F+S Flash
(Vol.215)

============================= CONTENTS =============================
【F+S2016年/<活動総括>】
  今年の「F+S Forum」は、総イベント<20回>延べ参加者<422名>
【F+Sメンバー紹介/第178弾+総集編】
  去来川(いさがわ) こすも / パルブライト <広島>
  本年も32名の方々に自己紹介や近況報告を寄稿いただきました
【コラム/『経営学の散歩道<1>』】         <寄稿>
  オランダ気質とアイルランド気質        高橋 義郎/TML
【コラム/『知って得する労働基準法』<No.10>】   <寄稿>
  管理職、労基法と企業の定義の違いと考察     神門 善三郎
【コラム/『ブランディングの時代』<#21>】    <寄稿>
  クルマの整備の変化           繁 浩太郎/オフィスSHIGE
【コラム/『本当にやるべきことは何か?』】      <寄稿>
  質問力向上超入門/お客様の事業概要の理解 広川 智理/プラッサム
【セミナー/『エフタイム:新春セミナー&新年交流会開催(2/1)』】
  IoT、AIが示す未来のビジネス BCN編集長、インフォテリアほか
【F+S Forum/開催予定】 (最新日程はHPをご覧くさい)
東 京【第188回】2月 8日(水)@会場未定
広 島【第39回】 3月10日(金)@立町「La Chic」
            〜11日(土):GOLF@会場未定
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  ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
  (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
    直近日程に参加できなくとも今後の御案内が可能な方へは
  今後の開催案内をお送りいたしますので事務局まで御連絡ください。

■=== 【F+S2016年/<活動総括>】

1994年スタートから<総イベント数453回/総参加者数12,105名>
もの多く延べ参加者数となり、22年目の年を無事に終わろうとしています。
これも皆様方の御協力・御支援の賜物と、たいへん感謝しております。

本メルマガ「F+S Flash」は、「F+S Forum」メンバーの活動やITや経営に関する
情報の発信&共有を目的として、2000年1月から配信を開始いたしました。
月一回毎月末の配信を基本して16年にわたって継続してきています。
そして、第2号からスタートした自己紹介も延べ460名もの多くの方々に
御執筆いただいてきました。御協力&御支援、誠にありがとうございます。

2016年度「F+S Forum」に御参加いただいた方々、また、
企画・運営に御協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。

★2016年「F+S Forum」は、
 総イベント数<20回>延べ参加者数<422名>の方々に
 御参加いただきました。

 ・東京6回+講演会3回、 広島4回+講演会3回+ゴルフ4回

残念ながら東京ではゴルフコンペも特別企画も開催できませんでしたが、
広島、東京では音楽イベントが開催できました。
広島では、ゴルフコンペも毎回開催されています。
東京では、3月と10月には有志によるゴルフコンペが開催されました。

2017年3月には、有志の方々により第3回目となるゴルフコンペが
東京で開催される予定です。以下の中村さんのコメントを参照ください。
ゴルフ愛好家の皆さんの御参加をお待ちしております(*^_^*)。

◆東京と広島とも以下の方々による「特別講演会」を併催し、
 参加者の皆さんにはたいへん好評な結果を得ました。

 <東京>
  2月: 辻 久彦さん / (株)エフタイム
       『本音で語る・エフタイム20年の歩み』 
  6月: 高橋 秀典さん / (株)ナッツコミュニケーション
       『未来の日本のITを担う若者たちから学ぶこと』
  8月: 林 綾子さん / ジボダン ジャパン(株)
       『香りとは、そして香りビジネスの可能性』
 <広島>
  6月: 山口 亜由美さん / 一般社団法人はなまる相続
       『相続に関わるお話あれこれ、0から学ぶ相続』
  9月: 赤羽 克秀さん / 日本根付研究会 会長
       『お宝の価値、根付と古美術にまつわる話』
 12月: 去来川 こすもさん / (株)パルブライト
       『外見でビジネスが変わる』イメージコンサルティング

◆F+S東京:年間表彰者

 以下の10名の方々をF+S東京の忘年会&クリスマス(12/8)時に
 表彰させていただき副賞を差し上げました。

 ★皆勤賞(3名)  F+S東京の全6回に参加されました
 ・中村 史夫            10回目
 ・福元 健   EXSAC(株)    6回目
 ・岡本 賢次  (株)ハーツ      3回目

 ★精勤賞(7名)  惜しくも1回欠席です
 ・広瀬 和市  (有)リベロ・ネットワークス  10月欠席(皆勤15回)
 ・鈴木 弘一  (株)ステラクラフト       8月欠席(皆勤6回)
 ・吉田 奈美  (株)トランザクト        1月欠席(皆勤5回)
 ・浜田 貴弘  (株)フロンティア・クリエイション2月欠席(皆勤1回)
 ・高橋 秀典  (株)ナッツコミュニケーション  8月欠席(皆勤1回)
 ・大杉 健一  (株)プロファイア        8月欠席
 ・伊東 洋   ソニー生命(株)         2月から参加

 皆勤賞の方々からコメントを頂きましたので、
 以下に掲載させていただきます。

 ●中村 史夫          <皆勤賞10回目>

  既にご存知の方も多いと思いますが、7年前にリタイヤして以来、
  午前中2〜3時間ですが、地元のヤマト運輸と業務委託契約を行い、
  週5日DM便の配達を続けていますので、午後からは自分の時間となって
  おり、週2日ほど預かっている孫の送り迎えはありますが、
  夜は基本的に空いており、年間6回になったF+S東京の出席は
  問題ありません(*^_^*)。
  パーティーの席でもスピーチしましたが、西嶋さんとのお付き合いも
  以前の会社の同僚でもあり、26年間も続いていますので、
  こうなったら私が先にくたばるか、西嶋さんが先にくたばるか、
  というような状態になったようです。
  西嶋さん、F+Sメンバーの皆さん、これからもよろしくお願い致します。

