F+S Flash
(Vol.209)


============================= CONTENTS =============================
【新サービス/『エレコム情報サービス/「PCAS」』】  福井 五郎
  ハイエレコン・グループが提供するパソコン統合管理代行サービス
【コラム/『隠居のたわごと・・・徒然なるままに』】 <寄稿> 公江 義隆
  いよいよ、残り1ヶ月に迫った無償アップグレード期間!
  Windows10へのアップグレード、皆さんはどうされてますか?
======================================================================

★☆★定期便に収まらなかったので、増刊号として配信させて頂きます★☆★

■=== 【新サービス/『エレコム情報サービス/「PCAS」』】

                    PCエージェントサービス
                       代表 福井五郎
                      g-fukui@elejs.co.jp
                  (株)エレコム情報サービス 代表取締役
                   (株)ハイエレコン 取締役 顧問

平素より誠にお世話になっております。
F+S広島の地元世話役として西嶋さんの下使い(*^_^*)をしております。

さて、この度は広島はハイエレコングループでスタートいたしました
新サービス「PCAS」の御紹介をさせて頂きたく筆をとりました。

PCAS(ピーキャス)と言っても何のことかわかる人はいないですね。
正式には、パソコン統合管理支援アウトソーシングサービスの事業で、
『PCエージェントサービス(略称:PCAS)』のサービス名で
今年の2月に事業を開始しました。

 ※経営セミナー開催では西嶋さんにも協力してもらっています。

事業の構想は、エレコム情報サービスの親会社であるハイエレコンの
常務の時に、エレコム情報サービスで新しいビジネスを起こそうと思い
立ったことからです。
多彩な友人達とNext-ITチーム(俗称:スキヤキを食べるスキヤキの会)を
結成し、ビジネスプランを広島で有名な「肉のますゐ」でスキヤキを
食べながら、1年間6回くらい真剣(?)に討論しました。

論壇風発でなかなか面白くまとまらない話でしたが、
いくつかのコンセプトがでてきました。

 ・地域の中小企業の役に立つ
 ・東京で売れているソフトやサービスを広島に紹介する
 ・税理士や社会保険労務士など士業の方々と連携する
 ・有能な高齢技術者を活用する(街のCIO構想)
 ・チーム人財の持つコンサル能力を活用する(目利きで勝負)

昨年7月から、ハイエレコンの常務を退任し、エレコム情報サービスの
社長に専任することになり、67歳からのNewビジネスチャレンジの
始りです。

親会社であるハイエレコンの営業部隊と連携し、PCエージェント
サービス(PCAS)事業を企画し、本年度からビジネスを開始しました。

       ハイエレコン・グループが提供する
      =================
  〜 『PCエージェントサービス(略称:PCAS)』〜
         http://www.pc-agent.net
      =================
        パソコン統合管理代行サービス

★事業名称:PCエージェントサービス(略称:PCAS)※商標登録出願中
         http://www.pc-agent.net

 構成企業:(株)エレコム情報サービス、(株)ハイエレコン

 対象顧客:大企業はもとより、業種を問わず中堅中小の企業や組織
      個別サービスの契約により手間の掛かっている作業を軽減し
      最終的に安心&安全&安価なITの導入活用を支援

★事業内容:

1)基本サービス:
 ・PC導入サービス(レンタルPCの薦め)
 ・PCセットアップサービス
 ・PC保守・ヘルプデスクサービス
 ・PCソフトウエア構成管理サービス

2)オプショナルサービス:
 ・WiFi、スマホ、タブレット導入サービス
 ・セキュアーPC導入サービス
 ・生体認証導入サービス
 ・企業内セキュリティ教育実施サービス
 ・ホームページ構築・運用・保守サービス
 ・企業内HPでのECサイト構築・運用・保守サービス

3)PCAS経営セミナー:
 IT導入も結局は経営のためということで経営者目線でのセミナーを開催

 2016/04〜09 BSC実践活用講座(全6回)
         ※「F+S Forum」主宰の西嶋さんが講師です
 2016/07/14  会社のPC導入の勘所 一つの提案
        『データレスPCが選択される理由』
        『会社のPC導入は「購入とレンタル」どっちがお得?』
  ※9月以降もいくつか企画中です

4)コンサルティングチーム:
 元電通マン、中小企業診断士、ITコーディネータ
 Webマーケティングエバンジェリスト、公認会計士、社会保険労務士など

 当面は、PCやネットワーク系のサービスメニューが中心となりますが、
 最終的には、中小企業のCIO役のアウトソースを目指します。

 IT戦略の策定&見直し、問題点の発見〜解決、RFP作成支援、
 業者選定支援、IT導入支援(見積もり〜構築)、ヘルプデスク、
 情報セキュリティー強化支援、等々のITに関わる業務全般

