★経緯は・・・ 10/6の発症(背中に刺すような強烈な痛み)から1週間以上かかって、 |
<病名> | 「大動脈乖離」=「乖離性大動脈瘤」 | 大動脈解離(大動脈乖離とも、だいどうみゃくかいり、Aortic dissection)とは、なんらかのきっかけによって、3層構造を作っている大動脈のうち真ん中の層の膜(中膜)に血流が入り込んでしまい、層構造が別々に剥がれていく(解離してしまう)病気である。解離によって生じた空間は仮性動脈瘤となるため、大動脈瘤の一種として分類されることがあり、別名を解離性大動脈瘤と言う。 |
<雑感> | 10月6日の「発症」から本当の「病名」が判明するまで9日間もかかってしまいましたが、予測した中では最悪のシナリオになってしまいました。 親父が60歳後半に全く同じ「大動脈乖離」を発症し、外科手術に始まり、カテーテルでのステント挿入手術も6〜7回もやっていました。 もう20年近く前で、カテーテルでの施術が国内でも珍しく、試行錯誤しながら医師の方々が苦労されている姿を見ていました。 で、それと同じ病気にかかるなんて思いもしませんでした。 |
「病名」の判明が遅れた原因は、・動脈の太さの変化が無かった・血圧や心電図などへの異常値が出なかった、ためだと思われます。最初の接点が心臓・血管系の医師だと違う判断があったかもしれませんが、・・・親父の場合はもっと時間がたってしまっていたので、なかなか判断が難しいのかも? |
★大動脈乖離に対するQ&A | ★心臓血管外科 最前線情報 |
http://homepage3.nifty.com/mickeym/No.201_300/291dai-hakuri.html
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http://www.cardio-vasc.com/index.html
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Q1:大動脈解離はどのような病気ですか? | |
A1:40〜70歳の男性に最も多く見られます。大動脈解離は、10,000人におよそ2人の割合で発生します。大動脈解離は別名「解離性大動脈瘤」とも呼ばれております。20世紀の大スター石原裕次郎さんがこの病気になったことで一躍有名になりました。 | |
Q2:大動脈解離はどのような特徴を持っていますか? | |
A2:大動脈の壁はバウムクーヘンの様に3層構造から成り、血液が流れる内側から内膜、中膜、外膜と呼びます。その内膜が裂かれて、裂けた穴に血流が勢いよく流れ込むために、内膜と中膜が引きはがされるので、ものすごい激痛を訴えます。多くは大動脈の内壁の開裂または損傷が原因と考えられます。大動脈解離の原因は、外傷、感染などが考えられますが、先天的に大動脈が弱くなっているマルファン症候群では、高頻度に起こります。外傷性障害による大動脈解離もあり、自動車事故で胸腹部を打ちつけることが主な原因の一つです。危険因子として、動脈硬化症と高血圧があります。胸腹部から聴診すると、大動脈上で、噴出するような心臓の異常音が聞こえます。大動脈が破裂すると、急激な失血、ショックなどで半数が死亡します。 | |
Q3:大動脈解離の症状にはどのようなものがありますか? | |
A3:突然の鋭い突き刺すような、引き裂くような、切り裂くような胸痛がおこります。この痛みは胸骨下、肩甲骨下、背中、肩、首、腕、などへ走り放散します。不安、蒼白、速脈、大量の発汗、乾繰した皮膚・口腔、口渇、悪心、嘔吐、めまい、失神、息切れ、呼吸困難などがみられます。 | |
Q4:大動脈解離の診断はどのようにしますか? | |
A4:大動脈造影、MRI、CTスキャン、心エコー図、胸部レントゲン、超音波検査などの画像診断で行います。心電図検査も必要です。血算を実施して、出血の程度をみることも必要です。 | |
Q5:大動脈解離の治療法はどうなっていますか? | |
A5:高血圧を下げるために降圧剤、激痛には鎮痛剤が必要です。大動脈の解離した部分を修復、置換する大手術を実施します。大動脈解離が起こると、大動脈が破裂する危険性が大となります。破裂する前に修復、置換手術が必要です。 | |
日付 | 時刻 | 症状 | 診断 | 診療科 | |
2009/12/1 | 火 | PM | 外来診療 | ||
2009/11/16 | 月 | PM | 検査のみ | 下肢CT造影検査 | |
2009/11/1 | 日 | <退院> | |||
2009/10/31 | 土 | ||||
2009/10/30 | 金 | 心電図のセンサーが外れた | |||
2009/10/29 | 木 | 動脈硬化検査(四肢圧変移) | |||
2009/10/28 | 水 | 31日に退院方向 | 造影CT+レントゲン+血液検査 | ||
2009/10/27 | 火 | <シャワー+洗髪> | |||
2009/10/26 | 月 | 階下の売店(コンビニ)までの徒歩移動とシャワーも許可になった。 | レントゲン+血液検査+尿検査。 | ||
2009/10/25 | 日 | ||||
2009/10/24 | 土 | <洗髪> | |||
2009/10/23 | 金 | レントゲン(1階)のついでに2階の公園へ(久しぶりの外の空気、晴天で気持ちよかった)看護師に連れて行ってもらった。 食堂まで(20mに)徒歩移動可能になった。 |