  <ゴルフ懇親会の御案内(2017/3/23)>
  いよいよ年末となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
  伺いますと、既に3月の予定をドンドン入れている方もいますので、
  少し早めですが、次回のゴルフ会の案内を申し上げます。
  今回も中嶋様のご協力により、下記の通りとなりました。
  ・場所: 習志野カントリー倶楽部 キングコース インスタート
  ・日時: 3月23日(木) 9時06分スタート 4組 16名
  ・費用: セルフ、ランチ付き 12600円 プラス参加費 5000円
  ・表彰: プレイ後にパーティー開催、新ペリアにより表彰、
       一位、二位、三位、ブービーほかドラコン、ニアピンもあり
  前回は9名の参加でしたので、都合が悪く参加できなかった方も
  今回は是非ご参加くださるよう、お待ちしています。
  ゴルフ愛好家の方なら、どなたでも参加歓迎です!(*^_^*)!
  先着順に受け付けますので、多くの方々の御参加をお願い致します。
                  今回も幹事の、紙岡、中村より

 ●福元 健 / EXSAC     <皆勤賞6回目>

  皆勤賞をいただき、ありがとうございました。
  今回もサイズはピッタリで、早速翌日から着ております。
  複業(副業よりもこれか)の業界団体の幹事や上部団体の理事も兼ね、
  霞ヶ関通いが相変わらず多いです。
  広く情報を耳にするのは良いことだと、いくつかの交流会(セミナー
  +懇親会:異業種/異世代)にも積極参加中。
  F+S皆勤をどこまで続けられるか、まずは健康維持に努めます。
  引き続きおつきあいの程、よろしくお願いいたします。

 ●岡本 賢次 / ハーツ      <皆勤賞3回目>

  先日は三度目の皆勤賞をいただきました。ありがとうございました。
  2016年の夏より再び千葉の仕事に戻ることとなり、山梨と千葉
  を金帰日来の生活となりました。(以前は苦にならなかった)移動
  や週末家に戻るともの凄い勢いで伸びている雑草が待っていたりと
  なかなか大変ですが、急がず休まず向き合いながらやっていこうと
  思います。これからもよろしくお願い致します。

◆F+S広島/まとめ

2016年のF+S広島は、昨年より四半期毎=年4回の開催となり、
交流会104名、講演会77名、ゴルフ42名の多くの方々に
御参加いただきました。

2005年の創設来では総イベント数<84回>参加者数<1,647名>
もの延べ数字になりました。

カープ優勝で盛り上がった2016年でしたが、
2017年酉年も熱い広島を盛り上げるべく、宜しくお願い申し上げます。

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 F+S広島創設以来ずっと地元世話役として御協力いただいている
 福井さんからコメントをいただきましたので掲載させていただきます。
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                  福井 五郎  fuku@hek.co.jp
               (株)エレコム情報サービス/代表取締役
               (株)ハイエレコン/取締役顧問

色々なことがあった1年でした。
広島カープがとうとう優勝しました。長かったですね(*^_^*)。

英国のEC離脱、トランプが大統領に、ボブ・ディランのノーベル賞受賞・・・
世界は想像を超えます。日本は、安倍首相の下での安定の中に衰退の影が・・・
団塊の世代よ再び立ち上がれ!は冗談ですが、
変化にチャレンジする!日本がんばれ!です。

先日、山崎豊子氏の遺稿「約束の海」(3部のうち1部のみ終了)を読み
ました。自衛隊の潜水艦部隊に入った青年が主人公ですが、父親は実在の方で、
パールハーバーに特殊潜航艇で出撃し、故障により日本人捕虜1号となられ、
苦難の道を歩まれた方です。

山崎氏は、戦争と平和と軍隊について書かれたかったのでしょうか。
現代日本にとっても重要なテーマと思います。

第2部、第3部が、山崎氏の構想資料や取材資料をもとに、出版チームの
皆様により書き足されていました。畳2畳分の年表が書かれ、膨大な取材に
よりストーリーと人物像を練ってゆく重厚な山崎文学の真骨頂を垣間見る
ことができました。山崎氏の徹底した仕事ぶりを知り、自らの不徹底さを
恥じる思いです。未完で終わったことが本当に残念です。

私も本年度末で常勤の仕事は終わる予定です。いくつかやり残した仕事も
ありますので、少しペースを落としてゆったりと過ごそうかと考えています。

新しい年が、皆様にとって健康で実りのある年となりますようお祈りいたします。

 ※広島大学フォークソング同好会の
  「発足50周年記念Live」(11/5)に出演しました。
    ==> https://www.youtube.com/watch?v=ApgIyjuSbyk

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     <ますます重要になるステークホールダー視点>
 「ステークホールダー」を具体的に定義・認識し、期待と現状のギャップを
 明確にし必要な行動を検討・実践する目標達成のための推進力を磨きます
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     〜視点の違いを知り期待と現実とのギャップを発見〜
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  「ステークホールダー」を具体的にイメージしておくことにより
        行き当たりばったりの対応を防ぎ
  問題の発生を未然に防いだり、見えなかった問題が見えてきたり、
     成果を確実に出せるようにしたりすることが出来る。
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■=== 【F+Sメンバー紹介/第178弾+総集編】

1) 去来川(いさがわ) こすも / パルブライト     <広島>

12月のF+S広島で御講演いただきました。
チョッとした色使いやネクタイやスーツの襟の太さなどで印象が変わる!
普段意識しないことが多かったので新鮮に聞かせていただきました。
皆さんは、自分がどう見えているか、考えておられますか?
そんなことで、自己紹介を無理矢理お願いして書いて頂きました。

<ご本人からの一言> 

外見を「見える化」する事で自分が変わる。ビジネスが変わる。
(株)パルブライトでは理論的にイメージコンサルティングするための
システムを開発しました。それが「外見診断システム」です。

顔のパーツ、フェイスライン、ボディラインなど外見を構成する様々な
情報を分析・データ化し、5つのイメージに分けることが出来るシステムです。
永年のイメージコンサルティングの経験と実績から独自の診断システムを
開発しました。 ==> http://www.palbright.co.jp/system/

はじめまして、パルブライトのイメージコンサルタント「こすも」です。
大阪SOSモデルエージェンシー所属、ファッションショーを中心に
モデルとして活動しながら、プロモデル育成や企業や学校などで
ウォーキング講師をしています。

モデルは女優や歌手とは違い、洋服を見せるのが仕事です。
撮影や舞台(ファッションショー)でポージングやウォーキング、
着こなしや表情や所作だけで、雰囲気を出しイメージを作ります。
キャリアウーマン役だったりお母さん役だったりシーンはさまざま。

