

・東 京【第179回】8月12日(水):交流会@代々木上原「522」
     ☆TRATTORIA「522」 http://hitosara.com/0002131510/

   会場が狭く、17名でほぼ満杯状態でしたが、
   初めての会場に満足いただけたようです。(たぶん・・・)
   ディナー予約でF+Sメンバーと言えば何かサービスがあるかも?

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  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: ほとんどの方々が夏休みの取得も終わられた季節になりましたね。
もうすぐ秋!芸術の秋、食欲の秋、・・・皆さんにとって「○○の秋」でしょうか?
秋=下期の始まり、って方もおられるかも知れませんが、私にとっては、旅行
の秋、温泉シーズンの始まり、ですね。そろそろ桃から葡萄へバトンタッチ。
いろいろと楽しみな季節、ただ異常気象が秋も続かないように祈るばかりです。

だいぶ先のことですが・・・10月から「孤独のグルメSeason5」が始まるようだ。
コアなファンの多いニッチ番組ですが、松重豊さん扮する井之頭五郎が今回は
何処のどんな店に出没して何を食べるのか?・・・今から楽しみです!(*^_^*)!

※「○○の秋」といえば?
  ==> http://news.mynavi.jp/news/2014/10/07/115/

※第62回:甲州市 かつぬまぶどうまつり<10月3日(土)開催>
  ==> http://www.city.koshu.yamanashi.jp/

※テレビ東京「孤独のグルメSeason5」<10月2日(金)深夜より放送開始>
  ==> http://www.tv-tokyo.co.jp/kodokunogurume4/

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     当社提供の<組織活性化・人材育成関連サービス>は、
       http://www.tru-solutions.jp/tru-199.htm
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    ※当社の研修の特徴:
      1)全て・・・考えるワークショップ型
      2)全て・・・気付きを促す自己変革型
      3)全て・・・実践に即結びつくコミットメント型
      4)全て・・・小難しい理論排除のシンプル型
    ※1社研修を御希望の場合は気軽にお問い合わせ下さい。
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 ・「バランス・スコアカード(BSC)研修(基礎編/実践編)」戦略構築
 ・「問題感知・課題発見力強化研修」発想力強化、フレームワーク構築
 ・「ステークホールダー・マネジメント強化研修」視点間のギャップ分析
 ・「マネジメントスタイル革新研修」360度評価で行動変革と組織強化
 ・「コーチング研修(基礎編/実践編)」戦略的アプローチで確実な成果
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

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