★事業の強み

 ・パソコン保守&基盤構築の経験(10年以上の実績がります)
  エレコム情報サービスのチームが実施中
 ・ハイエレコンの33年間のSI実績
 ・エレコム情報サービスの機動性(オーバーヘッドが小さい)
 ・高度なコンサルチームの支援

ということで、本年度は事業の助走期間と定め、
商談可能な企業のご担当者とのコンタクト拡大に力を入れます。
まずは、ホームページをご覧ください。
  ==> http://www.pc-agent.net

皆様方のご意見を大いに歓迎します。
また、協業会社も広く募集中ですので、お問い合わせも歓迎です。
宜しくお願いいたします。

★お問い合わせ先:

  (株)エレコム情報サービス PCAS事務局
     TEL:082-223-5111 E-mail:info@pc-agent.net

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■=== 【コラム/『隠居のたわごと・・・徒然なるままに』】  <寄稿>

いよいよ、残り1ヶ月に迫ったWindows10への無償アップグレード期間!

                公江 義隆 y-koe@air.linkclub.or.jp
               JUAS/ISC、もとITコーディネータ
                もと武田薬品工業(株)情報システム部長

  ==============================
 『皆さんは、Windows10アップグレードはどうされているでしょうか?』
  ==============================

昨年のある時期から、PC画面に突然Windows10の宣伝やアップグレードを
勧めるホップアップ広告が現れるようになった。

知らぬ間にデスクトップの右下)通知領域)に十字の旗のようなウィンドウズ
のアイコンが入っていた。ここをクリックするとWindows10へのアップ
グレード手続きの状況が表示される。やがて、「このPCはアップグレードの
条件を満たしている)※)。今なら無償でアップグレード・サービスが
)マイクロソフトの好意で?)受けられる。この優れたOSに切り替えないの
はおかしい」と云わんばかり内容のホップアップが頻繁に出てくるように
なった。こんなメッセージが出るたびに、「またか」と面倒だが画面右上の“x”
をクリックして消していた。

しかし、5月下旬これでは済まない状況になった。
こちらはアップグレードの予約など頼んだ覚えはないのに、「5月29日15時に
アップグレードする」との一方的な通告がきていた。29日と云えば3日後だ。
少なからず慌てた。

今回は、“x”をクリックしてこのメッセージを無視すると、Windows10への
更新が勝手に(自動的に)行われてしまうようになっているらしい。
従来なら、「“GO”をクリックしない=更新しない」であったが、今回は
「止めるために(手間のかかる・分かりにくい)手立てをしない=“GO”」
になっている。何とも姑息な発想と映る。

 (※):マイクロソフトから流される、“このPCはWin10アップグレード
  の条件を満たしている”というのは、使用中のウインドウズの版と
  その更新条件やハードの能力や容量などの)これが満たされていない
  と動かない・インストールできないという)必要条件の一部を満たして
  いると云うことにすぎず、ユーザーが期待するような作動の保証をする
  ものではないようだ。
  しかし、採られた手法は、「一般のユーザーがマイクロソフトが保証して
  いると受け止め、アップグレードの手続きボタンをつい押してしまう
  ように誘導するやり方」だ。もし意図して行っているならかなり悪質だし、
  今回のWin10アップグレードの関する手続きには、随所にこのような
  懸念を抱かすような方法が採られているように感じる。

<1> PCメーカーは困っている(?)

PCメーカー各社のホームページには、多少の表現の違いはあっても、
概ね以下のような内容が表示されている。

1)手順として、先ず使用中の機種がWIndows10アップグレード対象機種か
 どうかをPCメーカーのホームページで確認すること。
2)「アップグレード対象機種でない場合には、アップグレードで不具合が
 発生する可能性があり、アップグレードを行わずに現用OSをそのまま
 利用することを“強く”勧める」
3)「対象機種で無いものをWIndows10にアップグレードした場合には、
 情報提供、ドライバーの提供などを含め、一切サポート出来ない」

また、「Win10関係の問い合わせで混雑している」というサポート・センターの
電話は、本当に容易なことでは繋がらない。
「Win10関係はマイクロソフトに訊いてくれ」と云うことなのか、マイクロソフト
の電話番号やホームページが案内される。しかし、そのマイクロソフトの
ホームぺージにはアップグレードを行うための情報はあっても、トラブルや
アップグレードを止めるための情報は容易には見つからない。

<2>自動的にアップグレードされて、不都合が生じても
          誰も責任を負ってくれないPCが大量に出る?