ひとつの作品を作り上げるためにヘアーメイク、スタイリスト、カメラマン、
演出家などのプロの手で一人のモデルをイメージに近づけていき、
そのイメージをモデルが表現します。
仕事をとおしてイメージを作ることの難しさや演出することの重要さは
感じていました。

毎回、自己プロデュースをしてオーディションを受けたり、イメージを作り
宣材写真を撮ったり、イメージ作りは私にとって身近なものでした。

イメージコンサルタントは、アメリカのコミュニケーションノウハウから
発祥しています。1964年アメリカ合衆国大統領選挙で白熱した、
第一回討論の勝敗はラジオで聴いた人はニクソンの勝利と思い、
テレビで見た人はケネディに軍配をあげたとの説もあります。

その理由は、ダークな色調のスーツにテレビ用のメイクを施した
ケネディの溌剌とした印象に比べ、モノクロの背景に溶け込むような淡い
グレーのスーツで、疲れて顔色の優れないニクソンは弱々しくやつれて
見えたからだそうです。ケネディの外見でのイメージ戦略の成功事例です。

イメージコンサルタントとは?、
お客様の目的に合わせて、職業やライフスタイルにふさわしい服装
(ファッションスタイル)、ヘアスタイル、メイクアップ、カラー
コーディネート、表情、姿勢、立ち居振る舞い、歩き方、話し方、
マナーなど、トータルにコンサルティングをするプロフェッショナルのこと。

人材教育において外見を正すことで、内面までも磨くというもので、
なりたいイメージや必要なイメージを外見で体現させることです。

イメージコンサルタントを知った時、理に適ってるなと感じたのが
私のイメージコンサルタントとしての始まりでした。

視覚情報は印象に残りやすくその人の名刺のようなものです。
「自分をどう見せるか。」または「自分はどう見られているか。」が
分かっていると発信の仕方も変わってきます。

自分のためにも、ビジネスに活かすためにも「外見マネジメント」で
印象力を身に付けると、外見をツールとして捉えイメージ戦略として
活用することが出来るのです。

パルブライトでは、パーソナルなプロデュースでイメージをご提案して
参ります。データ化された個性のカルテで視覚からも分かりやすい
新たな自分を発見してChangeしてみませんか?

あなたは本当の自分を知っていますか???

◆F+Sメンバー紹介(2016年のまとめ)

本年も32名と多くの方々に自己紹介や近況報告を寄稿いただきました。

 ・東京15名、名古屋1名、広島15名、福岡1名

10数年ぶりに名前が出てきた方や勤務地や会社が変わっていた方をはじめ
初参加や御講演者の方で無理矢理書いていただいた方々など
お忙しいところの御協力&御執筆、誠にありがとうございました。

毎度のお願いですが、原稿集めに毎回苦労しております。
お忙しいところへの執筆のお願いでたいへん心苦しいのですが
依頼メールが行きましたら、何卒ご協力の程宜しくお願い申し上げます。
もちろん、書いてやろうという方で頼まれなくても送っていただけると、
もっと嬉しいです(*^_^*)。趣味の話、仕事の話、コラム等、ヨロシクです。

−−−−(掲載順/敬称略)−−−−
Vol.203 東京 中嶋 博    JIMS
Vol.203 広島 中一 博仁   ムロオシステムズ
Vol.203 広島 早川 和希   エコーシステム
Vol.203 東京 渋谷 力    便利屋「HANDYMAN」
Vol.204 東京 小柳 浩克   アークシステム
Vol.204 広島 竹添 憲治   トライアングル(百人邑)
Vol.204 広島 弓削田 恭弘  富士ゼロックス広島
Vol.205 広島☆ 山口 亜由美  山下江法律事務所
Vol.205 広島☆ 齊藤 恭子   エコー・システム
Vol.205 東京 松下 晴男   ニューメディア開発協会
Vol.206 名古屋 大杉 健一   プロファイア
Vol.206 東京 上妻 孝治   アイティアイ
Vol.207 東京☆ 大野 かおり  日本ITU協会
Vol.207 東京 益田 純    アヴァンインターナショナル
Vol.207 広島 貴田 直季   エスエイピー
Vol.208 東京 横宮 伸次   ネクストビジョン
Vol.208 東京 伊東 洋    ソニー生命保険
Vol.208 東京 軽部 正孝   ネッットウェーブ
Vol.208 広島 福田 幸雄   マネジメントラボ
Vol.210 東京 木下 富佐生  テイクス
Vol.210 広島 稲田 誠    島根県・浜田市役所
Vol.210 広島 奥 寛     兼松エレクトロニクス
Vol.211 広島 三沢 徹    NECネッツエスアイ
Vol.211 広島 有馬 猛夫   ネクストビジョン
Vol.212 東京 上野 淳    J-mind
Vol.212 東京 北川 泰弘   ネットウェーブ
Vol.212 東京 橋元 賢次   サイバーテック
Vol.213 東京 竹内 直之   NTTコミュニケーションズ
Vol.213 広島 土野 雄志   パナソニックシステムネットワークス
Vol.214 福岡☆ 小國 智奈美  ファインディックス
Vol.214 広島 八太 伸知   広島県情報産業協会
Vol.215 広島☆ 去来川 こすも パルブライト

※自己紹介バックナンバーは以下のURLでご覧ください。
  ==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Home.htm#flash
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     JTC公開講座 2017年1月25日(水) 10:30〜17:30
          http://www.j-techno.co.jp/
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     JUAS公開講座 2017年2月3日(金) 10:00〜17:00
  https://juasseminar.jp/seminars/ 講座番号:4116253
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 発想力(新しい視点で物事をとらえるアイディアを生み出す力)を養い、
 課題発見力(何をすべきかの本質を見極める力)と課題解決力を磨きます
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■=== 【コラム/『経営学の散歩道<1>』】    <寄稿>

                       高橋 義郎
                   yosiro-t@cb4.so-net.ne.jp
                 高橋マネジメント研究所(TML) 代表
                   桜美林大学大学院 特任教授