レントゲン+血液検査。 | ||
2009/10/22 | 木 | ||||
2009/10/21 | 水 | ようやく、病室を出てナースステーションまで歩いて良い、 (といっても10mですが)許可が出ました。 |
レントゲン+血液検査。 | ||
2009/10/20 | 火 | 今朝から点滴が無くなりました。 やっぱりヒモ付きで無い方が楽ですねえ(*^_^*) <洗髪> |
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2009/10/19 | 月 | (見舞い客と話していたりすると血圧が上がります) | 乖離に伴う炎症反応はだいぶ下がってきたらしい | ||
2009/10/18 | 日 | 8:00 | 今朝で、点滴で入れていた降圧薬が外れた | 現在は、104前後 | |
2009/10/17 | 土 | 今日から、ベッドから降りて部屋の中のトイレに行ける | |||
2009/10/16 | 金 | 前夜は、発症以来はじめて朝まで熟睡できた。 <洗髪> | 目標血圧は、110〜100だそうです。(現在は、120程度) レントゲン+血液検査。 |
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2009/10/15 | 木 | 夜に「6日以来はじめて、9日ぶりに便通あり」 |
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2009/10/14 | 16:00 | NTT東日本 関東病院 (旧:関東逓信病院) 5B病棟3号室 http://www.ntt-east.co.jp/kmc/ 東京都品川区東五反田5-9-22 〒141-8625 TEL:03-3448-6305 |
レントゲン+血液検査。 持参資料検証の結果・・・しばらく様子を見ることに。 (私の場合、すでに発症以来1週間以上経過しており緊急度が高くないと判断し(本当にひどい状態だと1週間も生きてられない) とりあえず絶対安静で血圧を低く抑えながら様子見、 来週あるいは再来週には再検査をして、自然治癒路線か手術路線かを決めるようです。) |
循環器内科 | |
2009/10/14 | 12:30 | 厚生中央病院 全国土木建築国民健康保険組合 http://kohseichuo.jp/ 東京都目黒区三田1-11-7 〒153-8581 TEL:03-3713-2141 |
厚生中央病院では、緊急外科手術への対応ができないので、 転院先の病院探す。 ==>対応先として、NTT東日本関東病院(心臓血管科)に決定。 |
循環器内科 | |
2009/10/14 | 水 | 9:30 | MRI撮影。動脈の異常の可能性発見のため、 造影CT画像を撮影。 ==>12:30「大動脈乖離」確定のため循環器内科へ |
整形外科 | |
2009/10/13 | 11:00 | 超音波エコー検査。 特に異常は認められないので、整形でのMRIを勧められる。 |
泌尿器科 | ||
2009/10/13 | 火 | 9:00 | 血液検査+尿検査。 炎症反応等は収まっているが、腰に違和感があるので、泌尿器科での検査を勧められる。 |
総合内科 | |
2009/10/12 | 月 | 空腹感が感じるようになり、食事が少しできるようになる。 (これまでは、空腹感も無く、ほんの少量で十分だった) |
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2009/10/11 | 日 | この日あたりから、 痛み止めが無くても夜が寝られるようになってきた。 |
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2009/10/10 | 土 | ||||
2009/10/9 | 金 | ||||
2009/10/8 | 木 | 9:00 | 血液検査+尿検査+胸部CT 胸部CTからは異常が認められないが、血液が尿に少量出ているのと炎症マーカーが高いので、まずは炎症を治ようめと、「抗生物質(5日分)」を処方される。 |
総合内科 | |
2009/10/7 | 水 | 鋭い痛みから「鈍痛」への変化、とともに痛い場所が上から下へ、という変化が出てきたので、内科系受診を==> | |||
2009/10/6 | 20:30 | あまりに痛みが強いので、夜間外来(整形外科へ)、内科的な可能性もあるので・・・とも言われる | 心電図+レントゲン。 異常が認められず、痛み止めとシップ薬で様子見の結論。 |
整形外科 | |
2009/10/6 | 19:30 | タクシーを降り家までの徒歩区間で「身体の中央で違和感は感じる」。帰宅後、横になろうとするも、痛みが強くなり、横になってもじっとし照られない状況に徐々になってくる。 | 時間で落ち着きそうもないので厚生中央病院へ。 | ||
2009/10/6 | 火 | 19:00 | 客先で飲んでいる最中に「背中に刺すような痛みが走る」。痛みは数分で治まるも、「冷や汗」が出てくる。 | 10〜15分で落ち着いてきたところで、三田からタクシーで帰宅。 | |