PC各社のホームページでざっと調べてみると、メーカーによって多少の差は
あるが、アップグレード可能対象機種としているのは、概ね今から3〜2年半
以降に“発表”されたものだ。
時期的にみれば、Win7や8を搭載して売っていた多くの機種、XPのサービス停止
に伴い買い替えたPCの相当数が対象機種から外れることになる。 
発表と購入の時間ズレもあるから、感覚的にはまだ買って間もない新型PCの
つもりが対象外ということも少なくないだろう。

PC事業が大変厳しくなった昨今、各社ともサポートの余力は無くなって
きているのだろうが、しかし、それにしても毎年毎年、実に多種の機種を
出してきたものだと思う。 

一般ユーザー向けのPC出荷台数を500万台/年として、知らぬ間にWindows10
へ自動的にアップグレードされ、不都合が生じても誰も責任を負ってくれない
事になり兼ねない(少なくともPCメーカーはサポート出来ないとしている)
PCが推定1000万台程度が出てくることになる。 

 (注):企業ユーザー向けの“Windows-Pro”版や企業ユーザーへ対応は
  どうなっているのか分からないが、専門家のサポートが十分とは
  言えないHome版を使っている中小・零細企業や個人クリニックなどで
  深刻な事態の起きる可能性を懸念する。

<3>トラブルの例

どんな不都合が起こっているかをインターネットで少し調べてみた。

時間余裕があって準備が出来ておれば、こんなケースで対処可能なよくある
トラブル(新しいドライバーを入手しておく、心の準備、お金がかかる場合
の覚悟など)もあるが、中にはかなり深刻なものもある。
少なくとも準備や覚悟のないまま突然こんなことになれば混乱し大変困る
だろう。但し、どのような機種でどのくらい発生しているのかは分からない
(データがない)。
なお、今回のWin10に関する問題では、Win8のPRやXPサービス停止時に
比べて、何故かメディアからの情報が少なかったような気がするが、
何かあったのだろうか???。

 ・アップグレードの途中で止まる
 ・再起動を繰り返し終了できない
 ・正常に立ち上がらない・画面が点滅して操作できない
 ・インターネットに繋がらない
 ・「重大なエラー」と画面に表示される
 ・タッチパッドが正常動作しない。
 ・使用ソフト・周辺機器が使えなくなった
 ・等々

トラブル原因がアプリケーション・プログラムや外付けの周辺機器のWin10
未対応ドライバーなどと云うなら、それはPCメーカーの言う対応機種でも
起こる問題だから、メーカーが気にする非対象機器の問題というのは
この種の問題ではないはずだ。
ディスプレーなど機器に組み込まれた内蔵部品のドライバーの問題などなら、
PCメーカーが対応しないならユーザーはお手上げだ。

<4>対処方法・アップグレードさせない設定の方法など
  
6月29日、アップグレードを「自動的にやらず選択をわかり易くする」方法に
変えるという情報が流れた。現時点では正式の発表はないが、
これが事実なら、下記の1)2)3)の手順、方法が変更されると思うので
ご留意いただきたい。

1)アップグレードをする人

・対象外機種でアップグレードをする人は自己責任でやろう。
 全世界で大勢の人が既にアップグレードを行っているのだ。
 トラブルも必ずしも致命的なものばかりというわけではないだろう。
・事前に使用している周辺機器やソフトのWin10対応状況を調べて、
 必要ならドライバー・ソフトの更新ぐらいはしておこう。
 今までのバージョンアップ時と同程度の準備、他にも事前に出来ることは
 やっておこう。
・起こってから慌てないように、どんなトラブルが発生しているか、
 その対策の情報に関心を持っておこう。 
・「PCは動かない・ネットにはつながらない==>情報が取れない」最悪の
 ケースを想定して、元のWindowsへの戻し方くらいは事前にコピーを
 とっておこう。戻せるための条件を確認しておこう)無条件に戻せるわけ
 ではない。(下記の“注意”を参照)
・場合によっては、予定外の出費、手間の覚悟もしておこう。

 (注意):元のWindows7、8.1に戻せない場合:
   アップグレードから30日以内なら元に戻せると云われているが、
   以下の条件に該当する場合などでは元に戻すことができない。

  ・ユーザーアカウントを追加している
  ・ディスク・クリーンアップを実行している
  ・PCを初期状態に戻す操作を行っている
  ・ローカルディスク内の「windows.old」および「$windows.~bt」フォルダー
   の内容を変更している
  ・アップグレード時にUSBハードディスクやUSBメモリを使用した場合、
   USB機器からアップグレード用のデータが削除されている場合、
   このデバイスが手許に残っていない場合
  等。