  〜 新連載「本棚からひとつかみ:経営学の散歩道」<1> 〜

早いもので、今年も押し迫ってきた。年末という気分でもないが、
本棚の資料を整理しようと思い立った。
いざ作業を進めてみると、なかなか容易ではない。
そこで3つに分類をしてみた。ひとつ目は、どうしても捨てられないもの。
ふたつ目は、文句なしに手放しても良いもの。そして、みっつ目は、
実はこれが一番決断に悩むところだったが、捨てるには惜しいと思えるものだ。

結局は本棚から取り出しては、また本棚に戻すというものが多かったので
あるが、そんな作業を繰り返しているうちに、はたと思った。
捨てるのは簡単でいつでもできるが、いまいちど目を通してみて、
乱読のすえにその本と出合った痕跡を残しておきたいという思いである。

考えてみれば、毎日、経営に関わる書物や記事、論文や学生の原稿を
読んでいると、情緒のある読み物に触れたくなる。
とりわけ、司馬遼太郎や池波正太郎、それにコナン・ドイルが好きである。
特に仕事に疲れた出張帰りには、何度同じ本を買ってしまい、
帰路の道中では読んでは頭を休めている。

そのようなわけで、さっそく本棚から1冊の文庫本を取り出して、
この原稿を書き始めることにした。

最初に手にしたものは、筆者の勤務していたフィリップス社の本拠地に因んで、
オランダの会社について書かれていた司馬遼太郎の『街道をゆく30:
アイルランド紀行1』である。

司馬によれば、ゲルマン系のオランダ人は、16世紀、世界史上最初に
“ビッグ・ビジネス”という無形の文明能力を獲得した人々で、
営利という一目的に対し、機械のように人間たちが部品化し、
自分のポジションを心得つつ、組織を稼働させてみせるという芸を
やってのけたという。

16世紀のオランダ人の文明史的な大発明で、この芸当は、
たとえばおなじ世紀のラテン系のスペイン人たちには望むべくもなく、
ときあたかも、社会は個々の自律を要求した。
たとえば銀行の書記たちが、たとえ一人でも自律的でなくなれば銀行業務
という機械運動はストップせざるをえない。

その16世紀に、スペインの無敵艦隊が英国海軍に破られた。
以後、スペインは世界から衰退する。同時に、世界はビジネスができる国と、
そのことが苦手な国にわかれるようになる。
この時期、英国はすでにおこりつつあった産業によって、ビジネスという
無形の文明的な“作用”を獲得しつつあった。
英国海軍が強かったというよりも、ビジネスが海軍にまで及んでいたと
解するほうがいいと、司馬は述べている。

後年、19世紀の初めに英国艦隊のネルソン提督がナポレオンとスペインの
連合艦隊を破った戦いでも、英国海軍の艦長たちがネルソンの意図や主題を
よく理解し、そのつど察し、手足のように動いたことが、かれらの
ビジネス文明の大いなる成果であったろうと思われる。

このことは、筆者が学ぶ経営品質やマネジメントシステムの
「リーダーシップ」や「方針や戦略の展開」といったあたりの実践事例とも
言えるであろうか。そして、英語の教科書や参考書で著名な、
ネルソンが艦上で被弾して死ぬ最後のことば“I have done my duty.”は、
英雄というよりも、忠実に職務を果たしたビジネス人のことばに相応しい。

余談だが、アイルランドといえば、忘れてならないのはビートルズの存在
である。アイルランド人が吐き出すウイットあるいはユーモアは、
死んだ鍋と言われる。相手はしばらく考えてから痛烈な皮肉もしくは揶揄
であることに気づく。

ビートルズがアメリカ公演したときの記者会見で、「ベートーグェンを
どう思う?」と聞かれたリンゴ・スターは「いいね、とにかく彼の詩がね」
と答えて記者の幼稚な質問を愚弄している。
MBE勲章をもらったときに旧軍人たちが抗議のために勲章を返上した
ときにも、「人を殺してもらったんじゃない、人を楽しませてもらったんだ」
とジョン・レノンが答えたそうだ。

なんだか、江戸っ子のきっぷの良さとやせ我慢の風情につながるような
気もして、良い心持と後味のある逸話ではないだろうか。
読者に意見を待ちたい。

  ※参考文献:司馬遼太郎(2011)
      『街道をゆく30<新装版>愛蘭土紀行T』朝日新聞出版

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■=== 【コラム/『知って得する労働基準法』<No.10>】 <寄稿>

                  神門 善三郎 z-kando@nifty.com
                   オフィス//イービジネス・コム 
                  <人事労務政策コンサルタント>

    =========================
  〜『労基法の「管理監督者」と企業の「管理職(職制)」について』〜
    =========================

労基法は、第41条2項により「事業の種類に関わらず監督若しくは管理の
地位にある者」又は「機密の事務を取扱う者」を管理監督者と定義しています。

一方、企業は、会社組織の責任者として「管理職(職制)」を任命し、
その組織の全部又は一部の事業運営と1人以上複数の部下の人事労務管理を
担務する職務(役割・責任)と権限を委任しています。

このように、労基法が定める「管理監督者」と企業が会社組織のマネジメント
を委任する「管理職((職制)」には、企業サイドの解釈と行政のあり方に
おいて見解の相違が発生する要因になっています。

そこで、労基法の管理監督者に該当するか否かは、これまでの労働判例を
参考にすることが重要になります。

労働基準監督署は労基法の「管理監督者」に該当するか否かは「役職名」
ではなく、その「職務内容」「権限と責任」「勤務様態」「その地位に
ふさわしい処遇・待遇」等の実態によって判断するよう指導しています。

1.管理監督者とは・・・

労基法並びに労働判例は「管理監督者」としての要件をつぎのように
定義しています。

1)労務管理方針の決定に参画し、労務管理上の指揮権限を持つ立場に
  あること
2)経営者と一体的な立場で職務上の権限と義務を有し、対外的、
  体内的な企業活動に従事していること
3)経営者から委譲された経営権の分担行使において、自らの裁量で
  職務と権限が行使できること
4)自己の出勤怠や労働時間の管理において、厳格な制限がない地位に
  あること
5)その地位において相応の特別な賃金(基本給と手当)や処遇・待遇が
  なされていること
 
2.管理監督者と労基法上の労働条件(労働時間・休憩時間・休日・年休)
  との関係について

労基法は次の条令は一般社員には厳守を義務づけていますが、
管理監督者は「適用除外」にしています。

1)労基法32条(労働時間)の「1日8時間、1週40時間を超えて
  労働させてはならない」
2)労基法34条(休憩時間)の「1日6時間超の場合は45分、8時間超の
  場合は60分以上の休憩を与えなければならない」
3)労基法35条(休日)の「毎週1日の法定休日を与えなければならない」
4)労基法37条(割増賃金)の「32条の法定労働時間を超え、又35条の
  法定休日に労働させた場合は、所定の割増賃金を支給しなければならない」

つまり、管理監督者は、出勤退は自己裁量の範囲とし、休憩時間はなし、
時間外・休日労働に対して賃金支給はないとしています。
但し、深夜労働は、深夜割増賃金を支給しなければならないとしています。
また、「年休」は一般社員と同様に付与されることになります。

3.管理監督者と労働組合員の関係について

管理監督者は、経営者と一体的な立場であり、労働組合に加入することは
できません。そして、労働組合がない会社の場合に適用される労基法施行
規則6条2項の「労働者の過半数を代表する社員」に選出されることができません。
しかし、この過半数を代表する社員を選出する時の手続き(投票や挙手)には
参加しても良いことになっています。(従って、「労働者の過半数」とは、
管理監督者を含む全社員の過半数ということになります)

4.管理職(職制)とは・・・

経営者が有する経営権の一部又は全部を委譲されて、経営者と一体になって
会社の組織をマネジメントする役割と権限と責任を有し、自組織の部下に
対して権限を行使できる立場あるのが管理職(職制)です。

つまり、管理職(職制)とは、経営権の分担行使者として対社内外における
企業活動を実行するために部下を直接的に指揮監督(労務管理)する地位に
ある者と解釈することができます。

そのために、会社は管理職の「資格要件」「職位と職務(職務分掌)」
「管理職登用と昇進」「賃金規則」などの権限・義務・責任や処遇等について
具体的に定めた「管理職(職制)規程」を作成し明示することが大事です。

つまり、管理職は、一般社員とは「別格の存在」であるという位置づけを
明確にするとともに、管理職としてその地位に相応しい「処遇・待遇」の
スキームを確立しておくことが大切です。

1)年俸額おいては、管理職の大半が一般社員の年俸額を超えていること
2)管理職の給与の基本給昇給テーブルは、一般社員と区別したものと
  すること
3)管理職手当は、その職制にふさわしい月額給を支給すること
  (管理職手当額は、一般社員の平均残業手当の1.25〜1.5%増以上が
  最低ライン)
4)賞与支給は、管理職独自の人事考課と支給方式を導入すること

5.ライン管理職とスタッフ管理職について

これからは、管理職に仕事を付けるのではなく、その仕事ができる管理職を
任命しなければなりません。

つまり、管理職をどこかの組織の長に任命するのではなく、会社の明日を
担い重要な使命の仕事を完遂できる「最適任の実行責任者」をそこの組織長
として任命しなければなりません。

従来のように、管理職に任命はしたものの「管理職の器ではなかった」
といった事態は、今後あってはならない時代になってしまっています。

今後、このような事態が発生した時には、管理職に推薦した上長の任命責任を
明確にすると同時に、その当事者にはきちんとした説明をしたうえで
「降格」処分を下すことが職制制度を堅持して行く上で重要です。

1)ライン管理職(プレーイングマネージャー)

「ライン管理職」は、業務の指揮監督と1人以上の部下の労務管理を行う
組織の長であり、原則として、その組織には「1人」しか存在しないことに
なります。
一般的に管理職の事例としては〔○○○課長〕〔○○○部長〕〔○○○局長
(本部長)〕等の職階名や〔○○○支社長〕〔○○○支店長〕〔○○○工場長〕
などの職名があります。 (○○○は組織名)
また、組織長の補佐として「○○○部長代理」や「○○○副部長」を置く
場合もありますが、その職名の「役割と責任」の実態が労基法の管理監督者
という視点から疑問符がつかないようにすることが大事です。

また、1つの組織内に部付部長と云われる「○○○部 部長」という肩書の
職名を持つ管理職が1人ないし複数存在する組織がありますが、
その実態は「名ばかり管理職」と労基署から指摘されないようにしなければ
なりません。

2)スタッフ管理職(企画・研究・技能職マネージャー)

まず、会社として「スタッフ管理職」の役割と位置づけを明確にして置か
なければなりません。
「スタッフ管理職」が労基法上の管理監督者として取扱うには、
その所属する組織において管理職として、やるべき「役割」「権限」「責任」を
明確にしておくことが肝要です。

今日では、ライン管理職は「プレーイングマネージャー」という役割があり、
日常において本業の業務遂行と人事労務管理を併せて担っています。
〔今日「管理業務」のみをやっている管理職は存在しません〕
従って、管理職として最重要な役割の1つである「人材育成」にまで
手が回らない事態が発生しています。

そこで「スタッフ管理職」には、自分自身で高度な専門知識や専門技能を
身に着け、それを業務に発揮すると同時に組織の部下にその専門知識や
専門技能を習得させるという、管理職がやるべき人材育成(学習・研修)担当者
として専任してもらうことも有効と考えています。

そして、ライン管理職が不在や多忙の時には、その代理として
一定レベルの労務管理業務を遂行する役割を代行することがでるように
しておくことが大事です。

従って、スタッフ管理職にもライン管理職に準じた取り扱いと処遇・待遇を
することになります。  

3)今後、ライン管理職にもスタッフ管理職にも「名ばかり管理職」は
  つくらないこと

これからの企業経営の中枢軸は仕事にプロフェッショナル意識を持って
行動する「管理職」の存在です。

これからは、勤続年数や年齢を加味した登用や残業代を管理職手当で
相殺する時代ではありません。
これからは、会社の次世代を担う「人財」を管理職に登用しなければ
会社に未来はありません。

★次回は「職制(管理職)の権限と義務について」の予定です。

  ※本連載のバックナンバーは以下から
     ==> http://www.tru-solutions.jp/tru-190.htm#kando

 <著者略歴> 神門 善三郎 (かんど ぜんざぶろう)
   社会調査研究所、第一広告社などでマーケティング部門のみならず
   人事労務・情報システム・財務経理などの責任者を歴任。
   2003年からは、人事労務政策や関連諸制度の導入・改訂・運営
   管理に関するコンサルティングや教育研修などを実施してきている。
   http://www.tru-solutions.jp/TRU_Consultants_00_Kando.pdf

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■=== 【コラム/『ブランディングの時代』<#21>】   <寄稿>

                    繁 浩太郎/オフィスSHIGE
                     sharp5beat@gmail.com
                  ※もとHONDA RAD(商品統括責任者)
                  現在は、モータージャーナリストや
                   ブランドコンサルとして活躍中

    〜 クルマの整備の変化 〜

クルマの整備士が3割減!自動車安全に深刻な危機???