   なお、上記のディスク・クリーンアップ操作などを、
   設定により自動的に行っているソフト)NORTON インターネット・
   セキュリティなど)があるので要注意。
  
2)アップグレードを見合わせる人

PCメーカーの中では、サポート情報が比較的豊富なNECのサポート・
サイト「121ware」にある情報をここでは紹介しておく(操作の実施の判断は
各自でお願いしたい。私もよく分からない内容が多い)。

・アップグレードを促すホップアップへの対処方法: 
 『「Windows10へのアップグレード」のメッセージが表示された場合の
 対処方法』をキーワードに、NECのサポート・サイト「121ware」から
 検索:
 https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=018309

・アップグレードをしないようにしておく方法:
  NECのサポート・サイト「121ware」から、「サービス&サポート」の
  画面を選択==>画面中の「最新OS Windows10へのアップグレードは
  こちら」のボックスをクリック==>“Windows 10へのアップグレードを
  ご検討のお客様へ”の枠の中にある『通知領域から「Windows10を入手
  する」アイコンを削除する方法』をクリック:
  http://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=017753
 
・開始してしまったアップグレードをキャンセルする方法
 (ITメディアのサイト)
  http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1605/22/news029.html
       
 (参考):マイクロソフトがワンショットで行える「Windows10へのアップ
   グレードを抑止する方法」を最近渋々(?)発表した。
   会社として「アップグレード抑止」は正式には認めたくはないのだろう
   か、それともレジストリーを触る素人にはあまりやってほしくない
   方法故か、ホームページ(正面玄関から)ではなく、コソッとブログ
   (通用口から)での紹介であった。
   発信元は“Japan Consumer Support Team”とある。日本のチームが
   本社に怒られることを覚悟のうえでやったのかもしれない。
 https://blogs.technet.microsoft.com/cs3_windows/2016/06/10/w10cancel/ 

   この方法は、手順や内容を間違えると、コンピュータが立ち上がら
   ないなど、深刻な状況になる可能性があるが、コンピュータに十分な
   知識のある方には手取り早い方法。

3)今はアップグレードはしないが、無償でその権利は確保しておいて、
  無償期間終了後、気が向けば無償でアップグレード出来る権利・可能性を
  確保しておきたいという虫のよい考えの方:

・7月29日までにアップグレードを行い(Win10の登録)、
 その後に元のWINDOWS版に戻す。
・更にマイクロソフトのWEBサイトから7月30日以降用の再インストール用の
 「Win10メディア作成ツール」を入手、DVD-RやUSBメモリーに組み込んでおく。
 必要時にこれを使ってWIN10を再インストールする方法があるらしい。

 関心のある方は調査・検討して見ていただきたい。
 http://pcfan.121ware.com/notice/929/

<付録>:他にこんな情報もあった:

  “「Windows 10を入手する」ダイアログボックス、MS自らの指針に違反か”
  http://japan.zdnet.com/article/35083458/ 
  国会でも質問がでた。政府は一般論にすり替え答を濁した。
  「藤末議員の国会質問」:
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/syuisyo/190/meisai/m190134.htm

失敗作のVistaの後、Win7を挟み、大失敗作のWin8、この中途半端な修正版の
Win8・1、そして修正版としてWin10 が映る。

PCがそれなりにまだ元気であった2010年頃、プレゼンスを増すモバイル機器
の存在が気になったのであろうか、マイクロソフト-Surfaceが開発された。
その戦略上の評価は別として、この八方美人を装ったモバイルを強く意識した
OSとしてWin8、8.1、10をみるなら分からなくもないが・・・。

しかし、モバイル機器に求められる比較的簡易なデータや情報の検索や
「イタリアン・レストランxx NOW、 ・・・本日の夕食(写真)」とか、
「イイネ」にチェックなど、SNSの他愛無い情報交換用の道具に求められる
特性と、業務処理あるいは“内容・質を問われる多量の情報を集め、
分析・整理、文章や資料作り・発信”する従来からのPC作業とでは、
道具に求められる特性は大いに異なる。

異なる特性を併せ持たせようとすると中途半端なものになるのが通弊だ。
また、作る人が変われば、変える必要のないところまで変えたくなるものだ。
しかし、それはユーザーにとっては迷惑極まりないことになる。