週刊ダイヤモンドのWebニュースで表題の見出しを見つけた。
読んでみると、・・・

自動車業界が頭を悩ませる問題が浮上している。自動車整備士の人材不足が
あらわになっているのだ。今後、電動化や自動運転といった先進技術に
対応できなくなる零細の整備工場が増えるのは間違いない。
行政や業界の無為無策が続けば、自動車の安全性を揺るがす問題につながる
だけに事態は深刻だ。
「10年後には整備不良の車が公道を走りかねない」
ある自動車メーカー社員は、そう危機感をあらわにする。
・・・とあった。

確かに、整備士の数は減少しているようだ。
しかし、これが「10年後には整備不良の車が公道を走りかねない」に
直結するだろうか???

私は、いわゆる「車検」さえそんなに必要だとは思わない。

勿論、ユーザーではわかりかねる機械や電気のことなどを点検整備して
もらえるのは、ありがたいし、周りに迷惑をかけるある一定の改造車の抑制
にもつながっているので、全面否定をするつもりはない。

ただ、クルマの耐久性能は飛躍的に向上し、簡単に言うと、
日本で10年10万キロ走ったクルマが、海外(新興国)に輸出され、
その先で日本車は壊れにくいからと高値で取引され、
クルマとしての第二の人生を生きている。

私は、あまりタクシーに乗らないが、乗ったら必ず運転手さんに
「このクルマ何万キロ走っていますか?」「今までの故障は?」とたずねる。

この答えは、バラツキは勿論あるが、丸めると都内で1〜3年、20〜万キロ。
そのクルマが地方のタクシーに天下りして、50〜60〜万キロ、
5年〜8年程度のクルマ人生をおくるようだ。

故障は、一声でほとんどなし。あっても「ステアリングのウレタンがツルツル
になって、交換した」などのような故障レベルでなく、
「トランスミッション交換」というのもあるが、これも故障レベルとは
言いにくく、ほとんど故障はないようだ。

タクシーは毎年車検を実施されているからかも知れないが、
とにかく一般のユーザーよりも過酷に使用されていても、
数十万キロ、50〜60万キロは大丈夫そうだ。

一方、海外(新興国)に出たクルマには車検はないが、
日本車が高値で取引されるという事は、その耐久品質が良いということの
裏付けになると思う。

あと、昔は、クルマは機械モノだった。
と過去形になるのは、今ではクルマは確かに機械モノには代わりはないが、
実際にエンジンなどは、コンピューターがないと回らない。
ヘッドライトなどもそうだ。

つまり、今のクルマ機能はほぼコンピューターで制御されている。

これの意味するところは、「クルマはコンピューター無しで動かない」
ということだ。
そうなると、当然点検整備も変わってきている。

昔のクルマが機械の時代には「クルマの整備も見てわかるもの」が多かったが、
いまでは「診断機」なしに点検整備は出来ない。
これは、クルマがコンピューターで制御されているため、
故障箇所をみつけるのも、コンピューターが必要になると言うことだ。

つまり、「エンジンがかからない」という故障の時、
昔は点火系や燃料系などをたどっていって故障箇所を見つけたが、
今は「診断機」をつなぐことにより、そのディスプレイ上に故障箇所が表示
されて、さらにその部品自体をバラして修理するのでなく、
ほとんどASSY交換つまり関連部品を全取っ替えしてしまう。

変な話だが、クルマの整備マンのスキルは昔と変わってきて、
勘や経験はあまり要らないのかも知れない。
また、これは整備にかける工数ダウンも意味している。

結果「次の担い手」が減ること自体は当たり前なのだ。

また、クルマも販売台数は下降だし、保有は伸びているが地方の足としての
クルマがEVなどに代わっていくと、いわゆる「自動車整備」ニーズは
ますます下がると言うことになる。

  ※繁浩太郎の自動車とクルマ社会ブログ
    ==> http://blog.goo.ne.jp/sharp5guitar

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■=== 【コラム/『本当にやるべきことは何か?』】 <寄稿>

                         広川 智理
                     (株)プラッサム 代表取締役
                      http://plussome.co.jp/

   〜 質問力向上超入門/お客様の事業概要の理解 〜

ここでいう「お客様」には、IT部門や情報システム子会社から見たユーザー
部門も含みますので、その視点でもお読み下さい。

★簡単な情報収集

まずお客様の事業概要を知ろうとすると、インターネット上のホームページに
公開されている各種情報から、経営方針等を含め、その事業の概要を簡単に
知ることができるようになっています。

同じくホームページ上に公開されている「IR(Investor Relations)情報」を
見るともっと詳しい情報が得られます。
自社のIR情報すら見たことがない人もいるかもしれませんが、
ぜひ一度は読んでみましょう。その情報の豊富さに驚くと思います。

それらの情報を基に、お客様の対象事業の製品群やサービス群の全体像、
個別の製品、サービス、活用されている技術等を知ると、
少し前でご紹介した「ビジネス関連一般知識の修得」内容に関連づけられて、
その事業のおかれている環境や競合がもっと見えてきます。

IR情報を見ると、お客様の経営全体の概況や事業領域(セグメント)単位の
状況、個別の事業ごとの事業環境や売上高、変動等を知ることができます。

ひょっとするとヒアリング相手となるお客様がご存じない情報を得ることも
可能になります。

資本金や借入金の増減、その使途等いろいろなことを知ることも出来ます。
少なくとも経営者が置かれている現状や課題を知ることができ、
ヒアリングの際の柱の一つとして置くことが出来ます。

また、ホームページに組織の概略図を掲載している企業もあり、
それによって組織の概要を知ることも出来ますし、その企業におけるIT部門
の位置づけも知ることが出来ます。

IT部門が企画グループの中にあるのか、経理や総務の間接業務グループに
属しているのか、あるいは別の位置に記載されているのか、
それらの何番目に記載されているかによって、経営者から見たIT部門の
位置づけや期待を知ることも出来ます。これはなかなか面白いですよ。

ここまで知識が増えると、そのお客様とお客様の競合企業の事業運営の違いも
知りたくなるでしょう。

時間を作って対象事業の競合複数社についても同様に調べてみましょう。
何か新しい発見があるはずです。

お客様のその事業と競合の事業の位置づけの違いや、お客様の競合に対する
差別化要素等についても何かの気づきが得られるでしょう。
こうした知識は要求定義の際に間違いなく活用できます。

★皆さんは「SWOT分析」という手法をご存じでしょうか?

その通り、企業に内在する強み(Strength)と弱み(Weakness)、企業の外に
存在する機会(Opportunity)と脅威(Threat)をクロスさせて整理して、
経営環境を把握し最適な戦略を策定するために活用します。

SWOT分析については、ネット上に多数の情報がありますので、
そちらを参考にして頂ければと思います。

多くの皆さんはお客様の企業内にいる訳ではありませんので、
正しい分析を行うための強みと弱みに関する十分な情報は保有していないと
思いますが、ここまでのところで得られた情報や感覚を基に、
お客様に会う前に対象事業の強みと弱み、機会と脅威を皆さんなりに分析
(整理)しておきましょう。

特に、機会と強みの交点、脅威と弱みの交点がしっかり頭に入っていると、
お客様にも「こいつは勉強しているな」と信頼を得ることにつながります。

★ヒアリングを成功させるための『下地作り』

次は、いよいよお客様(窓口になられている方)からの事前の情報収集です。

お客様との会話の流れで、質問する順番は変わるでしょうが、
要求定義、要件定義のために事前情報として仕入れておいた方が良い情報の
1つが組織に関する情報です。

ホームページにどこまで詳細な組織図が掲載されているかは別にして、
対象事業や対象業務の関連部署や拠点に関する具体的な情報は有効です。
これにより、ヒアリングすべき対象組織の範囲が見えるようになります。

そして、対象事業や業務に現在どのような問題や課題を抱えており、
それらを現時点でどのように解決しようと考えているのかを聞き出しましょう。

ヒアリングを通して、全く別の課題が見つかり、別の解決方法を取ることに
なるかもしれませんが、その時点での相手(窓口の方)の思いや考えを
しっかり聞き出して理解しておくことが必要です。

新規のITシステムを構築するにせよ、現行のシステムを再構築するにせよ、
多くのシステムは単独ではなく、他のシステムと連携をとります。

少なくともどのようなシステムとどのようなデータ連携をとる必要があるのか
を知り、ヒアリングの相手先としてその管理部門をリストに載せることも
必要です。
相手が気付いていない、あるいは見落としているシステムがあるかもしれません。
できれば情報システムの全体図を見せてもらうと良いでしょう。

既存の情報システムがあれば、そのシステムの事業や業務への貢献度合いや
不満を具体的に聞き出すことによって、相手から聞いていなかった別の問題や
課題の一片を見つけることも可能になります。

以上で、
事業の概要と現行の事業や業務、情報システムの問題と課題の
おおよその部分が理解できるでしょう。

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 ・対象者との面談とフィードバックからのアドバイスと改善
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■=== 【セミナー/『エフタイム:新春セミナー&新年交流会開催(2/1)』】

平素より格別の御支援を誠に有り難うございます。
本日は2017年2月1日(水)に開催を予定しております
「2017年 Ftime新春セミナー&新年交流会」のご案内をさせていただきます。

2017年の新春にあたりまして「IoT、AIが示す未来のビジネス」と題しまして、
セミナー・新年交流会を開催させて頂きます。

AI、IoT、クラウド、ビッグ・データ、ソーシャル、モバイル・・・等の言葉が
メディアに大きく取り上げられるようになり、
今まさに、IT業界は大きな転換点を迎えていると言っても過言ではありません。
お客様におかれましても、今後の戦略を考える重要な時期に来ているのでは
ないでしょうか。

Ftimeとしましては、皆様にまず、2017年のIT環境がどのように変化していく
のかを正しく見極めて頂く必要があると考えました。
その上で、今回はAIとIoTを取り上げまして、今後の皆様方のビジネスの
ヒントになればと考え、本セミナーを企画させて頂きました。

新年交流会(懇親会)からのご参加も歓迎致します。
新年交流会のみのご参加の場合は、申し込みのサイトも分かれておりますので、
ご注意ください。

申し込みWeb サイト==> http://ftime.seminar-event.info

皆様のご参加を心よりお待ちしております。
                        株式会社エフタイム
                          営業推進部
【開催概要】

日 程:2017年2月1日(水)
     ・セミナー  15:00〜18:00 (受付開始 14:30〜)
     ・新年交流会 18:00〜19:30 (受付開始 17:30〜)

会 場:東京コンファレンスセンター・品川 
      http://www.tokyo-cc.co.jp/access_shinagawa.html

定 員 :100名 (定員になり次第締め切らせて頂きます)

参加費:無料

≪第1部≫  15:00〜

1.【基調講演】
- オープンとデジタルのイノベーション
   〜 IoT、AIは もはやインフラとなる 〜
       (株)BCN 週刊BCN 編集長  畔上 文昭 様
2.【先進システム・事例のご紹介】
- Infoteria Simplify IoT
   〜 戦略的IoTシステム連携でビジネスの明日を創造する 〜
    インフォテリア(株) ASTERIA事業本部
             マーケティング部長  垂見 智真 様
3.日本HP 2017年の戦略   
- (株)日本HP 2017の戦略のご紹介

4.日本ヒューレット・パッカード 2017年の戦略
- 日本ヒューレット・パッカード(株) 2017年の戦略のご紹介

5.(株)エフタイム 新年のご挨拶と取り組みについて

≪第2部≫  18:00〜 新年交流会 

  ※当日のプログラムは事情により変更される場合がございます。
   予めご了承ください。

★関西の方々にはコチラを!

 Ftime新春セミナー&新年交流会 (大阪開催)
 2017年皆様と関西を元気に!今年は「Internet of Things」をビジネスに!