XPのサービス停止時の慎重な姿勢に比べ、先の見えたWINDOWSビジネスへの
経営資源の投入を削減したいマイクロソフトのあせりのようなものを感じる。

米国は、原則自由、問題点は訴訟で決着―判例が法律解釈という訴訟大国、
弁護士大国である。監視機関は強力で、また違反と判断された場合の罰は
極めて重い。
一方日本は、明治時代にフランスやドイツの法制度)大陸法)に学んで
法制度や国の仕組みが作られた。記憶と論理に優れた役人に法律の精度、
関連法との整合性、法律解釈などを頼る方式だ。
こちらは役人天国。東京帝国大学法学部はこのための役人育成機関として
設立された。監視機関は米国などに比べ非力で、罰則も緩く「やり得」の
傾向も否定できない。

日米では当然、文化つまり考え方・価値観、問題の認識や対処の仕方が
違ってくる。今回の問題でも、既に米国では訴訟が起こり、マイクソフトが
原告に10,000ドル支払うと云うケースも発生しているという。
この問題で損害を受けた場合の訴訟ということ(アップグレード前後の状況、
実施事項の記録、損害の発生した場合のその内容、大きさの客観的把握や
記録などの準備)を考えてみた方はおいでだろうか?

今回の問題の成り行きをみながら、TPP(特に非関税問題の理解)は
大丈夫か?と本当に心配になってくる。グローバル化、ダイバーシティなど
と口にする前に考えてみるべきことは多い。

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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: Windows10へのアップグレード、悩みですよね。私は、メインの
デスクトップはWin7-PROのままにして、モバイルPCの方をWin8.1からWin10
に近々アップデートしようと考えています。メインマシンをアップグレード
しない理由は、古いから、です。君子危うきに近づかず、1〜2年先に買い
換えます。以下は参考になる話のひとつだと思いましたので、掲載しました。

※@nifty 経験の達人:「やるなら今じゃないかな〜(* ̄▽ ̄)フフフッ♪」
  ==> http://keiken.nifty.com/pc/150819617260/160515679417/

 10台ほど、Win7 32bitからWin10へのアップグレードをしました。
 注意点としては、必ず現行OSのアップデートを全て当ててから開始する事と、
 壊れて困る機体の場合、フルバックアップを取ってリカバリできる状態で
 アップデートを始める事かなぁ。
 Officeとかadobeとか有名どころのソフトだけを使っているPCでは、割と
 問題なくアップグレードされましたが、やはり特殊なソフトを入れている
 PCはうまくいかないものが出てきて、中には全く動かなくなってWin7の
 再セットアップをする羽目になった機体物もありました(涙。
 Win7 32ビット→Win10 32ビットにした後、機体によってはクリーン
 インストールで64ビット化しました。
 64ビット化しましたが、Officeなどは32ビット版を再インストールしても、
 そのまま問題なく使えています。
 Core2世代とか古い世代のPCをWin10化する場合には、アップデート後に
 必ず『高速スタートアップを無効』化したほうがいいです(詳細は文字数が
 足りないのでググってください)。SandyBridge以降の世代のPCでも、
 慣れるまでは無効化したほうがいいかもしれません。
 Windows8以降のメーカー製PCであれば、プロダクトキーがマザボに紐づけ
 されている物が多いようなので、Win10 32ビット化したあと、ストレージを
 SSDとか新規の物に交換していきなり64ビット版をインストールしても、
 OS認証は通るようです。
 インストール時、マザボの世代に対し、世代が違いすぎる光学ドライブを
 付けている機体でDVDからインストールしようとすると、エラーが出ました。
 Win10自体は使いやすいOSだと思うので、メジャーなソフトだけを使っている
 人はアップグレードでのWin10化で問題ないと思います。ただ、結局どこかで
 一度クリーンインストールしたほうが、後々いいと思います。
 Win7メインのLANにWin10を混在させていますが、今の所問題は出ていません。
 機能上、Win10にアップグレードしてWin7に戻せる事にはなっていますが、
 これは絶対にお勧めできません。私のPCでは、WindowsLiveメールの設定が
 滅茶苦茶になりました。おそらく、見えない所でほかに問題を抱えている
 可能性もあるので、戻す場合には必ずバックアップからのリカバリにする事
 をお勧めします。
 アプデ後、Edgeとかいろいろ新しいものが入っていますが、少し慣れた方で
 あれば、ほぼ従来通りの環境を構築して作業をする事はできます(IE11も
 普通に使えるし、xboxとか勝手に入ってるソフトも、Powershellで削除可能)。
 いずれにしても、大体の人はいずれ一度Win10にしないといけないのは間違い
 ないので、どこかで重い腰を上げてアップデートするしかないのではないか
 と思います。

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