 2017年2月7日(火)
    ・セミナー  15:20〜18:00(受付開始 15:00〜)   
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  <STEP-1> 事業環境の分析〜課題抽出〜ビジョン&目標設定
  <STEP-2> 目標達成のためのロードマップの策定と浸透
  <STEP-3> チームビルドのための能力向上策や風土革新策の実施
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■=== 【F+S Forum/開催日程】

 ★☆★ 各地の新規メンバー勧誘を是非ともお願いします ★☆★
 (F+S紹介==> http://www.tru-solutions.jp/F+S_Forum.htm)
   直近日程に参加できなくとも今後のご案内が可能な方へは
   今後ご案内差し上げますので事務局まで御連絡ください。

◆開催予定:

・東 京【第188回】2月8日(水)講演会+交流会@会場未定

    特別講演会:早川弘道(藤光樹脂)さんが市場開拓に奔走されている
          ビジネス向けに開発されたSNS=「OiTalk」の御紹介と
          拡販に皆さんのお知恵拝借のお願いです。

        ※「Oitalk」:セキュリティに優れたオープン型SNS機能と
         閉鎖型SNS機能が一つに統合され、企業で安全にSNSを
         活用するために開発された"統合SNSプラットフォーム"です。

・広 島【第39回】 3月10日(金)講演会+交流会@立町「La Chic」
            〜11日(土):GOLF@会場未定

    特別講演会:講師検討中です・・・乞う御期待!

◆開催実績:

・東 京【第187回】12月8日(木):忘年会@赤坂「エルカミーノ」

    36名の参加で、バンド演奏を中心に楽しんで頂きました。
    年間表彰式、飛び入り歌合戦、プレゼント配布
    F+Sバンドの「♭+#」&SHIGE、バンド出演!!
    今年もF+S特製「よしや」の「どら焼き」が参加賞でした!(*^_^*)!

   ※各種商品を御提供いただいた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
     (北田様、上妻様、伊東様、繁様、柳堀様)

・広 島【第38回】 12月9日(金):忘年会+講演会@立町「La Chic」
    特別講演会:現役モデルでイメージコンサルタントでも御活躍の
          「こすも」さん(パルブライト)にお願いしました!
            〜10日(土):GOLF@本郷CC

    23名の参加、「こすも」さんのお話しに目からウロコ!
    チョッとしたことでイメージが変わることに驚きが。
    交流会では、サックス演奏にMitsukoさんの歌など盛りだくさん!
    今年最後の交流会を大いに楽しんでいただきました。

◆【広島】BSC実践活用講座<シーズン2> !好評開催中!

 実践活用講座<シーズン2>も第4回(1/13)を迎えます。
 いよいよBSCのメインの「戦略マップ」作成で佳境に入ります。
 今からでも参加登録を!!参加募集中!!
  ==> http://www.pc-agent.net/BSC/

 ※オリエンテーション<シーズン2>開催概要説明はコチラから
  ==> http://www.TRU-Solutions.jp/BSC_PCAS_Hiroshima2_2016.pdf

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  「人が創る」を合い言葉に、「F+S Forum」を通じてより良い社会へ
       http://www.TRU-Solutions.jp/F+S_Forum.htm
   参加者のご紹介や【F+S Flash】のバックナンバーは上記URLで
  各種有益な情報提供やイベント等の告知があればお知らせください
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

編集後記: 毎年のことながら12月はせわしない!バタバタしてたら年末が
目の前に迫ってしまっていました。今回の「F+S Flash」は、いつもにも増して
長文になってしまいました。ほとんどの企業が明日28日で御用仕舞いですね。
2016年申年もイロイロありました。読売新聞の「読者が選ぶ十大ニュース」
によると、【1位】熊本地震、【2位】都知事に小池氏、【3位】リオ五輪。
めでたい話だと、今年もノーベル賞受賞!でも、なんと言っても年末の最大の
出来事は、SMAP解散!4時間半にわたるフジテレビの放送を見てしまいま
した(*^_^*)。どうでもいいと思ったのですが他に見る番組がありませんでした。
何カ所もリアルタイムで見たスマスマの場面が出てきて懐かしかったですよね。
私はやったことがないですが、7月には『ポケモンGO』が日本配信を開始で、
すごいことになりました。10月には、ピコ太郎の「PPAP」が世界134ヵ国に
同時配信で世界中で「ペンパイナッポーアッポーペン」。日本人の「I have a pen」
が通じた珍事です。豊洲問題に東京五輪問題、結局は単なる小池ショーなのか?
地震や台風等の自然災害を除いては、まあ日本は平和だったということですね。
さ〜て、2017年酉年は、どんな年になるんだろうか?東京大地震が来ない
ことを祈ります!あとは、健康で!年金下げるな!仕事くれ!かな?(*^_^*)?
本年も大変お世話になりました。皆様にとって健康で良い年をお迎えください。

※2016年の読者が選ぶ十大ニュース/読売新聞/
  ==> http://www.yomiuri.co.jp/feature/top10news/

★「F+S Forum」の"F"と"S"って何?という質問がありましたので説明です。

 "F+S"は、"Flexible and Sensitive"の頭文字です。
 会の名称を考えた時に、「ひと(人)の親睦+交流を目指したい」ことから
 頭の柔らかい柔軟性があり創造的な人達の集まりであって欲しいという
 希望から名付けました。"FreeTalking and Sake"という人もいます。
 "F+S"と書きますが"エフ・アンド・エス"と読みます。
 ちなみに、東京のF+Sバンドも"エフ・アンド・エス"="♭+#"です。

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 ・「バランス・スコアカード(BSC)研修(基礎編/実践編)」戦略構築
 ・「ステークホールダー・マネジメント強化研修」視点間のギャップ分析
 ・「問題感知・課題発見力強化研修」発想力強化、フレームワーク構築
 ・「マネジメントスタイル革新研修」360度評価で行動変革と組織強化
 ・「コーチング研修(基礎編/実践編)」戦略的アプローチで確実な成果
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    ※当社の研修の特徴:
      1)全て・・・考えるワークショップ型
      2)全て・・・気付きを促す自己変革型
      3)全て・・・実践に即結びつくコミットメント型
      4)全て・・・小難しい理論排除のシンプル型
    ※1社研修を御希望の場合は気軽にお問い合わせ下さい。
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